2012/09/02 (日)
宇宙要塞ラ・グラミス攻略戦のはずが、いつの間にか最終本土決戦にすり変わっていたでござるwww 〜今週の『機動戦士ガンダムAGE』
行き当たりばったりの日野脚本ではよくある事。
ラ・グラミスに向かっていた連邦軍艦隊は、いつの間にはセカンドムーンが地球圏まで接近していてラ・グラミスと合流した事を知り・・・おいおいおい!いきなりヴェイガン全戦力終結の最終決戦の舞台が揃っちゃってるじゃないかよ。 殲滅厨フリットはヴェイガンを一挙に葬る好機と捉えていますが・・・一要塞を攻略する予定で出撃させた戦力に対し、更に巨大な攻略対象物が現れたのに、戦力の再編も何も為さずにそのまま突っ込もうとしている老いぼれの乱暴な戦略は如何したものかw 突如迫った最終決戦を前に襟を正すナトーラたん・・・結局この人は覚醒する事ないまま最終局面を迎えちゃったな。そしてアビス少佐との何度目か分からない通路でのフラグ立ても今回が最後かな?互いに敬礼を交わすとか、普通に考えると今度こそアビス少佐の死亡フラグですけどこれ・・・ そしてこのまま出番のないまま終わる危険性もあったウェンディにもキオとの邂逅シーンが。手を握りながらこのまま医務室のベッドで事を成してしまうのかとヒヤヒヤしましたよ!貞操観念の低い種のアークエンジェルクルーだったら間違いなくそのままヤってたよなここ!w
さて、ここに来てまたヴァージョンアップするガンダム。今度の形態はガンダムFXバーストモード・・・攻撃の精度を落とす代わりに機動力と個隊多の攻撃能力を大幅にアップするバーストモードは、コクピットの切り替えでモードチェンジ出来るようですが、どうやらキオはこのモードが気に入らない様子・・・。攻撃の精度が落ちる事で、正確にコクピット以外を狙う事が出来なくなりますからねぇ。そんなキオの戦い方にダメ出しをするアビス少佐ですが、キオはあくまで自分の戦い方にこだわり、バーストモードなしで戦いに挑む決意です。やれやれ。 一方、久々に登場のザナルド・・・仮にもAGE−3を捕獲する大功を挙げた割には出世した感が全くありませんな。そんなザナルドにイゼルカントから与えられた命令は、後継者はゼハートに決めたから彼の右腕になってやってくれ、と・・・あー、これは納得出来ませんねぇザナルドさん。大功を挙げたのに報われず、失敗ばかりの若造の風下に甘んじろってのはイゼルカント様も酷ってもんです。 そしてイゼルカントは自分の遺伝子を受け継いだクローンであるゼラを前戦に立たせる事に。本当はゼハートではなくゼラを後継者にする予定だったようですが、自身の寿命が近付いている状態では何も知らないクローンを後継に立てる訳には行かなかったみたいで。 最終決戦に向けて出撃するディーヴァのMS隊。これまた久々にアビス隊の面々もクローズアップされますが、これってやっぱり死亡フラg(ry
最終決戦前って事もあって、ゼハート陣営でも最後のイチャラブ光景が。ゼハートに熱い視線を送るフラムですが、ゼハートはあくまでも部下としてフラムの事を気遣い・・・その想いだけで満足しちゃうフラムの純情が好ましい♪ようやく好きになって来たキャラだけど、まぁ間違いなくこの後ゼハートを庇って死んじゃうんだろうな・・・ 遂に口火が切られた戦い。アセムもバロノークのMS隊を率いて参戦してますが・・・海賊のMSって毎回アセム以外全滅してる印象しかねぇw アルグレアスが最も警戒しているのは、ビッグリングを一撃で粉砕したラ・グラミスの要塞砲「ディグマゼノン砲」ですが、軸線上にヴェイガンの部隊がいる現状では撃てないはず・・・と戦線を展開。 しかしここはゼハートが一枚上手でした。連邦軍艦隊の正面に無人艦隊を配置して、これを囮として連邦軍を食い付かせたのでした。それにいち早く気付いたアビス隊のデレク中尉・・・しかし時既に遅く、味方の無人艦もろとも連邦軍艦隊をディグマゼノン砲で薙ぎ払うゼハート。不死身のアビス隊も、遂にデレク中尉という初めての戦死者を出してしまいます。 多くの命が一瞬で奪われた事に呆然とするキオ、そしてこのゼハートの戦術に怒りを爆発させるフリット・・・いやいや、これは卑怯でも何でもない立派な戦術でしょう。
ディグマゼノン砲の次の発射までの間に要塞との距離を詰めようとするアルグレアス。ディーヴァを先陣に据え、フォトンブラスターキャノンで突破口を穿つ作戦のようです。まぁ誰でも思い付く戦術ですな。 キオもディーヴァを護衛しながら最前線に立ちますが、戦い方は相変わらず不殺・・・。そこに全軍の最高指揮官でありながら、やっぱり最前線に立たずにはいられないフリットがレギルスを駆って現れます。更にフラムのフォーンファルシアも現れ、2対1で苦戦を強いられるキオ。バーストモードの使用を促すウットビットの声を無視して戦いを続けるキオですが、2人の連携に遂に危機が訪れ・・・しかしそこに突然、レギルスに対して猛攻が加えられます。アセム登場?かと思ったらさにあらず。何とヴェイガンのザナルド率いる部隊が裏切ってゼハートに対して攻撃を開始。こんな局面で裏切るとは・・・どうせならもうちょっとゼハートが不利な状況で裏切れば効果的だったろうに。 裏切ったザナルドの部隊をフラムが引き受け、一度引いて第2陣の出撃を命ずるゼハート。その第2陣にはあの懐かしきファントム3の生き残りの隊長・ゴドムの姿が!うはwwwやっべ完全に忘れてたよこの人! しかし搭乗すべき機体が無い状態のゴドムは、未完成の異形の最新鋭機・グルドリンで出撃。足はないけどまぁあんなの飾りだしな! そしてやはり忘れられそうになっていたルウの兄貴・ディーンも志願兵として新型機ジルス・ペインで出撃・・・なんで一介の少年志願兵が新鋭機に乗れるのかは謎ですが。 しかし最終決戦という事で、物語の途中で食い散らかした残飯を最後になってかき集めてきたような展開ですなぁ(^_^;
本日のBGM:コンコルディア(『神曲奏界ポリフォニカ』ED)
|