2010/11/01 (月)
俺の妹の親友がこんなにヤンデレなわけがない!? 〜今週の『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』
先週の感想より
>>ついにリアル友人にヲタ趣味バレ!? >>・・・でもまぁ、あやせなら問題無いように思えますけどねぇ
ゴメン、あやせみたいな娘だったらヲタを許してくれると思ってた俺が正直甘過ぎた。今のJCのヲタ嫌悪はここまで容赦の無い物だったのか・・・_| ̄|○
ぶっちゃけ、無茶振りをされても京介・沙織・黒猫のフォローが素晴らしかったので、何とかこの場を上手く誤魔化して抜け出せる余地はあったと思う。しかし桐乃自身がパニック耐性ゼロでテンパりまくって自滅。明らかにおかしい桐乃の態度に不信感を覚えたあやせは「何か隠している?」と疑い始め・・・ 何とか桐乃の手を取ってこの場から逃げようとした京介ですが、あやせが無理矢理桐乃の手を掴んでそれを阻止。その目は・・・完全にレベル5のヤンデレ!!! 「桐乃・・・どうして逃げるの?」「嘘付かないでよ!」「ウソ!ウソ!ウソ!」「逃げたでしょ?」「逃げたよね!!」 こえぇぇぇぇぇ!!!煤i ̄□ ̄;あやせ、まさかのヤンデレ発症!!これまで「素直で礼儀正しく他人にも理解のある、桐乃の親友とは思えない良い娘」と散々印象付けておいて、この展開はまさに作者の術中にハメられました。 いつの間にか降り出した雨の中、桐乃が大事そうに抱える紙袋に目を付けたあやせはその袋に“コミックサークルマーケット”と書いてあるのに気付きます。中身を見られたら一巻の終わりの桐乃は逃げようとしますが、あやせに紙袋の端を掴まれ、破れた袋からエロ同人誌が雨の舗道に散乱・・・うわぁ、いろんな意味で最悪の展開だ!!!!! その1冊を手に取ったあやせ。無言で中を見て桐乃に告げます。 「ごめんなさい。私、あなたとは今後お付き合い出来ません。もう学校でも話し掛けないで下さい」 絶縁宣言(;´д`)うわぁ、重い・・・。つーかJCの友人へのヲタバレってここまで社会的に抹殺されなければいけない事なのか・・・。くわばらくわばら。
あやせを誤魔化すためとは言え「知んないよ。あんなキモイ連中」とまで言われた黒猫と沙織。それでも帰りの電車の中で桐乃を案じ「人間って不自由な生き物ね」と同情する黒猫の懐はどんだけ広いんだ。桐乃と1つしか年齢違わないのに(意外にも沙織も黒猫と同じ15歳の中3!)、人間の出来は親子ほど離れてるぞ。 帰宅後、シャワーを浴びながら放心状態で涙を流す桐乃。それでも翌日からの陸上部の合宿へは笑顔で参加。曰く 「合宿行きたかった人いっぱいいたのに、選ばれたあたしが落ち込んでダメになったとかありえないじゃん」 桐乃とは思えないほど立派な発言だw 合宿も無事終わり二学期がスタート。しかし帰宅した桐乃の浮かない表情を見て、京介はあやせと仲直り出来たか問いますが失敗した模様。このまま仲違いしたままで良いのか?と言う京介に桐乃はプッツン(死語)。今まで散々放っぽいて、いまさら兄貴面するな!と・・・でも中高生の兄妹なんて相互不干渉が基本よ?(^_^; キレながらも、どうやってあやせと仲直りしたら良いか分からず苦悩する姿を見せる桐乃。こんな表情見せられたら何とかしてやるしかないよね♪ 京介はあやせに電話をするも、仲直りの件はあっさりお断り。二人は学校で一度話し合ったようで、あやせは桐乃がヲタ趣味を止め、ヲタグッズを全部捨てて欲しいと言ったようですが、桐乃は断固拒絶。ヲタ趣味>>>自分と思われたあやせは当然断交、と。 話して行くうちにあやせがヲタに対し激しい嫌悪感情を持っている事を知る京介。それはマスゴミとアグネス系コメンテイターによって誘導された、偏見に基づくヲタ批判ニュースによるものでした。ヲタ=犯罪者予備軍と思い込んでいるあやせ。親友が自分に嘘を付いてまでそんな趣味に没頭し、あまつさえ自分よりもそっちを優先したと・・・うーむ、かなり思い込みの激しい娘のようなので、これは説得が大変そうです。 そこで京介は桐乃を庇って殴られて以来、心の壁がある父親の助けを借りる事に。警察官である父親に頼んで、あやせがヲタ嫌悪のきっかけとなったゲームを真似たという犯罪の詳しい調査結果を調べて貰う事に・・・って、あんた警察官だったのかー!
あやせを呼び出した京介。まずあやせが勘違いしている事件の真相を、父親が取って来た調書を証拠にして伝えて誤解を解きます。コメンテイターが勝手にゲームとの因果関係を広めたこの事件、後にゲームとは何の関係も無かった事をコメンテイターも認めていますが、その謝罪記事は小さな物でした。マスゴミってそんなもんだよね。 ヲタ=犯罪者予備軍という認識は誤りだった、と認めたあやせですが、それがおぞましい趣味である事には変わりはない、と桐乃のヲタ趣味を認めようとしません(おぞましいって・・・_| ̄|○ )。あんなのは桐乃じゃない、偽物だとまで・・・ そこに「ふざけるな!!」と現れた桐乃。何でも完璧にこなすスーパー女子中学生こそが桐乃だと言うあやせ。しかしそれを「ゴメンあやせ、それ勘違い!」と完全否定。エロゲを心から愛する、あやせが毛嫌いする自分こそが本当の桐乃、それを止めたら自分じゃなくなる!と宣言します(すげー・・・)。 私よりもその趣味は大事なの?と問うあやせに、あんたもエロゲと同じくらい好き!と言う桐乃・・・それってかなり微妙な言い回しじゃね?w どっちか選べないから悩んでいる。だからどっちも捨てられない。あやせとは意地でも仲直りし、この趣味も止めないと思いの丈をぶちまける桐乃△。
でも実際問題、親友(もしくは恋人)が激しく生理的に嫌悪するような趣味を持っていたとして、それを認める事って意外と難しいと思いません?あやせの場合ヲタ趣味がそれでしたが、例えばワタシの場合「相手がスカトロ大好きだった」「相手が蟲プレイ大好きだった」とかだったら、ドン引き以前に確かにもう近付かなくなると思う・・・例えそれがどんなに好きな相手だったとしても!
熱い説得が功を奏し、何とか仲直りのきっかけを掴んだ桐乃。しかしあやせはどうしてもヲタ趣味だけは受け入れられないと悩み・・・前述の理由の通り、それはやむを得ないかもしれない。 苦悩して涙するあやせを見て、京介にまた無茶振りをする桐乃ひでぇw そこで京介はあやせにメルルのエロ同人誌を見せます。JCにはあまりに破廉恥なその内容に赤面し、京介にビンタを食らわすあやせ。しかし京介はそれを“二人の愛の証”と言い切り、 「俺たちは愛し合ってるんだよ!だから許されざる愛の物語を集めていたんだ!」 「妹が大好きだ!!」 と、全身に爆弾を巻き付けたテロ犯の如く壮絶に自爆。その言葉にしばらくポカーン状態だったあやせですが、我に返ると京介から桐乃を引き剥がし、桐乃との仲直りを申し出ます。そして京介には 「汚らわしい!近付くな!!」 と汚物を見るような視線を投げ付けます。あやせの倫理観的には近親相姦の方がより汚らわしい物だったようでw 何とか桐乃とあやせを仲直りさせる事に成功した京介ですが、あやせからの修復不可能な侮蔑と嫌悪を引き換えにしたものでした。兄貴って辛いね!w しかしあやせも京介の言葉が二人を仲直りさせるためのものだった事を理解していたようで、京介は後でメールでお礼を言われ・・・しかしあやせは桐乃にいかがわしい事をしたらブチ殺すと予告(;´∀`) やっぱ百合風味のヤンデレ娘だったのかw しかし父親の時と言い今回のあやせの時と言い、最後は京介の行動に感銘して相手が折れてくれてるんですよね・・・桐乃は京介(と黒猫と沙織)の存在にもっと感謝すべき!! ED絵はちゃん様ことみつみ美里か・・・あれ?先週『神のみぞ知るセカイ』でもED絵描いてましたよね?w
本日のBGM:irony(『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』OP)
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