2012/04/12 (木)
徒然なるままに、日暮し。アキバに向かいて・・・
特に買い物があった訳じゃ無いんですけど、昼頃にまさに「何となく」アキバに行ってみたんです。
ゲーマーズ本店の大看板、ソフマップアミューズメント館の大看板ともに『アクセル・ワールド』に差し替わってました。自分的にはそれほどハートキャッチされなかった第1話でしたが、アキバという街では今期の推しアニメで行くんですかね?
一度気になるとあちこちに『アクセル・ワールド』の看板があるような気がw 『AKB0048』を推すのはまぁ分かるんですが・・・なぜかこれ、TOKYO MXで放送されないという(;´д`) 何を考えてるんだMX・・・ そんなこんなでブラっと寄った某ショップで、いつもZOIDに一緒に行ってる後輩と偶然遭遇!互いに仕事中にも関わらず、こんな所で会ってしまうとは・・・アキバって案外狭いですw
お昼に元祖寿司で寿司をつまんで、数件ショップを覗いて帰って来たんですが、ガチャポン会館で連合艦隊シリーズの第5弾を発見!ラインナップが良かったので、3Fのまとめ売りショップでコンプセットを購入しました♪ まずは空母『雲龍』と『葛城』。ともに『雲龍』型中型正規空母の同型艦です。 『雲龍』型空母はミッドウエイ海戦の敗北で主力空母4隻を失った日本海軍が、空母増産計画で大量建造を計画した型で、実に15隻が建造される予定でした。しかし当時の国力でその計画は無謀に過ぎ、実際に終戦までに完成したのは『雲龍』『天城』『葛城』の僅か3隻のみでした。しかも1番艦の『雲龍』が完成し、訓練を終えて実戦配備された時には既に連合艦隊はレイテ沖海戦で事実上壊滅しており、また、空母に発着出来る技量を持ったパイロットが激減し、折角竣工した新鋭空母も無用の長物と化してしまいました。 そこで『雲龍』はその広大な格納庫を活用してフィリピンへの輸送任務に使用されますが、その往路で米潜水艦に発見され、雷撃を受けて積荷が誘爆を起こして沈没。そのあまりに短い生涯を終えています。 その後『天城』と『葛城』は出撃する機会も無いまま呉沖に繋留され、『天城』は空襲を受けて転覆沈没。『葛城』は被弾するものの飛行甲板の損壊のみで済み、終戦時は稼動可能な最大艦艇として、復員船としての任務を全うしました。
続いては戦艦『伊勢』と『日向』。『伊勢』は航空戦艦に改装された状態、『日向』は戦艦時の姿でキット化されています。 先に述べたミッドウエイ海戦後の空母増産計画に伴い、『伊勢』型戦艦はその後部甲板を改装して航空機22機を搭載出来る航空戦艦に改装されました。これには、ミッドウエイ海戦の直前に『日向』が砲塔爆発事故で第5主砲を失っていた事情もありました。 両艦最大の見せ場はエンガノ岬沖海戦。小沢艦隊に属した両艦は同艦隊の空母が全滅した後、次のターゲットとして激しい空爆に晒されますが、優れた操艦技術と対空火力でこれを寄せ付けず、数十機の敵機を撃墜して無事に帰還しています。 その後、シンガポールへの決死の往復輸送作戦も成功させて連合艦隊最後の栄光を担いますが、燃料不足で呉沖に繋留中に空襲に遭い、これまでの恨みを一身に受けて徹底的に破壊されました。この時『伊勢』が主砲から放った対空三式弾が、日本の戦艦史上最後の主砲発射となりました。
あとは駆逐艦『綾波』と『敷波』、潜水艦『伊15』と『伊19』・・・『葛城』『日向』『綾波』『敷波』と、今回のラインナップはエヴァ臭がプンプンしやがりますw 『綾波』『敷波』は『吹雪』型駆逐艦の同型艦で、共に第19駆逐隊に所属。『綾波』は第3次ソロモン海戦で米駆逐艦3隻と刺し違えた壮絶な最期でも知られます。『敷波』はソロモン海の激しい戦いに生き残りますが、後に米潜水艦に撃沈されました。 『伊15』『伊19』は共に巡潜乙型と呼ばれ、小型偵察機を搭載した日本海軍の主力潜水艦です。特に『伊19』は日本の潜水艦で最大の武勲を挙げた艦として有名です。詳しくは本サイト内『ミリタリーよもやま話』その5を参照下さい。
空母6・戦艦6・重巡1・駆逐艦4・潜水艦2・・・このシリーズも良い感じに揃って来ました。200円で買えるリーズナブルさも揃え易さの1つですね。
本日のBGM:羅針盤(『ジパング』OP)
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