2010/12/20 (月)
なんかいろいろあったけど、結局最後に数秒写った黒猫が全部持っていったw 〜『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』最終回
アニメ版“GOOD END”は原作とは違った形での結末を迎えました・・・まぁこれはこれで。
先週のデレEDから、京介とぶつかっても怒らない、感謝の言葉を告げる、食事の時に京介のご飯をよそってくれる・・・何この白桐乃。ぶつかったら回し蹴り、感謝の言葉よりも罵声、食事の時は煮立った味噌汁を頭からぶっかけるのが桐乃だろ!(いや、そこまでは) でも一番デレて可愛いのは親父なのは言う迄も無い。 学校でも白桐乃は加奈子の事務所入りを素直に喜び・・・加奈子はその違和感に気付いているようです。帰り道にあやせと会った京介は、桐乃の変化について何か思い当たる事は無いか相談。しかしあやせは何も答えず、何かあったら親友だから自分が必ず気付く、と啖呵を切られて・・・この時のあやせは本当に何も知らないのか、全てを知っていて何も気付かない京介にイラ付いてこのような行動を取ったのかちょっと微妙です。前者だったら親友としてちょっと可哀想ですけどね。
帰宅後、京介は桐乃から最後の人生相談を受けます。そういや「最後」って言ってから随分時間が立ってるから忘れてましたよ。異常に片付いている桐乃の部屋・・・ここで原作を知っている視聴者は「あぁ・・・行ってしまうのか」と気付きます。 桐乃の相談は当然このアメリカ留学の話・・・とミスリードさせておいて、桐乃の人生相談の内容は「深夜発売のエロゲをアキバに買いに行って!」というものでしたw良かった、いつもの桐乃だw それにしてもゲームのタイトル『おに〜ちゃんのぱんつなんかぜったい盗んでないんだからね!!』(略称おにぱん)とはかなり酷い(;´∀`) 更に同時発売の『カスタム妹』(略称カスいも)の購入も併せて、桐乃から「お願い♪」ポーズされちゃぁ、イカない訳にはイカないじゃなイカ! つーわけで夜の総武線でやって参りました23時のアキバ。うん、確かにだいたいこんな感じの閑散具合ですよ。ゲマズ前の0時発売の列に並んだ京介は、ここで見知った人物に遭遇・・・同級生の赤城も、腐女子の妹に頼まれてホモゲーを買いに来ていました。つーか兄貴にホモゲーなんて買わせるなよ(^_^; この世界の兄貴はどんだけ妹に甘いんだ。 お互い問題のある妹を持つ者同士、今晩ここで会った事は一切忘れるという事で交渉成立の二人はガッチリ握手。その前に赤城の「(妹が)ホモが大好きなんだー!」発言を聴いていたホモゲー列の腐女子の皆さんからは拍手喝采がw つーか深夜販売に並ぶような腐女子諸氏がこんなに可愛いわけがない!・・・いや、一部には例外もいますけど!(←逃げ道) その頃、京介の帰宅を待ち侘びる桐乃は電話を前にイライラ。しかしやっと掛かって来た電話の主は黒猫・・・
桐乃のためにネコミミを作成してくれるという黒猫。どうやら留学の件は聴かされていないようです。黒猫が電話口で京介の事を兄さん、兄さんと呼ぶのに不快感を示す桐乃。黒猫は「まぁ、いいわ。そのうち呼び方変わるから」と意味深な発言を・・・同じ高校に行くから「先輩」になるという意味なのか、はたまた「京介」と名前で呼ぶような関係になるという示唆なのか。原作とは違う“GOOD END”の流れなので、ここの真相は謎のままです。 さて、ようやく帰宅した京介。夜も遅いので自分は部屋で寝ようとしますが、桐乃は久々に一緒にプレイしよ!と並んでゲームスタート。つーか実の妹とPCの前で並んでエロゲってどんな拷問ですか(^_^; おにぱんはタイトルこそアレですが、最後は兄と妹が離れ離れになってしまうせつないEDもある泣きゲーみたいです。選択肢の分岐まで戻った所で、桐乃は京介に見せたい物がある、と押入れの中から1つの箱を引っ張り出します。ヲタグッズの中に紛れてそこにあったのは1冊のアルバム・・・しかしここで桐乃は見せるのをためらい出し・・・京介が無理矢理それを取り上げると、中から1枚の写真とチケットが落ちて来ます。
それはロサンゼルス行きの航空券・・・ここで遂に桐乃の陸上競技のアメリカ留学が京介に明かされます。つーか両親や周囲の一部は知っていたようですが、それが京介の耳に入らないのはちょっと不自然過ぎるよなぁ。しかも出発は当日の朝10時台。オールでエロゲなんてやってる場合じゃありませんw 本音は京介に止めて欲しかった桐乃。しかし京介の口から出た言葉は 「いい機会だから行ってこい。俺には関係ない話だ」 ・・・京介もなかなか素直になれない奴です。当然桐乃は反発し「行くわよ!」「行けよ!」の口論となり、遂に桐乃は京介に平手打ちを食らわしそのままサンドバック状態に・・・その時、揺れたテーブルから落ちたPCとマウスが偶然選択肢の「(妹が)行くのを止める」をクリック。ゲームキャラが桐乃の本心の代弁を始めます。 「行くなと言ってよ、お兄ちゃん」 「お兄ちゃんが止めてくれたら・・・わたし何処にも行かないよ」 「夢はどこでも叶えられるけど、お兄ちゃんはここにしかいないから・・・」 「ありがとうお兄ちゃん。これからもずっと一緒だね」 なんてピンポイントなwww しかし京介はそれに流される事無く、桐乃に静かに伝えるのでした。 「行けよ・・・清々するわ」 涙を浮かべた桐乃は寂しさと悲しさと怒りの篭った強烈な頭突きで京介をノックアウト。京介の記憶はここで途切れます。 翌朝、目を覚ました京介は自分が傷だらけでベッドにいる事と、大量の血を吹いたティッシュで桐乃が傷を手当してくれた事に気付きます。しかし時間的にはもう桐乃は旅立った後・・一抹の寂しさが篭った視線を桐乃の部屋のドアプレートに向けた後、リビングに降りた京介に後ろから声を掛ける不機嫌な声が・・・ 「ウザ。どけって」 きりりん氏、居るし!!!
呆然とする京介を尻目に、両親に頭を下げる桐乃。 「アメリカに行くのやめます。ごめんなさい」 当日の朝になってからの桐乃の心変わりに戸惑う両親ですが、父親はちょっとだけ嬉しそうw やっぱ娘が可愛いんだなー(ニヨニヨ♪ 通学路で留学をやめた言い訳を続ける桐乃。京介が行け行け言うから興ざめした、高校入学からの方がキリが良い、英語ももうちょっと勉強したい、メルルの映画もあるし・・・それを(・∀・)ニヤニヤしながら聴く京介も大概ですw エピローグでは学校で急な留学キャンセルを教師に謝る桐乃、あやせ・加奈子のモデル仲間との仕事風景、黒猫と沙織とのアキバ巡回、桐乃原作のアニメ『妹都市(マイシティ)』の放映開始などが描かれますが・・・ネコミミ&しっぽ装備のメイド服でねこにゃんダンスを踊る黒猫の破壊力が、破壊力が!!(大事な事なので2回言いました) これもギャップ萌えの一種でしょうか?黒猫可愛いよ結婚してくれ!(ぇ そして最後はリビングのソファに寝転ぶ桐乃が京介に人生相談を持ち掛ける、第1話のあのシーンと被せて締め。すっかり桐乃に調教された京介の明日はどっちだ・・・
と、TV版は桐乃が留学を取り止めて、いつもの日常が戻って来る「桐乃の人生相談はまだまだこれからだ!(未完)」EDでした。ご存知の通り原作では本当に桐乃がアメリカ留学に旅立ってしまい、そして桐乃不在の間に起きるあれこれ(主に黒猫メイン)が描かれるのですが・・・こっちの話を描くのが、ネット配信の“TRUE END”なのでしょうね。 まだ配信時期などは発表されていませんが、収録されるDVD/BDの発売よりも後という事は多分無いと思うので、来春くらい?かと予想されます。新たな京介と桐乃の物語を今しばらく待ちたいと思います。当然その後は帰国した後の桐乃を描くアニメ2期が待ってるでしょうし!
最後に、この作品におけるMc.さんのメインヒロイン萌えキャラランキングを・・・
黒猫>>>沙織>>桐乃>>麻奈実>>あやせ>>>>加奈子
最初はオトナな対応が出来る沙織にリスペクトに近い感情を抱いていたんですが、いやー、途中から黒猫ジワジワ来ましたーw 桐乃はネットで叩かれる程嫌いじゃなかったですよ。むしろ好ましいくらい(ほら、ワタシってハルヒとかゆりっぺとか絢辻さんとか大好きだし)。男はあれくらいの我が侭を受け入れる度量がないといけません!(キリッ >単なるM資質
本日のBGM:笑顔の理由(『明日のよいち!』OP)
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