2015/04/05 (日) 「休み明けで太め残り」とか「不良馬場に足を取られて」なんて言い訳している馬は最強馬とは呼べない。それらを物ともしないのが最強の証。 産経大阪杯（阪神芝2000m、G�U） 天皇賞（春）、そして安田記念の有力ステップレースとして毎年多くのG�T馬が参戦するこのレース。時には本番よりも豪華なメンバーが揃う事も多く、今年も6頭ものG�T馬が出走して来ました。 とりわけ注目を集めるのは長期休養明けから叩き2戦目のキズナ。前走の京都記念は馬体重＋22kgという事もあって追い込み届かず3着に敗れたものの、その剛脚が健在である事をアピールする内容でもあり、今回は単勝1.4倍と圧倒的な支持を集めています。 しかしこのキズナの完全復活にまさに水を差しているのが降雨。馬場が不良まで悪化する程の雨量で、ディープインパクト産駒特有の切れ味を身上とするキズナにとって、これは他の5頭のG�T馬よりも最大の敵となりそうです。 そこで今回は◎はキズナではなく、牝馬のラキシス（4番人気）を指名。重馬場は2年前のエリザベス女王杯（2着）でこなしている事、オールカマー2着等で古馬牡馬相手でも戦える事を既に証明している事、昨年末から好調続きで今回もベストの出来である事、鞍上のルメールがようやく騎乗停止明けとなって奮起している事など、今回は思い切って本命抜擢出来る要素が多いです。 ◯もこれまた穴を狙って、8番人気のデウスウルトとします。長い休養期間もあって7歳になってようやく完成して来たこの馬、重賞でも相手なりに走れる強さ、鞍上川田との相性の良さ、昨今良績が多いキングカメハメハ×サンデーサイレンスの配合が魅力です。 キズナは▲評価まで。以下、この馬場だけに逃げ残りが十分狙えるカレンブラックヒル、順調に使われて来ているロゴタイプ、重馬場実績から無視出来ないショウナンパンドラが相手。人気馬では今回完全にトライアル仕様の上、この馬場での追い込みはキズナ以上に難しそうなスピルバーグと、馬場が渋ると全くと言って良いほどダメになるエアソミュールを切っています。 馬券は◎1頭軸三連複流しと、◯1頭軸三連複流し。結果・・・ . これがルメールの本気！直線力強く抜け出し、必死に追いすがるキズナを2馬身ちぎっての勝利！不安的中のキズナは追い込み届かず2着までで単勝1.4倍を裏切る形に。そして3着・4着はこの馬場は不利と言われていたエアソミュールとスピルバーグが地力で入線！／(^o^)＼ﾅﾝﾃｺｯﾀｲ つーか、メインレースまでの流れを観ていても、不良馬場とは言え決して追い込みが効かない馬場じゃなかったんですよ。それで勝ち切れないのはキズナの限界のような気もします。つーか、圧倒的人気の武豊の馬をルメールが押さえて勝利って、ハーツクライがディープインパクトを倒した有馬記念を思い出しますね。 キズナはこの後どうするんでしょう・・・天皇賞（春）に行ってもやっぱり2･3着のような気がしなくもないような。 ダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1600m、G�V） こちらは毎年「残念産経大阪杯」的なメンバーになるハンデG�V戦。それでも安田記念に向けてのステップレースとして、そこそこ重要なレースだったりします。 今年の注目は重賞未勝利ながら、明け4歳となって本格化して来たモーリスの走り。出負け癖があるものの、今年に入っての転厩＆休養明けの2戦を圧巻のレースで制し、重賞のここでも堂々1番人気。出負けさえしなければ最も勝利に近い馬です。2番人気以下は重賞に今一歩手が届かない馬たち＆重賞勝利が過去の栄光になっている馬たちで正直どんぐりの背比べ。なので馬券はモーリス1頭軸から三連複を手広く。相手はマイネルメリエンダ・シャイニープリンス・フラアンジェリコ・ラインスピリット・クラリティシチー・エキストラエンドの6頭。12番人気・13番人気まで手広くカバーしています。 結果・・・ . 出遅れもなんのその！モーリスが2着以下をブッちぎってこれまた圧巻の勝利！2着以下はまさに混戦なれど、穴馬のインパルスヒーローが3着に滑り込んで馬券は悔しい三連複1-2-4着・・・。こちらも先行馬が崩れて追い込み勢による決着になりましたね。しかし今後も注目すべきはモーリスだけかなぁ、とも言えるレースでした。 さて、来週はいよいよ桜花賞。だいぶ桜は散っちゃってると思うけどな！ｗ 勿論注目はきさらぎ賞から直行のルージュバックですが、トライアル組からも有力馬が登場しているし、単勝は3倍くらいになるんでしょうか？ あと、何気に土曜の阪神牝馬Sもメイショウマンボやホエールキャプチャなどの大物が参戦するみたいですよ！ 本日のＢＧＭ：DANCE! おジャ魔女（『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』ＯＰ）

2015/04/04 (土) 今期新作アニメ8本目〜11本目！ 『終わりのセラフ』　評価：C 腐女子向け作品かと思って事前ノーチェックだったんですが、制作は『進撃の巨人』のWIT STUDIOなんですね。もっともあそこもGレコとローリングガールズでちょっと評価下がり気味ですが。 未知のウィルスで14歳以上の人類がほぼ死滅し、残った子どもたちは地に住まう吸血鬼たちによって血液牧場として家畜のような扱いをされているという、『進撃の巨人』にも通じる絶望的な世界観。そんな吸血鬼たちに立ち向かう人類最後の希望「帝鬼軍」・・・あぁ、やっぱ『進撃の巨人』だｗ 1話目から子どもたちが次々と惨殺されるシーンがあったりと、なかなかにチャレンジブルな作り。ちなみに分割2クールで、2期目は10月からの放送が決定しています。 『ガンスリンガーストラトス』　評価：E 知人が勘違いしていたみたいですが、『ガンスリンガーガール』のスピンオフでも、『IS<インフィニット・ストラトス>』の外伝でも何でもないのでｗ 原作はシナリオ原案を虚淵玄氏が手掛けた事で知られるアーケードゲームです。 しかし・・・アクション作品なのに1話から作画も動画もグダグダ。今期のA-1 Picturesはどうしちゃったのか・・・。ヒロインキャラは可愛くないし、戦闘シーンは見辛いし、残念ながら褒める所を探すのが難しいです。このまま1話切りで良いかな・・・というのが今のところの印象です。 『Fate/stay night【Unlimited Blade Works】 第2期』　評価：S まぁこれは別格扱いなので、2期目もキャプ感想マラソンを行う予定です。え？1期目のマラソンはちゃんと終わらせてますよ？（3月末にｗ） 2期は囚われのセイバーさんの調教シーンという素敵シチュエーションから。まぁ忘れがちですが原作はエロゲですしね。しかしドレスのスカートをまくられて、セイバーは何をされているんでしょうね？（しれっと） 士郎を置いて夜の街に消えて行った凛とアーチャー・・・ですが、そのままキャスターを倒しに行った訳ではなかったようで、凛は公園で居眠り＝そこにコートをかけてあげるアーチャーは良いお母さんになれますね（家事面も含めて）。 襲撃を受けた言峰教会に足を運んだ凛とアーチャーは、そこで血だまりを見付けて綺礼が死んだ事になっていると知ります。しかしあの綺礼がキャスターの放ったクリーチャー如きに殺されるタマですかね？後の会話で死体は確認されてない事が判明するので、120%雲隠れしているようです。 さて、対キャスター戦の戦術を組み立てた上で改めて戦いを挑みに来た凛とアーチャー。主目的がセイバーの救出ってのが泣かせます。何だかんだで「士郎のため」というのが今の凛の行動原理になってしまってます。そしてその場にこっそり追って来た士郎・・・やっぱ男の子だねぇ。 手筈通りに戦端を開く凛ですが、ここで何とアーチャーが凛を裏切ってキャスター側に付く大誤算！勿論アーチャーには何か考えがあっての事でしょうが・・・ 最初は訝しがるものの、アーチャーを仲間に加えるキャスター。凛の危機に思わず飛び出して来た士郎共々これを葬ろうとするキャスターですが、ここは降伏の条件として2人を見逃すように伝えるアーチャー。やはり何か策があるようです。 それを知ってか知らずかその場から退散を余儀なくされる凛と士郎。信頼していた相棒に裏切られた凛は、士郎の無謀を咎めながらも来てくれた事には素直に感謝しているようで。 あー、凛ちゃん泣いちゃった！もう、こんな勝ち気な娘の涙なんて、どんな武器よりも強いに決まってるじゃないですか！！ 泣き顔を見せないように背を向けながらの2人の会話。士郎は学校でランサーの槍に貫かれた後、凛が宝石を使って自分を助けてくれた事の感謝を伝えると共に、聖杯戦争が始まる前から凛に憧れていた事を告白・・・って、相手が傷付いている＆自分に感謝の好意を持っている状態での告白って、朴念仁の士郎さんにしては女心の攻略ポイントをよく分かってらっしゃる！しかも満天の星空の下でとか・・・このまま青姦コースじゃないですか♪尚、原作ではこの後滅茶苦茶セッ（ｒｙ　しかもこの間、セイバーさんの調教は着々と進んでいるとか・・・まさにこれ何てエロゲ！（エロゲだよ） 『プラスティック・メモリーズ』　評価：B 『STEINS;GATE』の林直孝氏が手掛ける完全オリジナル作品で、キャラ原案に『IS<インフィニット・ストラトス>』のokiura氏、制作に『GJ部』『月刊少女野崎くん』『ゆるゆり』『未確認で進行形』などで評価急上昇中の動画工房と、かなり期待が持てる布陣です。 寿命が設定されたアンドロイドと人間の交流がメインで、1話から意外と泣かせる構成となっています。しかもキャラ可愛い＆作画はさすがの動画工房で、クォリティは今期屈指。土曜夜は『終わりのセラフ』『Fate/stay night【Unlimited Blade Works】2期』『プラスティック・メモリーズ』、そして来週から始まる『うたわれるもの』の再放送と、楽しみな作品が集中することになりそうです。 本日のＢＧＭ：Let Me Be With You（『ちょびっツ』ＯＰ）