2008/12/28 (日) 三連単全通り買った奴は勝ち組ってことか さて、１年間の競馬を締め括る有馬記念でございます。つーか１年間競馬をしなかった人もこれだけは買うって人、結構多いんじゃなかろーか。 今年は戦前は２強ムード・・・といった感じでしょうか。１１戦７勝２着４回の「パーフェクト牝馬」ダイワスカーレットと、中山コース１０戦７勝の「ミスター中山」マツリダゴッホ。 しかしダイワはともかく、マツリダの能力には少し疑問を持っていました。それは「本当に強い馬というのは、コースだ馬場状態だ季節だ、そんなの関係なく勝つ」という競馬界の鉄則（ダイワはまさにそんな馬ですよね）から外れている事。 そこでワタシが目を付けたのは先月ジャパンカップを快勝したスクリーンヒーロー。ジャパンカップを９番人気で勝ったこの馬、フロック視されてそれほど人気にならないんじゃないかと思いますが（注：結局３番人気にまで支持されましたｗ）、恐るべき８つのデータがここにあります。 １・その年のジャパンカップ勝ち馬は、有馬記念で９戦４勝、２着２回 ２・中山コースとの相性[２・２・１・１] ３・ここ１０年の有馬記念では３歳馬３勝、４歳馬７勝。５歳以上は勝ち馬なし（スクリーンヒーローは４歳） ４・有馬記念に限っては東の馬が西よりも実績有り（スクリーンヒーローは美浦所属） ５・鞍上デムーロは先週ＪＲＡ通産２００勝を挙げ、只今絶好調 ６・父グラスワンダーは先週朝日杯ＦＳを勝ったセイウンワンダーと同じで、今年産駒がＧ�Tで大活躍。しかも母父はサンデーサイレンス ７・今年の夏に故障から復帰してからは５戦３勝２着２回とパーフェクト連対中 ８・近年の有馬記念は先行脚質の馬が勝つ傾向に有り（スクリーンヒーローの脚質は先行） 以上を鑑みて、今年の有馬記念の最終決断は ◎ダイワスカーレット ○スクリーンヒーロー ▲マツリダゴッホ △カワカミプリンセス △フローテーション ◎○▲に関しては上に記した通り。大本線は勿論◎⇔○の馬単表裏。他に鞍上の怖さから横山典のカワカミとルメールのフローテーションは外せません。武豊のメイショウサムソンは冬は本当に走らない馬なので黙って消し（一応三連複でちょこっと押さえ）。あとは末脚の怖いドリームジャーニーも軽く三連複で押さえておきますか。 買い目は◎と○からの馬単流しが基本。あと余力分で三連複をちょこっと。 結果・・・ １着：ダイワスカーレット（１番人気） ２着：アドマイヤモナーク（１４番人気） ３着：エアシェイディ（１０番人気） ４着：ドリームジャーニー（７番人気） ５着：スクリーンヒーロー（３番人気） 単勝 13 　 260円 枠連 8-8 　18,640円 馬連 13-14 　29,490円 馬単 13-14 　33,490円 三連複 6-13-14　 192,500円 三連単 13-14-6 　985,580円 最低人気のアドマイヤモナークが２着だと！？(　 Д )　　ﾟ　ﾟ この大波乱の立役者は、何を隠そう１着のダイワスカーレット。マイペースの逃げに持ち込んで終始危なげなく２着以下に影も踏ませぬ圧勝劇。やはりこの馬が現役最強馬（牡牝含めて）なのは間違いなかったです。 そしてダイワを潰しにかかった有力馬（カワカミプリンセスやメイショウサムソン）は逆に着いて行けなくなって直線で撃沈。唯一粘っていたスクリーンヒーローも残り１００ｍで力尽きました。こうして先行した有力馬が揃って消えた所に、後方待機の人気薄のアドマイヤモナーク・エアシェイディ・ドリームジャーニーが大外から強襲して大波乱に。三連単985,580円は有馬記念史上最高配当を記録しました。つーか１４頭の三連単全通り買っても214,000円なので、７７万円のプラスになると言う(;´∀｀) ２番人気のマツリダゴッホはまさかまさかの１２着大敗。今回引退レースだったＧ�T４勝馬・メイショウサムソンは８着。有馬記念を引退レースに選んで、勝って有終の美を迎えられたのはディープインパクトやオグリキャップなどほんの僅か。伝説ってのはなかなか作れないもんです・・・と言いますか、そういう馬は翌年から種牡馬としてのシンジケートが組まれているので、引退レースはあまり無理をさせないのが通例だったりするんですけどね(^_^; 今年の秋の勝ち分を全て有馬で散らせた後は、今年最後のアキバでの忘年会。１９時過ぎに駅前でいつもの後輩と待ち合わせ・・・おぉっと、そうか今日はコミケ１日目だった。駅前には素敵紙袋を持った方々が大量に繁殖していますｗ 今年１年のアキバを締めるのは勿論メイドバーのＺＯＩＤ。店に向かう途中、万世橋の上にX-box360のカオスヘッドの宣伝バスがド派手に鎮座ましましていましたｗ　そういやアキバの駅構内にもデカい看板あったっけ。キャプ感想はしてませんでしたが、アニメは最終回までちゃんと観てましたよ。つーかどう考えても尺足りて無かったですよね(^_^;　折角あれだけのヒロインを出したのに、消化不良で終わった形だったのは残念・・・まぁ「真の結末はゲームでね♪」という事なのかな(^_^; ＺＯＩＤはコミケ流入組で混んでるかな？と思ったんですが左程でもありませんでした。その後はいつも通り九州じゃんがららーめんで締め。今年１年間お疲れ様でしたって感じで年内アキバ最終訪問でした。 続いては今週の『とある魔術の禁書目録（ｲﾝﾃﾞｯｸｽ）』。うーん、またこの作品の悪い癖が出て来ました・・・ 小萌先生とインデックスと姫神、３人で銭湯で洗いっこしながらまたも小難しい話をしています・・・つーか映像にばかり集中してしまって、いつも以上に授業が頭に入りませんｗ 先週ブッ倒れるまで美琴の電撃を食らっていた当麻・・・女子中学生の膝枕というこれ以上にないシチュエーションでお目覚め。つーかワタシだったら「ここは天国か？」と勘違いしちゃうねｗ アクセラレータを止める方法として「アクセラレータがレベル０の自分に負けるくらい弱いと知ったら、研究止めんじゃね？」と思い付き、アクセラレータを倒しに行こうとする当麻・・・やっぱ電撃で頭どこかおかしくなってるみたい(^_^; 実験場では御坂妹10032号（縞ぱん装備タイプ♪）がまさにアクセラレータに料理される寸前。そこに現れた当麻は10032号を救うためにアクセラレータと戦闘開始。ここからはいつもの倒されても倒されても向かって行く当麻君パターン。あぁ、こうなると退屈になっちゃうんだよこの作品・・・。つーか戦闘シーンよりも序盤の銭湯シーンをもっと長くやって欲しかったｗ 本日のＢＧＭ：目覚めないwish...（『あかね色に染まる坂』ＥＤ）

2008/12/27 (土) ざんげちゃんの扱いの酷さに涙した（ ´Д⊂ヽ　〜『かんなぎ』最終回 続編作る気マンマンな締め方だったけど・・・連載はいつ再開されるのかしらん。 上森家にいたのかナギさま。しかしうつむいたままロクに話もしない、自称神様の家出娘を普通にかくまう上森家の方々ってどうよ（普通は通報するよなぁ）。 ナギが出て行った事をつぐみに話す仁。イラついて靴を投げていますが、決してどっかの国の記者さんを真似た訳ではなさそうだｗ 仁に対してどうすれば良いか分からないつぐみを後押ししたのは、授業で朗読されていた夏目漱石の『こころ』の一節。 「あなたの心はとっくに昔から既に恋で動いているじゃありませんか」 仁のために自分が良かれと思う事をまっすぐにぶつけよう・・・即行動に移すつぐみの意気や良し。世話焼き幼馴染みパワー、ここに復活。 ちなみに夏目漱石の『こころ』は１０代の内に絶対読んでおくべき名著の１つ。ワタシも中学時代に読んでその後の恋愛感に少なからず影響を与えた１冊です（おかげで今はごらんの有様だよ！とも言えなくもないがｗ）。 公園でたそがれる仁を見付けたつぐみは強烈なお説教タイム。バシバシと仁のケツを叩いて、仁の心に再びナギへの想いを甦らせます・・・あぁ、恋愛面では不器用な娘さんだよなぁ（だがそれが良い）。 立ち直った仁は町中駆けずり回ってナギを探します。そんな仁へナギさまネットワークを駆使して情報を与えるつぐみ。上森家での目撃報告を受けて向かった仁は、上森家に程近い川原で喪服のナギを見付けます。ちなみにこの川原、舞台設定から広瀬川っぽいですな（仙台住民なら誰もが知ってる『青葉城恋唄』にも唄われている「♪広瀬川〜流れる岸辺〜」のアレです）。ナギがなぜ喪服なのかはこの後判明しますが。 逃げようとするナギの腕を無理矢理掴む仁。ナギは自分を騙したりはしていない、何も悪くないと諭します。本当は仁の元へ帰りたくて仕方が無かったナギは号泣。鼻水もジュルジュルですｗ　泣きながら笑顔のナギがめっさ可愛くてちょっとｷｭﾝとしました♪ そこに現れた謎の和服美人。彼女の正体は・・・ 実は上森家のシゲ婆ちゃん・・・の若い頃の姿。かつて夫が南方で戦死した時に後を追おうとして首吊りをしようとしたが、神木の枝が折れて死なせてくれなかった・・・神としてのナギが生きろと言ってくれたおかげで強く生きられた事へのお礼に現れたのでした。その頃上森家では・・・シゲ婆ちゃんの葬儀が行われていたのです（ゆえにナギは喪服だったのね）。シゲ婆ちゃんによって自分が確かに神だというアイデンティティを取り戻したナギ。もうこれで大丈夫かな。 一緒に帰宅する仁とナギ。不在の間にナギの身を案じた友人たちから多くの留守番電話が・・・大鉄の不器用さが良いねｗ 今回の件で素直に仁に「ありがとう」と告げるナギ。その表情にドキッとする仁。ナギはそのまま風呂に。居間で待っている仁は今更ながらナギを意識してドギマギ。気を紛らわせようと点けたＴＶからはざんげちゃんの素っ頓狂な歌声が・・・ｗ　つーか最終回のざんげちゃんの出番これだけ！(^_^;　つぐみは見せ場てんこ盛りなのに・・・ 最後にサービスカットをふんだんに盛り込んでおります♪ 着替えを忘れたナギは部屋に取りに行こうとして廊下で仁とバッタリ→慌てた仁とぶつかりごらんの有様に！！つーかこれどんな綾波の部屋ｗ そこに絶妙のタイミングでつぐみ来訪ｗ目がレイプ目ですｗｗｗ そんなドタバタでようやくこの作品らしい締めで『かんなぎ』終劇。最後のナギの言葉が「またね♪」だった事から、２期は確定なのかしらん。 いやー、なかなかの良作でした。特に凝ったアングルや斬新な演出で設定やシナリオ的には目新しくも無い物語を、全く飽きさせずに最後まで見させたのはスタッフの力量ですね。作画の見事さもそれに裏打ちされてましたし。 また、特徴的だったのは登場人物の心理描写を天候で表現するシーンが多かった事ですね。最終回も序盤雨や曇りだったのが、川原のシーンからずっと快晴になったのが今回のキャプでもお分かり頂けるかと。 第２期が今から非常に楽しみな作品の１つです。 本日のＢＧＭ：心晴れて　夜も明けて（『十兵衛ちゃん２　〜シベリア柳生の逆襲〜』ＥＤ）