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特設ネタ
 〜管理人Mc.OKAZAKI の日記みたいな雑記〜
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2012/04/22 (日)

何、この強烈な蛇足感・・・ 〜今週の『機動戦士ガンダムAGE』

アセム編を終了するにあたって、物語の中で上手く回収出来なかった伏線を回収するために、強引に取って付けた話って感じ。


ダウネスを破壊した戦いから1年―――また説明だけで年月が過ぎたw アセム編の時の流れパネェです。
1周年の追悼式典が行われる中、何やら物騒な相談をアセムと行うフリット・・・クーデター?うわ、フリットは軍部独裁政治でも企図してるんでしょうか。強力な外敵がある時に、それに対して効率的に対処するために軍部が政権を奪取する事は往々にしてありますけどねぇ。
今は特務隊の隊長となっているアセム。1年の経験とダウネス破壊の功績もさる事ながら、やはり父親の威光といった側面は否めませんかね。AGE-2を白いカラーリングに変えたのはやはりウルフへのリスペクトでしょうかね。
そんなアセムにこれまでの自分の子供じみた考えを悔いる言葉を伝えたロマリー・・・ゼハートは行方不明のようですし、司令官の息子として将来が約束されたアセムをしっかり押さえておこうという事ですね分かりますw そんなロマリーを受け入れるアセム・・・あーあ、1年掛けて篭絡されちまったか。残念ながら、キオの母親はこれでロマリーで確定のようで。アリーサに期待を掛けていた皆さん、ご愁傷様です( ̄人 ̄)
したたかなロマリーは更にアスノの家にまで押し掛けて、ユノアとバルガス(まだ生きてる!w)とも友好関係を結びます。外堀もガッチリ埋めやがったw


式典で演説を行う地球連邦首相オルフェノア、控え室でその夫人の相手をするフレデリック。そこにMPを引き連れて現れたフリット・・・どうやらクーデターはクーデターでも、オルフェノアがヴェイガンに内通していた証拠を掴んでの断罪のための決起のようです。ずっと伏線として張られてきた連邦の内通者が、よもや文民のトップだったとは。フレデリック、中の人が子安というだけで疑って悪かったよw
火星移住計画失敗の責任者を一族に抱えていたオルフェノアは、それを隠し通すために揺すって来たヴェイガンに情報を売り、その対価として莫大な資産を得て政敵を排除して来た・・・そしてその裏情報を調べ、まとめ上げたグルーデックを暗殺。キルユー・ヴェイガンを標榜するフリットにとっては許せない存在でしょうな。
オルフェノアの失態を見たメデル(あ、無事だったんだ)は、ダウネス破壊の時に破片に紛れて地上に降りた仲間と共に決起(と言っても3機だけだけど)。用済みとなったオルフェノアの排除に動きます。一方、これを事前に察知していたアセムは僚機を残して単機、防衛線の援護に向かいます。
メデル・ザント55歳、参謀として有能そうなシーンはありましたが、まさかMSに乗っても無双とは!・・・つーか連邦のMSがまたも棒立ちですやん(;´∀`)


アセムと刃を交えるメデル。しかしちゃんと任務の優先度を分かっているメデルはアセムの相手を他の2機に任せて、自らはオルフェノアの始末に向かいます。
これまで上手く立ち回って来たと自負しているオルフェノアは、なぜ自分がヴェイガンに消されるのかまだ納得出来ていないようで・・・そんなオルフェノアにロックオンするメデルのMSですが、他の2機を瞬殺したアセムのAGE−2がインターセプト。とっとと遠距離射撃でオルフェノアを(ついでにフリットも)殺しておけばいいのに、AGE−2をたった2機で足止め出来ると思ったメデルの判断が甘いですね。
ヴェイガンとの共存の交渉役としての自分の存在意義を唱えるオルフェノアですが、元よりフリットの目的はヴェイガンの殲滅!聴く耳を持ちません・・・うわー、銀英伝でヤン提督が「まさか相手を殺し尽くすまで戦争をする訳ではないだろ?」的な事を言ってましたけど、本当に相手を皆殺しにするまで戦争を続けようとする人がガンダムの主人公で現れちゃいましたよw ユリン、なんて罪作りな女・・・
腐敗した連邦の実態に、なぜそこまでして戦うのかアセムに問うメデル。そんなアセムは守るべき人たちのために戦う、と死んでいった仲間たち、そして今を生きる仲間たちの事を想います。まぁ結局、前線の兵士なんて国家や制度や支配者のためではなく、家族や仲間や自分の命のために戦いますからね。


エデンの幻を観ながら散るメデル・・・結局ヴェイガンの地上降下部隊はMS3機のみだったって事?しょっぺぇwww
その後オルフェノアは裁判に掛けられて極刑となり、フリットが中心になって結成された調査委員会によって他の内通者たちも次々と粛清。新たな連邦評議会が結成される事になりますが・・・これってフリットの息が掛かった人選っぽいですよね。実質的な軍部独裁を行なってまで、ヴェイガン殲滅に向かって動きますか・・・。
その頃、ディーゼル関東様(確かそんな名前だった)の下で生きていたゼハートは再び長いコールドスリープに入っているようで・・・キオ編では兄のデシルような扱いにならない事を祈ります。せめて人妻となったロマリーと姦通するくらいの活躍は見せて欲しい(ぇ
そしてまた時は流れ―――。ロマリーの計画通り(ニヤッ)、アセムはこの姦婦と結婚(そこまで言うか)。結婚式には学生編の頃の懐かしい顔ぶれも・・・あ、ロマリーの取り巻きだったブスコンビもw バルガスもまだ生きてる・・・ドワーフって意外と長命だな。そして息子の結婚式なのに参列しないフリットぇ・・・。Xラウンダーになれなかったアセムに用は無いってか。

次回からはAGE最終章・キオ編に入ります。フリット編3ヶ月、アセム編4ヶ月、キオ編5ヶ月という構成でしたか。つーかまだ出しゃばるのかフリット爺さんwwwしかもなんかバスク・オムみたいになっちゃってw
AGEシリーズで一番長い付き合いの主人公になる予定のキオ。果たしてどんな人格なのか・・・。アセムは意外と視聴者の共感を得られましたが、爺ちゃん似だったら目も当てらんないな。



本日のBGM:ゴーゴーヘブン(『シティーハンター』OP)


2012/04/21 (土)

より外道なマスターが生き残る戦い、それが聖杯戦争・・・ 〜今週の『Fate/Zero』

キャスター戦が勧善懲悪な結末だったので忘れてたんですけど、これって虚淵作品だったんだよな・・・それをこれでもかと思い出させられた(;´д`)


時間軸はキャスター討伐戦の直後から。聖杯戦争の加速っぷりマジパネぇ。キャスター討伐戦への参加報酬として、もれなく令呪プレゼント!の商品ゲッツに現れたケイネス・・・何気に2期初登場!つまりキャスター戦では何もしてないのに、報酬の受け取りには真っ先に参上w!
その頃ソラウは、令呪が増えたらまたディルムッドに一歩お近付きになれるわデュフフ…と、ビッチ路線まっしぐら。そんなソラウの右手がいきなり斬り落とされます!あぁっ!僕の王の右手が!!>その作品もう終わった
ソラウの右手を斬り落とし、意識を奪った後に残された右手を銃で粉砕する下手人は舞夜・・・という事で、今回の黒幕は切嗣です。相変わらずやる事がえげつねぇ。
その頃、重傷を負った雁夜を回収した綺礼は、自分の行動に自ら疑問を投げ付けます。主である時臣の意に反する行動である事は確かなのに、胸の奥から沸き上がってくる高揚感・・・ギル様が綺礼を「面白い」と思うのは、この思考と精神の二律背反なんでしょうね。
えー、あんた何もやってないぢゃん・・・と渋る璃正を言いくるめて、令呪ゲットだぜ!なケイネス。そしてその直後、残りの令呪が他のマスターに行き渡るのを恐れたケイネスは璃正を銃殺・・・ゲスいなぁ。つーかあの余裕綽々だったケイネス先生がこんな事をするまで落ちぶれるとはね。


令呪を貰ってルンルン(超死語)でアジトに戻ったケイネスを待っていたのは、ソラウが誘拐されたとのランサーからの報告でした。血管(#^ω^)ビキビキさせて怒り狂うケイネスですが、主人の婚約者を守れなかったのはランサーの失態ですから、これは責められても仕方ないですな。つーかいくら騎士の誇りを貶めるような怒られ方をされたとしても、それで反論出来る立場じゃないよね。サラリーマンってそういうもんです(…サラリーマン?)。
そこにやって来たのがセイバーとアイリ。ケイネスのアジトの場所は・・・あぁ、切嗣さんがソラウの身体に聴いたんですね分かります。海魔の討伐で力を出し切ったばかりの今、他のサーヴァントの邪魔は入らない。なればこそ今晩が互いに決着を付ける絶好の好機と言うセイバー・・・左手が治ったもんだから、もう殺る気マンマンですw
一方、セイバーのためにゲイ・ボウを失ったばかりのランサーとしては、本来不利な戦いを避けたいところなのかもしれませんが、この騎士道の塊の御仁が正々堂々の勝負を挑まれて逃げる訳には参りません。という事で一夜にサーヴァント戦のダブルヘッダーに入る両者です!


セイバーの剣撃を受けてその軽さに気付くランサー。左手の力が入っていない・・・? それがセイバーなりの騎士道精神でした。そんなセイバーの心意気に感じ入って、セイバーとの出逢いを嬉しく思い、心行くまで槍を振るうランサー・・・どっちも頭ん中お花畑だなぁと思いながらも、両者のマスターの性格を鑑みるに、こんな戦いを永く続けられる訳もないよなぁ、との悪い予感も。
果たして、両者の戦いを物陰から歯痒い思いで見詰めるケイネス。そしてそんなケイネスの下に、昏倒したソラウを伴って切嗣が現れ・・・うわ、人質に使うのかやっぱ。
ケイネスに条件を突き付ける切嗣。曰く、ケイネスとソラウの生命は保証する、その証拠に切嗣が両者に手を出せないギアスを発動する。その代わり、残った令呪を全て使ってランサーを自害させろと・・・すいません、ケイネス先生以上のゲスがここにいましたw


左手を使わないセイバーと一槍のみのランサーの戦いはほぼ互角。セイバーのマスターとしては、綺麗事ばかりのセイバーを確実に勝たせるための手段として正しい策とは言えますが・・・。そういやセイバーは、ランサーがゲイ・ボウを失ってるのになんで鎧甲冑で戦ってるんだ?前の戦いの事覚えてないの?w
自分とソラウの生命と、アーチボルト家の名誉と聖杯戦争からの脱落とランサーの生命。両者を天秤に掛けたケイネスが選んだのは前者でした。戦いの最中、突如自らの胸をゲイ・ジャルグで刺し貫いたランサー。唖然とするセイバーの眼前に現れた切嗣によって、ケイネスが令呪によってランサーを自害させた事が告げられます。
血を吐きながら、血涙を流して騎士同士の戦いを邪魔した者たちに怒り狂うランサー・・・


イケメソが台無しの悪魔のような形相で、呪詛の言葉を紡ぎながら消えて行くランサー。その無念の程が分かるってもんです。
これで切嗣がケイネスたちを殺せないギアスが発動し、自分たちの生命の安全は図られた・・・安堵したケイネスですが、直後にソラウを抱いたケイネスの身体を幾筋もの銃弾が貫き・・・
舞夜に2人を殺させた切嗣。「僕にはお前を殺せない」「僕にはな」・・・こやつ、ゲスだけでなく外道だったwwwつーかケイネス先生が甘過ぎなんだよなぁ。
銃撃だけでは死に切れず、苦しみながら早く殺して欲しいと懇願するケイネスに、だから僕には無理!と突き放す切嗣。そんなケイネスを哀れに思ったセイバーが止めを刺しますが、この切嗣のやり方に、セイバーは勿論アイリも強く異を唱えます。そんな両者の怒りに対し、アイリにのみ言葉を返す切嗣・・・切嗣って、とことんセイバーとは話をするつもりが無いみたいですね。
正々堂々の戦い、名誉や騎士道で流される血にこそ価値を見出すセイバーに対し、流血そのものを否定する切嗣。聖杯の使い道を問うセイバーに対し、自らが聖杯を手にしてこの戦いを人類で最後の流血にする、と語ります。セイバーの言葉は美しいかもしれないけど、殺し合いに美学を持ち込むのは実は龍之介と同じレベルだという事に気付いているんだろうか。
そんな両者の決して交じり合う事のない信念のぶつかり合いの後、切嗣が去ると同時に突然その場に倒れるアイリ。両者の間に入ってさぞ胃が痛い思いをしてたんだろうなぁ(^_^; でも「全て遠き理想郷(アヴァロン)」の力で、セイバーに触れられるだけで回復するはずですけど・・・



本日のBGM:to the beginning(『Fate/Zero』OP)


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