2008/12/02 (火)
優子編はハッピーエンド?・・・にはならないよなぁやっぱ 〜今週の『ef - a tale of melodies.』
ようやく妹の下へ行けたんだね、雨宮・・・
凪から火村の所在を聴かれて、笑顔で知らぬ存ぜぬを通す優子。そんな優子に詰め寄って「火村を不幸にしないでくれ」と言う凪。 火村を不幸にする事こそ自分の目的だった・・・しかし「妹なんかじゃなくて、最初から好きだって言っていれば。こんなに好きになるなんて思ってなかった」と後悔する優子。一方優子を失ってアパートの部屋に1人佇む火村も「もっと早く自分の気持ちに気付いていれば。もっと早くあいつを好きだと認めていれば」とスケッチブックに思いの丈をぶつけます。 失ってから強く認識するお互いへの想い・・・
帰宅した優子は、新たな傷が増えている事を雨宮に咎められてまた暴力を振るわれます。そこへやって来た火村・・・優子を守るために再び雨宮に立ち向かう!・・・かと思ったら今回もフルボッコ(;´д`) 何気に喧嘩弱いのか火村。しかし火村の持っていたスケッチブックの中を見た雨宮は豹変。雨宮がそこに見たもの・・・それは、自分が忘れてしまって描けなかった妹の顔でした。 優子と瓜二つだった雨宮の妹。その絵を遂に完成させた雨宮は自らのアトリエに火を放ちます。雨宮を救おうと炎の中に飛び込もうとする火村を止める優子。満足げな微笑を浮かべたまま雨宮は炎の中に消えました。
なかなかに衝撃的な優子編の締めでしたね(・・・締めなのか?まだ話数あるけど)。しかし始めから妹の下へ行きたがっていた雨宮だったので、やり残した事を終えて死を選んだのは必然だったのかもしれません。
「ところがぎっちょん!」 とか言って雨宮再登場とかしませんよね?体の半分が消し炭になったとか言って(昨日のダブルオー引きずり過ぎw)
さぁ、あとはミズキ編です。遂に誰も居なくなった久瀬の周囲、そんな久瀬の事を救える最後の救世主、ミズキは新藤姉妹に合鍵の形をとった勇気を分けてもらいます。そして更に蓮治と千尋とを結び付けた手帳の1ページを分けてもらって久瀬への手紙をしたためるのでした。 前作で修羅場を乗り越えた2人から、今作のヒロインが力を分けて貰って難局を乗り越えるって展開はなかなか良いですね♪
孤独になって深く思い知る「死」という現実。おののき、恐怖してみっともなく声を上げて泣き崩れる久瀬の下に届く1通の手紙・・・何ともラブリーな果たし状。そして開かれる扉の向こうから差し込む光。ようやく久瀬の魂が救われる展開が見えて来ましたかね。 Cパート。久瀬の下を訪れる前に教会に立ち寄るミズキ。そこでミズキは「雨宮優子さんから力を分けてもらいに来た」と火村に告げるのでした。なぜミズキが優子の事を・・・!?驚愕の火村。併走していた2つの物語が今、1つに融合しようとしています。
残り3話となった今作、この分で行くと綺麗にまとめた上にエピローグまで描けそうな予感です。無理に最後まで雨宮先生とのしがらみを引っ張らずに、9話目でケリを付けたペース配分の妙は流石と言いたいですね( ̄▽ ̄)ノ
本日のBGM:願いのカケラ(『ef - a tale of melodies.』ED)
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