2012/08/04 (土)
ここで本当に伊織が死んでたら神作品になってたかもしれないけど、伊織目当ての視聴者の多くが脱落してたかもしれんねw 〜今週の『ココロコネクト』
ヒトランダム編、とりあえずの収束なのかな。
一度振られたにも関わらず、心変わりを期待して再度唯に告白する青木・・・こういう図太い神経の持ち主はある意味尊敬出来るなぁ。二度目の失恋を味わう青木ですが、放課後いつも一緒に過ごしている文研部のメンバーは半分付き合っているのと変わらなくね?とも思ったり。つーかこの世代の付き合ってはイコールヤらせてって意味かw だとしたら唯が躊躇するのは分からなくもないが。 この告白の情報を事前に掴んでいたため、2人の告白風景を太一と伊織に見せる稲葉・・・好き合っている太一と伊織に対して刺激を与えるつもりだったようです。そんな事してると、自分だけあぶれるぞw その日の放課後、伊織と入れ替わったと言う稲葉が部室に現れ、太一に伊織の事をどう思っているのか訊き出そうとします。それに対して伊織に対する想いを語り始めようとしたその時、稲葉が部室に現れ・・・ここで伊織が稲葉と入れ替わったふりをしていた事が発覚。そして太一は自分を見失いかけていた伊織に「どんなお前でも分かる」と言ったのに、その演技を見抜けなかった事にショックを覚えます。 太一を騙してその心を知ろうとした伊織は泣きながら部室を飛び出し、稲葉のパンチに背中を押されて太一はそんな伊織を追います。なぜか協力的な藤島からも助けを得られた太一は、夕陽の橋の上に佇む伊織を見付けますが・・・
太一を騙した事を詫びる伊織。しかし太一はいろんな顔を持つ伊織のその全てが伊織である事、そしてそんな伊織の事が好きだとここで告白。頬を染めた伊織がその太一の想いを受け止めようとしたその時、伊織の人格はふうせんかずらによって乗っ取られます。貴方達が面白過ぎるから、との意味不明な理由を伝えた直後、ふうせんかずらによって伊織の身体は橋からダイヴ・・・って、工エエェェ(´д`)ェェエエ工!!!いきなり脈絡も無く伊織ちゃん退場ですか!?あまりにも理不尽過ぎる・・・ 病院に運ばれた伊織は危篤状態。そこに現れた後藤の体を借りたふうせんかずらによって、伊織はあと30分で死ぬ事、そして伊織の身体と共に死ぬ人格をそれまでに5人で決める事を太一たちは告げられます。それまでは自由に人格を入れ替えられるのでしっかり話し合って欲しいと、言うふうせんかずらに怒りをぶつけようとする太一ですが、唯ですら敵わないこの相手に抗し得る事など出来ず・・・。 自己犠牲精神から当然のように自分が死ぬと名乗り出る太一。そんな太一を厳しく詰り、代わられた相手の気持ちも分からない自己中野郎と怒る稲葉。結局伊織と共に死ぬのは伊織しかいない・・・と、冷徹ながらも真理を語る青木。 まずは伊織の意見を聴こう、と最初に伊織の精神を宿す青木。橋の上から記憶が無い伊織は、稲葉から今の状況の説明を受けます。伊織が出した答えはやはり自分が死ぬしかない、と言う事・・・そして伊織は、最後に皆と1対1で話がしたい、と願うのでした。
稲葉の身体を借りて、最後に太一と語らう伊織。この辺りの中の人たちのそれぞれを演じる演技力にはさすがプロだと唸ってしまいますね。特に沢城さんの変化っぷりはまさに神の領域! 涙を流さない太一は、自分が泣いたら一番悲しいはずの伊織が泣けない、と言って伊織を抱き締めます。その胸の中で伊織は「まだ死にたくない」と涙を流し、そして太一の告白を受けられない、と断ります。死んで行く人間と付き合う訳には行かないでしょ、という伊織ですが、それでも最後の想い出として太一にキスをせがみます。稲葉の身体の伊織とキスをする太一・・・何とも複雑な光景です。 こうして死に行くのは自分、永瀬伊織だとふうせんかずらに告げる伊織。直後に稲葉の人格が戻り、伊織は死に行く自分の身体に戻りますが・・・ここで集中治療室から出て来た医師が告げた言葉は、伊織の無事を伝えるものでした。善良な一般市民にそんな事する訳ないじゃないですかぁ、とすっとぼけた言葉と、お詫びの菓子折りを差し出すふうせんかずら・・・本来なら皆もっと怒って良い場面ですが、伊織が無事だった事で完全に力が抜けてしまったようで、呆然としながら去り行くふうせんかずらの背中を見送る事しか出来ないのがある意味リアルですね。 後日、無事に退院した伊織の復帰祝いの席で稲葉は自分のファーストキスを奪った事で太一を責めますが・・・その口元がニヤついている事からも、本気で怒っている訳ではない事が計り知れますねw ・・・こうして人格入れ替わり事件は幕を閉じますが、この事件によってそれぞれの中に秘めていた想いや秘密を共有するようになった5人は、今後どのような人間関係を築いて行くのか・・・第2章キズランダム編に期待しましょう。
本日のBGM:Reason why XXX(『だから僕は、Hができない。』OP)
|