2012/08/08 (水)
公式えるレイプ目www そして摩耶花のコスは何でこう3世代くらい前の物をチョイスするのか・・・ 〜今週の『氷菓』
温泉回以来、本作久々のエロシーンが(・・・このレベルでエロを語るのもおこがましいが)
カンヤ祭も遂に最終日。怪盗十文字を捕えるために気合十分の里志は、朝早くから次の標的になるであろうグローバルアクトクラブで張り込み・・・初日でイベントを終えたクイズ研という選択肢よりはこっちを選んだようですが、このクラブの展示ってゲテモノ食い特集みたいだぜ?(;´д`) えるは廊下で何処かで観た女性とすれ違い・・・面識は無いはずなのに奉太郎の姉に既視感を覚えるという事は、姉弟で少し似てるんですかね。 いくら待っても事件が起こらないグローバルアクトクラブに、他の探偵候補者たちは次々と脱落・・・そこにもたらされる、軽音部で弦が盗まれたとの報せ。あー、そこそこ、京アニだからって軽音部に過剰に反応しないように!法則性を無視された里志は完全に十文字にお手上げ状態です。 その頃、意外に順調な氷菓の売れ行きに気を良くしていた奉太郎ですがそこに姉の供恵さんが来訪。高校生の弟の頭をわしゃわしゃしたり、完全に奉太郎を子供扱いですね。そんな供恵さんはわらしべプロトコルの話を聴き、摩耶花の手鏡の代わりに1冊の同人誌を置いて行きます。そのタイトルは『夕べには骸に』!!!摩耶花が欲して止まなかったこの本がこんな形で入手出来るとは。 ここでちょっと推理。なぜ供恵さんがこの本を持ってカンヤ祭に来たのか。それは奉太郎が最初に読み始めたあとがき(この辺がひねくれ者だよなーw)に記されていた、クリスティの名作にヒントを得た続編の存在と「クドリャフカの順番」という言葉がキーになってますよね。つまり、昨年のカンヤ祭で発刊された『夕べには骸に』で予告された「順番」に関する謎解きが、今年のカンヤ祭で行われている・・・それを確認しに来た供恵さんは、その謎解きを奉太郎に託したとも取れます。 えるが部室に戻ると、奉太郎が『夕べには骸に』に夢中になっていて・・・摩耶花が絶賛するだけあって、初見の奉太郎も高い評価を下しているようです。しかしその表紙にどこか見覚えのあるえるが物凄い勢いで食い付いて来て・・・嫌な予感しかしない奉太郎はえるに本を渡さないようにするものの、無理に奉太郎から奪おうとしたえるはその胸を奉太郎の眼前に近付け・・・とりあえず胸当てが邪魔だw でもこれくらいが京アニ作品のエロの限界なのかもしれんね。
同人誌の絵が実行委員会前の掲示板に貼られたカンヤ祭のポスターに似ている事に気付いたえるは、本を持って確認に向かいます。 その頃摩耶花は、漫研の展示室でポスター描き・・・このコスは何?と思ったら後程部長がネタバレしてくれましたけど、手塚治虫の『七色いんこ』(1982、少年チャンピオン連載)だそうで・・・『11人いる!』→『ひみつのアッコちゃん』→『七色いんこ』と、作品自体はどマイナーとは言えないかもしれませんが、今時の女子高生がコスプレの対象にする作品じゃないんだろ! そんな摩耶花に迫る嫌がらせの魔手・・・汚れた筆洗いバケツの水をちょっとだけかけるつもりだった部員(ボーカロイド軍団の一員かと思ったら違うみたい。漫研内に敵が多いのね・・・)が、他の生徒に押されたために思いっきり汚れた水を摩耶花にぶっかけてしまい・・・。せっかくのコス衣装を台無しにされた摩耶花は、それでも怒らずに展示室を出て行くのでした。もう辞めちゃえばいいのにね、こんな楽しくない部活なんて。 ジャージに着替えた摩耶花はいろんな部の助っ人として活躍するジャージ部に鞍替え・・・はせず(お約束)、ダウナー気分で歩いている所でえると遭遇。えるが『夕べには骸に』を持っている事に驚いた摩耶花は、更に今年のカンヤ祭のポスターの絵が非常に似ていると聴いて、一緒に実行委員にポスターの絵を描いた人物を問い合わせに行きます。 耳の描き方などの特徴からそれが『夕べには骸に』を描いた物と同一人物と摩耶花は判断。田名辺からそれを描いたのが生徒会長の陸山と聴かされたえると摩耶花・・・カンヤ祭を盛り上げる立場にいる人物だし、奇術部の事件の時にも会場に居たし、『夕べには骸に』の制作にも関わっていたとなると、これで怪盗十文字の正体としては陸山が最有力かなー。
「くがやま」会長を「りくやま」会長と思っていた奉太郎がちょっとお茶目w そんな奉太郎は『夕べには骸に』の作画担当が陸山と知ってようやく推理の道筋が立ちます。しかし幾つか腑に落ちない点があるので考えをまとめようとするものの、興味本位で突っ走るえるの存在が非常に邪魔に・・・そこでこっそり里志だけを部室から連れ出そうとする奉太郎ですが、里志の余計な一言で事件の真相に近付いている事をえるに勘付かれてしまいます。えるは自分をのけものにして話をしようとする奉太郎に詰め寄り・・・進退窮まった奉太郎は、ここで起死回生の一言を放ってえるを撃退します。「物凄く卑猥な話だがいいか?」・・・先生!えるが息をしてませんwww 怪盗十文字の起こす事件の法則性の崩壊など、全く道筋が立たないまま犯人を探そうとする奉太郎にやや苛立ちに近い物を持った里志は、珍しく感情的に奉太郎に食って掛かります。しかしすぐに冷静さを取り戻した里志は、奉太郎が挙げる幾つかの謎の存在を共に考察。特に「く」を飛ばして「け」に行った事が一番気になっているようですが、現時点では謎は全く解明出来てません。 更に『夕べには骸に』で1年前からこの十文字事件は予告されていた事を推理する奉太郎。「クドリャフカの順番」とは果たして・・・。結局結論までには至らない奉太郎の推理。そんな奉太郎に今回の事件を託す里志・・・ありゃ、遂に音を上げてしまったか。最後に奉太郎に向けた残念そうな表情から、自分の推理力では奉太郎に敵わない事を悟ったという事でしょうか。 その頃えるはお昼の校内放送に、怪盗十文字の最後の標的になる可能性がある部活の部長として出演していました。お約束のお辞儀→マイクに頭ぶつける音声が全校に鳴り響き・・・。次回辺りでこの『クドリャフカの順番』も解答編になるのかな?
本日のBGM:忘れないよ。(『輪廻のラグランジェ season2』ED)
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