2008/12/13 (土)
それぞれまとめ方の違いはあれど最終局面に突入しましたな 〜今週の『あかね色に染まる坂』『かんなぎ』
残り1話となったあか坂。湊の準一への想いを知った優姫は・・・そして湊と優姫ふたりきりの夜、遂に湊は優姫に・・・! あぁっ!これ以上はまだ言えません!!( ̄Д ̄;
準一との婚約は解消し、これからはそういったしがらみに捕らわれない自由な恋愛をする、と実家で宣言して来た優姫。翌日、長瀬家に帰って来た優姫は、どことなく不自然な準一と湊の態度に気付きます。準一を問い詰めてもはぐらかすばかり・・・。何かあったかという事よりも、それを自分に隠そうとする2人に憤る優姫なのでした。 今回は妙に顔のアップ描写が目立ちましたね。それと脚に対するマニアックな視点も健在w
学校でも準一と優姫は険悪ムード。見かねた観月会長は「倦怠期対策委員会」を設立して調査開始・・・って、当事者の湊を入れちゃぁダメだろw 結局話し合いの場に優姫も現れて委員会は解散となりますが、この時の湊の不自然な言動にも優姫は感付いていて・・・ 突如帰国する事になった準一の両親。準一が半ば拉致状態で迎えに行く事になったため、夜は優姫と湊の2人きりで過ごす事に。 そしていよいよ惨劇の夜が始まる・・・とりあえずケータイのメールを見る時は、後ろによく注意した方が良いですぞご両人!
割れる皿をきっかけに、問い詰めモードに入る優姫。湊の口から、その本当の想いを聴き出そうとします。あぁ、きっとその想いを口にさせて「そんなの認めない!」と言って包丁でブスリですね!それとも湊が「私から兄さんを奪わないで!!」とか言ってブスリですか!?手に汗握る2人の対決!! ・・・ってあれ?優姫さん、湊から準一の想いを聴き出したら抱き締めちゃってるよ!?これはまさかの「これからはライバルね。正々堂々勝負しましょう」の百合友情ED!な、なんて健全なー!(゚O゚;) スライダー主体のピッチャーが、決め球にストレート投げて来るようなもんです。綺麗なまとめ方とは言えますが、正直ちょっと拍子抜けの感は否めません。 最後に両親の帰国シーンが描かれていましたが・・・両親のスパイとして、長瀬家を観察していたのがなごみだったとはー!(わざとらしい) この両親を絡めた最終決戦が最終回で描かれるわけですね。準一が選ぶのは優姫か湊か・・・。キャプ下段中央の乳くらべでは圧倒的に湊が勝っていますがw
と、修羅場を回避して健全EDへ向かっているあか坂に対し、これまでのギャグ路線から唐突にシリアス路線に突入したのが今回の『かんなぎ』。こちらはまだあと2回残してますけどね。
スプーキタコレwwwww今回最大の笑いどころをアバンに持って来るとは! それにしてもロリっ子キューティ容赦ねぇ!ステッキがボロボロになるまでスプーを殴打して、それが役に立たなくなるとポイっと捨てて新しいステッキ登場ですか〜(^_^; ここで仁はナギに「ロリっ子キューティは何を目的として、何と戦っているのか」と尋ねますが、ナギはそれをよく分からず視聴していたので答えられず。これが今回後半の重要なキーワードになるとは・・・。 ロリっ子キューティのステッキも変わった事だし、自分の大幣も新しく買いたい!とねだるナギを一喝する仁。しかしナギが風呂に入っている間に大幣を綺麗に修復しておいた上で、3000円以下なら買っても良い、と言う仁の優しさは良いね。その思いはナギにも伝わったようです(^-^ ところでざんげちゃん・・・自費製作でCDデビューですか・・・。あの唄に金払うのか(酷
しかしこの作品らしいほのぼのギャグテイストはここまで。 翌日、学校でケガレを払おうとしたナギに巻き込まれた仁は窓から落下。怪我だらけで廊下を歩いていたら今だ拭われていないバイ疑惑で後ろ指を指され・・・。何気にモブっ娘が可愛いw 美術部では「仁は今モテ期に突入している」と指摘されるも、実際は憑き物に憑かれていると言われ(まぁ憑いてるわな)。 それもこれも全ての元凶はナギと思った仁は、ナギを呼び出して問い詰めます。ナギの戦う理由、ケガレの正体、そしてナギの正体・・・。何一つ答えられないナギは逆ギレして誤魔化そうとしますが、今日の仁は本気でナギを逃がそうとしません。やがて涙目になるナギ・・・ 仁の問い詰めが厳しくなるにつれて、晴れていた空がどんどん曇って行く演出が秀逸でした。
先生から「得体の知れない存在と同居しているのか」と問われた仁は図書館で産土神について調べるものの、ナギの事は全く分からず・・・自らの足で神社の関係者に聴く事にします。 その頃ナギは学校の屋上で自分の存在について思い悩みます。自己主張と自己否定を繰り返し、まるでef並みの心象世界へと突入・・・まるで中古問題に耳を塞ぐように(違 ナギの足を濡らす雫。直後に降り出した雨の描写を入れて視聴者には「あ、雨の雫か」と思わせておいて、直後に涙顔のナギを映す演出は本当に巧い。そして雨降る屋上に大幣だけ残っているカットで締める切なさ。これまでのアッパーな作品イメージから一気に鬱展開へ。ここからがスタッフの手腕の見せ所ですな。 今回の1枚絵は原作者のお兄様ですなw 入院加療中の武梨えり先生の早い復帰を祈っております。
本日のBGM:愛においで逢いにおいで(『吉永さん家のガーゴイル』ED)
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