2010/12/05 (日)
コスモゼロやアナライザーがあーんな事やこーんな事にwww
昨日はTBSが気持ち悪いくらいにテコ入れしている話題映画、『SPACE BATTLE SHIP ヤマト』を後輩と観に行って来ました。劇場は有楽町マリオンの日劇TOHOシネマズ。後輩曰く、関東圏で最大のスクリーンと客席数を誇る映画館だとか。
まぁ観に行く前の正直な気持ちは「期待2割・不安8割」だったんですがw 事前の特番やらネットでの情報やらで、この作品は『宇宙戦艦ヤマト』ではなく、ヤマトを基にした二次制作モノ『SPACE BATTLESHIP YAMATO』と最初から決めて掛かっていましたし。松本零士も西崎義展も絡んでない時点で既に「違うモノ」なので。 劇場の席は7割くらい埋まってる感じでた。話題作の封切り直後の週末にしてはちょっと寂しい?でも劇場の大きさを考えればこれだけ埋まればまずまずなのかな。来客は中年から子供まで、男女比も同じくらい。家族連れ、カップルも結構いて、ヲタ向けアニメとは確実に違う客層だったと言えます。
では視聴中に感じた事を五月雨式に・・・(注:ここからかなりネタバレ有りです!)
・古代守、沖田艦を守ってまさかの本当に戦死! ・ヤマトの全長534m・・・あれ?戦艦『大和』(263m)の中で作っていたという設定は?? ・VFX技術はマジで凄い。日本映画も金をかければそれなりのモノは作れるって事を世界にアピール出来たかな。 ・艦載機は初代ブラックタイガーか・・・でも最後のガミラス星のシーンで雪が「私のコスモタイガー」って言ってたよね?(;´∀`) ・抱きしめたいな、コスモゼロ!wwwww ・って、まさかのガウォーク化! ・島の弟の次郎がなぜか息子設定。なぜ島が既婚者・・・ ・つーか相原を女にしちゃったよこの映画www(でも可愛い) ・南部だけは安心のクォリティ。 ・ルーキー「はいっ!第三艦橋勤務です!!」120%死亡フラグ。 ・波動砲ポンポン撃ち過ぎなんだよwww主砲涙目wwwww ・どんな体勢でも瞬時に可能なお手軽ワープ! ・宇宙空間で艦を傾けて敵の攻撃を回避・・・なぜ乗員が傾けた側に転がる!? ・双子星のガミラスとイスカンダル・・・あれ?こんな意味の双子星だったっけ?(;´∀`) ・うぇっっっwwwまさかの白兵戦アナライザー無双wwwww ・キモい動きをするガミラス星人、全て「俺がデスラーだ!」 ・ギバちゃんの喋り方が思いっきり真田さん意識しててワロタw ・道中で「イスカンダルの放射能除去装置は俺の作り話ですた」艦長wwwてんめぇーwwwww ・↑佐渡先生!、最後コイツ死んでませんから確実に殺しちゃって下さい! ・波動砲口塞がれたまま、ヤマト地球に帰還・・・取 れ よ !!! ・古代、雪・・・いつの間に仕込んだんだ・・・
とまぁ、9割方批判ですが(;´∀`) もうこれは原作信者ならばこの感想を抱くのは仕方ないと思います。『宇宙戦艦ヤマト』とは違うモノと頭では分かっていても、どうしても比べちゃうしね。 それに結局最後は地球を襲う巨大ミサイルとヤマト&古代の心中EDって。せめてあの爆発の中でヤマト&古代が無事だった!というCパートが欲しかったなぁ。つーかもう続編作る気は無いって事か・・・。おかげでどうにも視聴後の気分がモヤモヤでした。うーむ。
今回の映画の最大の罪は、映画を観て「つまらない」と思ったヤマトを知らない世代に「ヤマトってこんなもんなのか」と思わせてしまう事かな。 逆に功を上げるなら、この映画でヤマトを初めて知って「面白い!原作も観てみたい!」と思った層が原作を観て「日本SFアニメの原典はこんなに面白いのか!」と思ってくれたなら、それなりの意義はあるのかな、と。 原作を観てない人は、とりあえず劇場版1作目とさらば、それと完結編の3本だけは観ておいて欲しいですね。
映画を観終わった後は神田に移動し、とん串 だんだんで肉のあらゆる部位を食いながらヤマト談義。ここの特徴は新鮮な内臓肉を仕入れる事で、珍しい生肉を食わせてくれる所。この日も牛レバ刺し、豚レバ刺し、牛センマイ刺し、牛タン刺し、豚ガツ刺しといった肉刺しを堪能。更に白モツの塩焼き、牛スジの煮込みと、ホルモン系をたっぷり補給して来ました。特に牛タン刺しは自分も初めて口にしたんですが、脂が乗っているのに歯応えがあってちょっと癖になりそうです♪
閑話休題、今日の競馬のお時間です。今週はダート馬のチャンピオン決定戦・ジャパンカップダート(阪神ダート1800m)です。外国馬を招待してのその年のダート最強馬を決定する暮れの名物レース・・・なのですが、今年は外国馬が不参戦の上、国内最強のダート馬であるエスポワールシチーが海外遠征の疲れが抜けず不参戦。どうにも盛り上がりに欠けるメンバー構成になってしまいました。国際GTなのに1番人気が先月初めて重賞(GV)を勝ったトランセンドってのが泣けます( ´Д⊂ヽ 買う側も当然盛り上がって来ませんが・・・とりあえずデータ分析で
@1番人気の連対率が非常に高い Aその代わり2・3番人気は不振 B1枠・8枠は殆ど来ない CJRAのダート重賞実績(例えGVでも)>>>地方競馬のダート重賞実績(例えGTでも)
という点は押さえておきたいところ。今回は事前の裏情報も入らなかったので、上記データ分析&持論で出した予想はこんな感じ。
◎アリゼオ ◯トランセンド ▲ヴァーミリアン △シルクメビウス、キングスエンブレム、ラヴェリータ、ダイシンオレンジ、グロリアスノア
買い目:◎◯軸に馬連と枠連の組み合わせ
◎には5番人気のアリゼオを抜擢。今回初のダート挑戦でいきなりGT・・・正直嫌う要素ではありますが、それ以上にハイレベルの3歳世代(ジャパンカップで1・3着なのは記憶に新しいところ)で、この馬も2走前には毎日王冠で古馬勢を駆逐して優勝した実績を評価。血統的にも父シンボリクリスエスならばダートは問題ないはず(芝の重馬場で結果も出してるし)。更に鞍上はそろそろ来そうなルメール。気性が勝つタイプなので、2000m以下の距離もバッチリですね。
◯には1番人気のトランセンド。まぁこれはデータ重視でw 今回単騎逃げが濃厚なのでマークされやすい上、鞍上が今年まだGT未勝利の藤田ってのがちょっと気になりますが・・・
▲はGT9勝の実績と、先週のJC繰り上がり優勝で強運を見せた武豊を買ってヴァーミリアンを。今回のメンバーならば実績は突き抜けてるのですが、JCDとはあまり相性が良くない([1・0・1・2])のと、今年は8歳という年齢のせいか順調とは言えない過程で来ているので3番手評価まで。
△は5頭。正直ドングリの背比べ・・・ シルクメビウスは昨年の2着馬。今年もまずまずの結果を出していますが、このレースでは鬼門の最内枠に入ってしまった&ゲンの悪い2番人気馬という事で押さえまで。 キングスエンブレムは臨戦過程は良いものの、これまた1枠2番と内枠に入ってしまった上に、やはり結果が出せていない3番人気。これも押さえまで。 ラヴェリータは唯一の牝馬。重賞実績もある上、怪我から復帰後に早速GTを勝った鞍上岩田の強運も見逃せません。 ダイシンオレンジは前走みやこSの大敗で人気を大きく落としていますが、ダート1800mに特化した使い方がいかにもこのレースを目標にしている感じ。鞍上がワタシと非常に相性の悪い川田なので、買うと来ない可能性も大ですがw 最後にグロリアスノア。最も重要な前哨戦の武蔵野Sを6番人気で快勝。春にはフェブラリーSで5着、ドバイでもGUで4着とまずまずの結果を出しており、寒くなった時期こそ見直したい1頭です。
結果・・・
◯△で買った枠連でかろうじて当たった♪ レースは◎に推したアリゼオを中心に観ていたんですが・・・派手に出遅れ(;´д`)やっちまった・・・そういや先週のJCも軸馬の1頭・ペルーサがやはり出遅れてスタートで終わっちまったんだよな。 その後も口を割りながら気性の悪さ剥き出しで追走する姿から「アリゼオは駄目だな」と視点をもう1頭の軸馬・トランセンドに替えます。 トランセンドは終始バーディバーディにマークされながらも順調に逃げ、直線ではバーディバーディが遂に着いて行けなくなって脱落。その後追い込んで来た後続馬を何とか振り切っての逃げ切りでした。これで藤田は今年初のGT制覇ですな。 2着は追い込んで来た8番人気の伏兵・グロリアスノア。どちらかと言うと同枠のダイシンオレンジに期待していたんで、代用品で的中といった感じですがw 3着はアドマイヤスバル。GTの小牧という事でノーマークでしたが、ともかく掲示板は外さない堅実な馬ですなぁ。 4着に3歳馬バーディバーディ。トランセンドに果敢に立ち向かって力及ばずって感じで、今後に期待出来そうな馬です。 5着に2番人気シルクメビウス、9着に3番人気キングスエンブレム。やはり最内枠&2・3番人気の呪いか・・・ ◯に推したヴァーミリアンは14着大敗。年末は大井の東京大賞典に出るようですが・・・ここで結果が出せなかったらそろそろ引退かなぁ。 そして本命馬アリゼオはまさかまさかの大差ビリ。今年のルメールは本当にどうしてしまったのか・・・。やはり餅は餅屋じゃないですが、ダート重賞はダート馬で素直に勝負しろって事ですな(今年のフェブラリーSでリーチザクラウンで学んだんじゃ?)
馬券は本当に枠の代用品というラッキーパンチがたまたま当たった感じ。◎が16着、▲が14着という予想をしているようではまだまだですな・・・。
本日のBGM:Lonesome Traveler(『あまえないでよっ!!喝!!』ED)
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