2010/12/29 (水)
またも四半期終了・・・
アニメの1クールというものは大変早く感じられるもので、今月末も多くの作品が最終回を迎えました。
今日はそれらの作品の簡易感想を・・・
●アマガミSS 評価:A
6人+1人のヒロインを、繋がっているようで繋がっていないオムニバスの世界でそれぞれヒロインにする、という新たな手法で描かれた本作。その試みは大成功と言って良く、それぞれのヒロインの魅力を余す事無く伝えられた秀作だったと思います。途中、七咲編辺りでちょっと作画が息切れしたものの、ラブリー先輩の膝裏キスに始まり、モジャ子のへそキス、紗江の教官プレイ、七咲のたくし上げ&露天風呂ED、絢辻さんのドSプレイ、そしてフラグブレイカー裡沙の暗躍と、最後まで飽きさせない演出も見事でした(・・・ん?誰かひとり忘れてるな。まいっか)
●そらのおとしもの f ≪フォルテ≫ 評価:B
安心のクォリティで制作された第2期は、キャラの可愛さとバトル描写の見事さで今回も高評価。しかし第1期の空飛ぶパンツのような話題性には乏しく、また、新キャラのアストレアを後半ちょっと持て余したかな?と思わせる展開が少し残念。智樹の変態性やエロ描写は1期以上だったんですけどねw あと、恒例の懐メロEDは選曲が1期以上にマニアックで、今回は知らない曲も結構多かったです。
●えむえむっ! 評価:C
竹達彩奈の新しい一面を開拓・・・のはずが、序盤は福山潤の怪演が全て持って行ってしまった感じw(福山は毒にも薬にもなるからなぁ) 話としては澪と嵐子の太郎を巡る三角関係バトル・・・にはならず、二人があまり表立って争わなかったのが盛り上がりに欠けた一因かもしれません。それにしても、まともな性癖を持った人物が一人も登場しないアニメでしたねw あと、ED曲は今期でも特に好きな曲の1つでした。
●薄桜鬼 碧血録 評価:B
「鬼」や「羅刹」という奇譚の面を除けば、史実で新選組が幕末に歩んだ足跡を忠実に再現し、腐女子のみならず幕末マニアからも評価された薄桜鬼。シリーズ後半である今期は、分かってはいたものの隊士たちが次々と戦場の露と消えて行き・・・。特に裏切ったと思わせておいて、最後まで誠の旗に忠義を尽くした山南や、新政府の大軍に一人斬りかかって行ってその生死を不明にした斎藤の演出は見事でした。やっぱ新選組では土方と斎藤が双璧だなぁ♪あと千鶴たん可愛いよペロペロ(^ω^)
●俺の妹がこんなに可愛いわけがない 評価:A
10月期期待の新作の1つで、その期待を裏切らない良作でした。最終回の感想総括でも書きましたが、桐乃の傍若無人な性格もあれくらいならむしろ望む所。それにそんな桐乃を支える京介の兄としての漢心、黒猫・沙織の裏から支える友情が好ましく思えました(それゆえに自分本位な思い込みが激しかったあやせの評価は高くないのです)。無難なEDを迎えた放送版ですが、今後配信されるTRUE ENDを観てからこそこの作品の真の評価を下したいですね。
●百花繚乱 サムライガールズ 評価:B
ちょっとクドい作画や演出描写、多用される墨規制が気になったものの、全体としては毎週楽しみにしていた作品でした。特に釘宮理恵演じる真田幸村と、寿美菜子演じる徳川千の両Sキャラがたまらん♪(このドMめ) 最後はドラゴンボールみたいなバトルになってしまったのが「なんだかなー」でしたが、続編を期待したい作品です。え?十兵衛いなくなったって?2期は十兵衛抜きでいいです(酷
●ヨスガノソラ 評価:C
崩れない作画と可愛いキャラデザ、それに何と言ってもTV放送の限界に挑戦した過激なH描写が話題になった本作品。シナリオも「セーブポイントからのヒロイン分岐攻略」という、アマガミSSとは違った形で斬新な見せ方をしました。しかしこの手法比べはアマガミSSの方に軍配かなぁ、と。途中、物語がどの辺まで進んでいての分岐なのか混乱する事もありましたし。
●おとめ妖怪 ざくろ 評価:D
元々視聴しようかどうか迷った作品だったのですが、やはり期待した物は得られなかったといった所でしょうか。自分の中では最後まで劣化サクラ大戦でしたし・・・。特にあの戦闘前の緊張感の無い舞は何事かと(^_^; 久々に中原麻衣のヒロイン声が聴けたのが数少ない収穫でした。
●侵略!イカ娘 評価:B
話題性という点では今期ぶっちぎりと言って良いんじゃなイカ?と思える本作。確かにイカ娘は可愛かったし、ギャグも時折ツボに入りましたが、全体的に見ると「頭からっぽにして流し見する作品」だったんじゃなイカな?と思え、B以上の評価は付けられませんでした。特に中盤以降、シンディとその一派が出て来てからはかなりテンポが悪くなった感が・・・。
●もっと To LOVEる 評価:A
「原作通りにやれば間違いなく面白いのに!」と散々な評価だった1期の反省を踏まえ、今期はこれでもかと原作に忠実にアニメ化し、結果「1期なんて始めからなかったんや!」とまで言われる程、良く原作を再現したアニメとなりました。それはそれで原作ファンとしては望んでいた結果なのですが、当然原作を超える展開にはならなかったのが唯一惜しいところ・・・ファンって身勝手ですよね(^_^;
●神のみぞ知るセカイ 評価:C
ぽよよんろっく氏の絵で描かれる、重度ヲタ主人公の作品・・・という事で期待度は高かった作品です。おおまかな話の流れやキャラや絵には文句無しでしたが、どうにもシナリオ配分の稚拙さが目立った作品でした。歩美編はいくらなんでも短か過ぎたし、逆にかのん編はキャラソンを売るためか冗長に過ぎました。それに序盤にもっと桂馬とエルシィの交流を描いておいて欲しかったなぁ。ちなみに一番バランス良く楽しめたのは栞編でしたかね。そして最終回のお遊び回はGJでした♪
●探偵オペラミルキィホームズ 評価:D
うーん、もうこの手の作品にはついて行けなくなってるのかなぁ俺(ギャラクシーエンジェルシリーズは好きだったんですが)。最後まで一度も「面白い」と思えないまま最終回となりました。つーかもう今週から再放送スタートですかw ブシロードのコンテンツへの力の入れ方は凄いんですが、ちょっと空回りしているようにも・・・。それでも評価がEではなくDになったのは、最終回の無茶苦茶力が入っていた作画への評価です。
●それでも町は廻っている 評価:D
良くも悪くもシャフト作品だなー、といった感じでした。個性的なキャラクターの日常を描いた本作、自分の中で盛り上がれなかったのは、好きなキャラが一人もいなかった事に尽きます(あの中では歩鳥が一番好きかなって時点でもうw)。それに春江のように(中身はともかく)見た目だけで人を不愉快にさせるキャラってのは・・・。千葉繁を配した警官ももっと出番があればなぁ。
●FORTUNE ARTERIAL 赤い約束 評価:C
けよりなの“キャベツの悲劇”を払拭せんとしたか、作画面ではかなり高い評価を与えられる作品でした。しかし話が面白かったかと言えば・・・かなり微妙。最終回も単に結論を先伸ばしEDでしたし、エロゲ原作の割にはエロ描写も大人しめでした(まぁテレ東なので仕方ないですが)。キャラデザは可愛くて文句無しだったんですけどね・・・特にかなでさんと白ちゃん>このロリコンめが! あと、べっかんこう特有の手を差し出す絵はもうお腹いっぱいです(^_^;
●たまゆら 評価:C
OVAですが全話視聴したのでここで評価。瀬戸内の静かな街を舞台にした、天然娘ぽっての穏やかな日々を描く癒し系作品。主題歌のタイトルの如く全体的に優しい雰囲気に包まれた良作ですが、盛り上がりって物は全く無いので・・・。しかし今年は竹達彩奈が大活躍だったなぁ。
今期は全体的なレベルは高かったと思います。しかしSランク作品は残念ながら1つも無く・・・この中でBD買ってるのも『もっと To LOVEる』だけですしね(これは原作信者としてのコレクターズアイテムとしての側面が大きい)。あ、一応『アマガミSS』の絢辻さん編だけは買うつもりですがw
本日のBGM:踊り子(『そらのおとしものf《フォルテ》』ED)
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