2012/04/09 (月)
ウルフとデシルは犠牲になったのだ・・・アセム覚醒のための捨て石として! 〜今週の『機動戦士ガンダムAGE』 & 4月期新作アニメ第15弾『咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A』
死亡フラグのミスリードにまんまと嵌められました・・・
ヴェイガンの侵攻を察知して集結する地球連邦軍・・・フレデリックが乗るディーヴァの簡易量産型と目された艦の名は『アマデウス』って言うのね。 一方、ゼハートは連邦軍の生産拠点であるコロニー・ノートラムの占拠と生産拠点の奪取、そして住民を人質に取る作戦を告げます。マジシャンズ8唯一の良心と言えるドールはこの作戦に反対するも、ゼハートはこれはアナルカンチョ様(確かそんな名前だった)の意志であるとこれを一蹴・・・ アマデウスと合流したディーヴァは、フレデリックをディーヴァに移乗させてこれを艦隊旗艦とします。中の人が子安と言うだけで連邦軍の内通者と視聴者に疑われているフレデリックですが、フリットの監視下に置かれては裏切れませんねw ノートラム攻略戦に於いて、予備兵力として後方待機を命ぜられたデシルは激昂してゼハートに食い付きます。メデルやダズに制されるデシルですが、もうデシルには勝手にやらせて支援も送らずに好きに死んでもらうのが一番なのでは? 一方、決戦を前に連邦軍は新兵器を準備していました。複数の小型の衛星によって電磁場のリングを構築し、そこにディーヴァがフォトンブラスターキャノンを撃ち込むことによって破壊力を増大して敵要塞にぶつける「フォトンリングレイ」・・・この手の大量破壊兵器はだいたい敵方の陣営が使うんですけどねぇ。 ノートラムを守る戦いに出撃する前、部下たちに戦いの覚悟を説くウルフ隊長。特にアセムにはゼハートへの拘りを捨てるように示唆します。
出撃前、キノコ頭ことオブライトに声を掛けるレミ。先日のプロポーズを受諾すると・・・って、工エエェェ(´д`)ェェエエ工!!!いきなり結婚!?おいおい、そこに至る段階を幾つもすっ飛ばしやがったwww ―――あぁ、でもこれでオブライトの戦死はほぼ確実だなぁ、誰もがこの時はそう思いました。 出撃するウルフ隊を見送るロマリー・・・そういやあれ以来アセムと話してる場面が無いですね。ここからどうやって子作りまで持って行くのかお手並み拝見ですw ヴェイガンとして、緑の大地・エデンを取り戻すために戦いを止める訳には行かない、と決意を新たにするゼハート。そして出撃するゼハート、ダズ、マジ8(の残り4人)、デシル・・・って、やっぱり勝手に出ちゃったよこの人w
連邦軍はまた鶴翼の陣形ですか。でもこれって戦場に上下の概念がある宇宙空間では果たしてどうなんだろう?w 個対多の戦闘を主眼に設計されたダブルバレットの特性をフルに活かして多くの敵MSを破壊するアセム。しかしそこにデシルが現れ・・・個対個では武装が大仰過ぎるのか、ウルフの支援を受けても苦戦するアセム。やはり父には及ばずか。 その頃、フォトンリングレイの発射態勢が整った連邦軍。しかしこれをXラウンダーの先読み能力で察知したゼハートは、要塞のメデルに対応策を命じ・・・この辺にも連邦からの内通者の影が見えますねぇ。秘密兵器の存在と対処法が筒抜けです。 「ギガンテスの盾」と呼ばれるバリアを展開する要塞。そこに放たれたフォトンリングレイは、ヴェイガンのMSの多くを破壊するものの、肝心の要塞にはかすり傷すら与えられず・・・
その頃デシルは、乗機クロノスの特殊能力である「他のMSを自在に操る(但し味方の機体だけ)」を初めて用いて、マジ8のおっさん2人を動かしてAGE−2を抑え込ませてこれを撃とうとします。しかしこれに気付いたウルフが、動けないマジ8の2人を狙撃してこれを撃破しアセムを救出。これでウルフはマジ8のうち3機を撃破!頼れるエースです( ̄▽ ̄)ノ と思ったのも束の間、アセムを狙っていたデシルのクロノスのビームサーベルが、G−バウンサーの腹部を貫通!あぁっ!!!なんてこった!!Σ( ̄ロ ̄lll 駆け付けたオブライトたちによってデシルは一時的に引き剥がされるものの、機体も搭乗者も致命傷を負ったG−バウンサー。必死の救出を試みようとするアセムですが、自らの死期を悟ったウルフはアセムに「俺を超えるスーパーパイロットになれ」と言い残し、閃光とともに戦場に消えるのでした。ウルフ隊長・・・この作品で一番の良心が( ノД`)
グルーデックに続き、古くからの友を亡くしたフリットとミレース艦長はその死を悼んで涙します。特にアスノ父子は双方にとってウルフは兄貴分的な存在でしたからねぇ。でもこれで実はウルフが生きていて、キオ編で仮面付けて登場したら萎えるからそれだけはやめてね日野。 怒りのアセムはデシルに対して猛攻を加えます。Xラウンダーでもないアセムのずば抜けた戦闘能力におののくデシル。アセム覚醒の鍵はフリットの死ではなくウルフの死だったとは・・・。 「俺はスーパーパイロット・アセム=アスノだ!」 言うと思ったけどちょっと失笑してしまった台詞の後、クロノスをダルマ状態に切り刻み、更にその破片をビームで焼き尽くすという父親以上に惨い方法でデシルを討ち果たすアセム。フリットも1期でデシルをこんな風に殺しておけば、ウルフが死ぬ事も無かったのにねぇ。 ノートラム自体への攻撃が無い事を不審に思ったフリットは、調査のためにエールストライクAGE−1(Mc.命名)で単騎出撃。アセム編も残り3話、どの辺が落とし所になるのか・・・そして、オブライトの生死の行方は! ←ここが一番気になる
続いては4月期新作の15本目『咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A』。実は今期新作でMc.的一番の期待作はこれ!何しろ第1期は長野県飯田市まで聖地巡礼させた程ハマりましたしねぇ。スピンアウトである本作もスタッフは据え置きですし、当然期待してしまいます! ・・・ひょっとしたら阿知賀(奈良県)まで巡礼に行っちゃうかもしれませんw
月刊少年ガンガンに連載されているコミックは『バンブーブレード』でお馴染みの五十嵐あぐり氏が描いていますが、アニメ版は原作の小林立氏の絵に準拠して描かれています。うん、やはりこっちの方が『咲-Saki-』って感じがしますしね。 物語の時系列は『咲-Saki-』の本編開始から4年前に遡ります。和が親の転勤で全国を転々としていた頃の話。奈良県の阿知賀に引っ越してきた和は、そこで高鴨穏乃(たかかもしずの)(CV:悠木碧)と新子憧(あたらしあこ)(CV:東山奈央)と知り合います・・・時に原村和、小学6年生。既に爆乳の片鱗を見せておりますw 和が麻雀が得意と知った穏乃は、憧と共に和を「阿知賀こども麻雀クラブ」に誘います。そこには主催の赤土晴絵(あかどはるえ)(CV:遠藤尚美)の姿が・・・
うむ、やはり最初にそこに目が行きますよねw 小学生とは思えないけしからん胸だ、うんうん(ジロジロ)。 クラブのNo.2とNo.3である穏乃と憧にあっさり勝った和は、クラブNo.1である1歳上級生の松実玄(まつみくろ)(CV:花澤香菜)と対戦する事に・・・この人もおっぱい星人かw ドラが全て集まるという特殊能力持ちの玄(『哲』にもそんなキャラがいましたね)に「そんなオカルト、ありえません!」とあの名台詞を発する和・・・つーかドラだけでなく赤牌も集まるのか、コイツこえー!リーチするだけでドラ8・倍満確定とか! 和も加わり、楽しい日々を送る「阿知賀こども麻雀クラブ」。しかしそんな時間はいつか終わりを告げるものなのです。
かつて阿知賀女子高校の名手としてインターハイ出場の経験もある晴絵さん。そんな晴絵さんに実業団からのお誘いが来て、それに晴絵さんが応じる事になり「阿知賀こども麻雀クラブ」は解散する事となります。 そして中学に進学した穏乃たちですが、憧は麻雀の強豪校である晩成高校に入ることを見越して、麻雀部のない阿知賀女子中ではなく阿太峯中学校に進学。また、和はまたしても親の転勤で阿知賀を去る事になってしまい、かつての仲間たちはバラバラになってしまいます。 そして時は流れ―――。中3になった穏乃はある日、TVの麻雀インターミドル個人戦で、見事中学生チャンピオンとなった和の姿を観ます。驚いた穏乃は和に連絡をしようとしますが、連絡先を知らず・・・。疎遠になっていた憧に久々に連絡すると、憧も和のTVを観ていました。また一緒に麻雀を打ちたい!と言う穏乃ですが、麻雀の名門である晩成高校は偏差値70の超難関校でもあります。成績優秀な憧はともかく、穏乃には到底合格は無理・・・。 そんな穏乃は麻雀部が休部されている阿知賀女子高校の麻雀部部室、かつてこども麻雀クラブが開催されていた場所に自然に足が向きます。そこは使われなくなって2年以上経っているはずなのに、綺麗に掃除が成されていて・・・。 玄がいつかまたここに皆が集まる日を夢見て、2年間掃除を続けていた事を知った穏乃。更にそこに晩成高校ではなく、阿知賀女子に進路を変えた憧が集まり、高校のインターハイで和と再会するために麻雀部を再起する事を誓います。こうして、阿知賀女子高校麻雀部は、再び始動するのでした・・・。
うん、第1話としては良いスタートダッシュを切れたんじゃないでしょうか。急に多くのキャラを出さず、穏乃・憧・玄・晴絵さんといった新キャラ、それにお馴染みの和を過不足無く描き、最後にちょこっとだけタコスさんを出して前作ファンをニヤリとさせる演出の巧さ。Studio五組ことGONZO5スタ、未だ健在なりをアピール出来ましたね。 勿論視聴は継続、キャプ感想も毎週続けるつもりです(AGEは日曜枠、阿知賀編は月曜枠かな)。多分BDも全巻揃える事でしょう。
本日のBGM:サクラキミニエム(TV版『D.C.U〜ダ・カーポU〜』OP)
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