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特設ネタ
 〜管理人Mc.OKAZAKI の日記みたいな雑記〜
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2012/09/25 (火)

「ここは俺に任せて先に行け!」を地でいった駆逐艦『初月』


と言う訳で、今日のお題は駆逐艦『初月』です。
『初月』は防空駆逐艦として誕生した秋月級の4番艦として、1942年12月29日に竣工しました。65口径10cm連装高角砲4基8門を持つ秋月級は艦隊防空の要として期待されましたが、1番艦の『秋月』が竣工した時には既に日本海軍はミッドウェイ海戦で主力空母4隻を喪失した後で、その登場の遅さが悔やまれるところです。

『初月』が竣工した頃はソロモン諸島の戦局が悪化の一途を辿っており、本来空母部隊の直衛として活躍するはずだった秋月級もお門違いの輸送任務や夜間の砲雷戦に投入され、2番艦の『照月』と5番艦の『新月』が砲雷戦で失われています。何とも勿体無い話です。

幸いにも『初月』はソロモン諸島の激戦地に投入される事はなく、竣工後は本国からトラック諸島を往来する主力艦の護衛任務に従事。機動部隊のタウイタウイ進出後は周辺海域の哨戒を行います。
やがて勃発した1944年6月19日のマリアナ沖海戦では第1空母群の直衛に当たり、潜水艦に撃沈された空母『大鳳』『翔鶴』の生存者の救出を行っています。

マリアナ沖海戦で空母部隊が壊滅的な打撃を受けた連合艦隊ですが、その4ヵ月後の10月には米軍のフィリピン侵攻を受けて最後の大規模作戦「捷一号作戦」を発動。フィリピン上陸を行う米輸送船団の撃滅を企図したこの作戦の主力は『大和』『武蔵』を中心とした戦艦部隊で、直前に起生した台湾沖航空戦で残存艦載機の多くを失っていた生き残りの空母部隊は、この作戦で米軍機動部隊を誘き寄せる囮の役割を演じる事となります。
小澤治三郎中将率いる囮部隊は生き残りの空母『瑞鶴』『瑞鳳』『千歳』『千代田』を有していましたが、この4隻に搭載された艦載機は僅か100機程。それは米空母の1隻分にしか過ぎませんでした。『初月』はこの小澤艦隊の一員となり、囮の空母を可能な限り護衛するという過酷な任務に就くのでした。

10月25日、小澤艦隊は遂に米機動部隊に捕捉されます。艦載機の猛攻を受けた小澤艦隊は空母『千歳』『瑞鳳』『瑞鶴』、駆逐艦『秋月』が次々と撃沈され、空母『千代田』は炎上しながら漂流し、軽巡洋艦『多摩』は退避中に潜水艦の魚雷で撃沈されます。


(写真は空襲を受け炎上する『瑞鶴』『瑞鳳』『秋月』)
これら沈没艦の生存者を救出していた軽巡洋艦『五十鈴』と駆逐艦『若月』『初月』『桑』ですが、夕闇迫る18時53分に突如砲撃を受けます。戦果の拡大を狙った米軍は、デュボース少将率いる巡洋艦部隊(重巡洋艦2、軽巡洋艦2、駆逐艦10)を前進させていたのです。米艦隊は炎上しながら漂流している空母『千代田』を撃沈し、勢いに乗って突撃して来ます。軽巡洋艦1、駆逐艦3と数的に圧倒的に劣勢な上、昼間の激しい空襲の後で疲労困憊の日本艦隊は危機に陥ります。
ここで『初月』は冷静に煙幕を張って米艦隊から日本艦隊の姿を隠し、各艦が北方へ退避したのを確認すると、たった1隻で14隻の米艦隊に向かって突撃を開始します。米軍は単艦で突進してくる『初月』をまさか駆逐艦と思わず、闇夜と煙幕の視界の悪さもあって戦艦か巡洋艦と誤認したと言います。
『初月』は魚雷を2度斉射して米艦隊の陣形を乱しますが、当然米艦隊の集中攻撃を受けます。夜間の戦いで炎上し、格好の標的となった『初月』は一方的に撃たれ続け、遂に21時頃に爆発を起こしながら艦首から沈没しました。しかし『初月』がたった1隻で稼いだこの2時間という時間のおかげで、他の日本艦隊は無事に戦場を離脱していたのです。

『初月』の263名の乗組員のうち、生還出来たのは僅か8名。まさに「ここは俺に任せて先に行け!」といった感じで他の艦を救った、海軍魂の艦でしたが、せっかく救出した空母『瑞鶴』の生存者62名のうち、45名を道連れにしてしまったのが一部の非難を浴びる事になったのが残念です。



本日のBGM:909(『蒼天航路』OP)


2012/09/24 (月)

十兵衛ちゃん決意のヌード!良晴もげやがれです!!そして戦国最強武将の挑戦で締める2期フラグ! 〜『織田信奈の野望』最終回

放送開始当初はまさか全話キャプ&全巻BD購入対象作品になるとは思わなかった・・・ひとえに明智十兵衛光秀の功績だな、これは。


さて、枚数詰めまくったので感想書くのがちょっと遅れましたが信奈の最終回です。
比叡山への総攻めを開始する織田軍ですが、比叡山は1,500もの寺院と多くの僧兵、それに津田宗及が持ち込んだ武器弾薬と潤沢な兵糧もあって要塞化されていました。早速苦戦を強いられる織田軍ですが、ここで松永弾正が比叡山もろとも山を焼いてしまえば良い、と長秀に献策。そのような魔王の所業は許されない、と断固拒否する長秀ですが、説得するのにいちいち百合プレイに興じる弾正がエロい♪プレイの間は敵兵も空気読んで襲って来ないしw
長い病からようやく目覚めた半兵衛は、現状を知って嘆きながらも「良晴さんはまだ生きています」と断言。やはりあの爆発は半蔵&前鬼の仕掛けたトリックだったようです。


その頃、金ケ崎の戦場跡・・・ぬぉぉぉぉぉぉっ!!!十兵衛ちゃん生きてた!!!!!。・゚・(ノД`)・゚・。 しかも良晴と違って何もトリックなしで、手持ち筒で吹き飛ばされて崖下に転落しながら生きてたとか、丈夫過ぎるにも程があるだろwww
あらかじめ地面に逃げ込む穴を掘っておいて良晴はそこに逃げ込み、良晴に化けた前鬼が爆死を装った・・・半兵衛は半蔵と前鬼の策を見抜き、良晴は死んではいないと推測。それに大喜びのねねと犬千代・・・「相良幼稚園」に久しぶりに活気が蘇って来ましたw
金ケ崎に戻って来た元康を逃がすために苦労が耐えない半蔵。その口から良晴脱出の種明かしがされますが、肝心の良晴は何処へ・・・。
戦場跡で良晴を探す十兵衛ちゃんは、自らが良晴に渡した陰毛入りのお守りを発見(←十兵衛ちゃんに陰毛なんて生えてません!!!)。嫌な予感がした十兵衛ちゃんが周囲を探すと、そこには矢傷を負って倒れている良晴の姿が・・・


比叡山の戦場では真柄姉妹と勝家・恒興・成政が対峙し、勝家が真柄姉妹との決着を着けるべく単身突撃・・・武力過多・知力過小の武将同士の熱い戦いが繰り広げられます(酷
良晴を洞窟に運んで手当を行った十兵衛ちゃんですが、良晴はうわ言で信奈の名前を呼び続けていささか不機嫌モードw しかし良晴の体温が急激に下がっている事に危機感を感じた十兵衛ちゃんは、清水寺の借りを返すだけ!と自分に言い訳すると服を脱いでその肌で良晴の身体を温め・・・いやだ、十兵衛ちゃんったら大胆過ぎる❤
焚き火を観ながら決意を固めている時は、良晴をバーベキューみたいにして温めるんじゃないかと思ったよw


その頃比叡山では、近衛前久が自ら山に火を放ちます。これを信奈の仕業としてその名を貶めるための策ですが、そのために山を焼かれた正覚院豪盛は激怒。近衛陣営も分裂が始まります。
兵の撤退を弾正に委ねて信奈救出に向かおうとする長秀。しかし信奈の進む先を見極めたい弾正は、兵の撤退は稲葉と氏家に託して、長秀と共に燃える比叡山へと向かい・・・
勝家と真柄姉妹との戦いは遂に大詰め。絶妙なコンビプレイで攻撃を仕掛ける真柄姉妹ですが、勝家のスピードがそれを上回ります。連撃で姉妹を立て続けに打ち倒した勝家は事後処理を恒興と成政に任せて、長秀や弾正同様に信奈を追って山を駆け上がるのでした。勝家△!


燃える比叡山を観て潮時とばかりに撤退を開始する朝倉義景・・・近衛陣営の分裂はこれで決定的になります。そして津田宗及や正覚院豪盛が捕らえられて戦場に付いた半兵衛の前に引き出され、全てが近衛の策である事を聴かされます。まずは比叡山の火を消す事が先決、と彼らの縄を解く半兵衛ですが、ここでまた大技を使ったら寝床に逆戻りですよね・・・使えそうで使えない子だw
金ケ崎では五右衛門の要請で出陣した斎藤道三が戦場に到着し、犬千代や元康、それに半蔵らと良晴の捜索を行います。良晴を信奈の婿に迎えようと考えている道三は、その器量を美濃一国より上だと評価。そんな皆を嬉しく思うねねが可愛いです。
比叡山の戦場では龍面鬼が信奈の前に現れて積年の恨みを果たそうとします。つーかダメージを負う毎にはだけていく信奈の胸元に視線が釘付けですw
良晴や光秀の死を犬死と呼ぶ龍面鬼に対し、銃弾を防いでくれたスマホを取り出して、二人の想いは自分の中に息衝いていると強く反論する信奈。いいぞ、よく吠えた!


そこに助っ人として現れる勝家・長秀・弾正。おぉっ!素直に燃えるねぇ、この展開は。刃を交える事で信奈の器を知った龍面鬼は、近衛の居場所を信奈に伝えて先に進ませ、自らは勝家たちの前に立ちはだかります。また、半兵衛は大規模な術式の準備に取り掛かっており、最終回を飾る大技を見せてくれそうです。
遂に近衛の下へ辿り着いた信奈。麿でおじゃるなんて瞬殺かなー、と思いきや、信奈と対等に渡り合うだけの剣技を持つ近衛。おじゃるのくせに生意気なw
しかし信奈の剣が近衛の剣を真っ二つにへし折り、烏帽子を落とすと近衛は発狂。身分がこの世の全て、上に立つ者が下の者を支配するのが当然!と叫ぶ近衛に、そんなしきたりをぶっ壊して全ての人々が幸福に暮らせる世を造ると宣言する信奈。そんな信奈に折れた刀を突き立てた近衛は、手応えを感じたものの信奈は無傷・・・近衛の刀は、またも良晴のスマホが防いでいました。銃弾も日本刀も貫けない良晴のスマホSUGEEEEE!!!w


動揺する近衛に飛天御剣流・龍巻閃(違)で止めを刺す信奈(注・飛天御剣流なので殺してません)。焼け落ちた寺院の中に消えた近衛の生死は不明ですが・・・まぁ生きてても死んでても歴史的にはこの先あまり影響ないしな!(ぉ
戦い終えて、無残な姿になったスマホを観ながら良晴を想う信奈ですが、そこに信奈を呼ぶ良晴の声・・・振り返ると炎の中から自分に向かって駆けて来る良晴の姿が!
しかしこれを夢かあの世での事と思った信奈は、良晴の胸に飛び込んで良晴が勝手に死んだ事を咎めます。そんな信奈に褒美のキスをせがむ良晴・・・どうせ夢なんだから、とそれを受け入れようとする信奈ですが、そんな二人の様子をジト目で観る集団に気付き・・・特に裸になってまで良晴を救った十兵衛ちゃんの悔しがり様と来たらw


これが夢ではない事に気付いた信奈は、照れて思わず良晴に平手打ち&足蹴り・・・悶絶する信奈可愛いです。それでも最後は良晴を抱き締めて「おかえりなさい」と迎えるのでした。
その頃、山の麓では半兵衛の大規模術式が発動を迎えていました。仏門の山に対して異教徒でありながら祈りを捧げるフロイズに心服する正覚院・・・最終回に変なフラグ立てやがってw
山を覆う巨大な魔法陣の上で前鬼さんがその身を横たえると、激しい雨が降り始めて山の火を消し去って行きます。その姿は琵琶湖の対岸に幽閉されている長政と信澄からもよく観え・・・。
戦いの終わりを告げる雨に、矛を下げる勝家と長秀。この結末に120点を与える長秀、そして再び戦場で相まみえる事を約して分かれる勝家と龍面鬼・・・本当、彼の正体は一体誰なんだ?w
一人の夢ではなく、皆の夢を紬ぐ信奈を天が選んだ事を知り、良晴を大切にするように呟く姫巫女。この人も相良幼稚園のれっきとした園児ですよねw


京都に凱旋した信奈一行は、民衆の熱烈な「信奈!」コールに迎えられます・・・熱烈過ぎやしね?と思ったらこの声、イベントでファンの声を収録したものなんですってね。ファンを作品に参加させるとは、なかなかに心憎い演出です。登場人物たちに花束を渡す野郎どもも、俺らって事なんだろうなw
結局退却する朝倉軍にも追い打ちを掛けなかった信奈を「甘過ぎる」と評する勝家ですが、長秀はそれを「100点」と高評価。良晴を論じて長台詞で噛む五右衛門と、そんな五右衛門に萌える前野・・・コイツも俺らの代弁者だよなw
信奈を魔王に仕立てようとした事を不問にされた弾正を窘める道三。たいていの戦国ゲームでは野望値が群を抜いて高い事が多い両者、実はかつて男女の関係があったような台詞回しも・・・
仲の良い信奈と良晴を観て嫉妬する犬千代と、それを観て楽しむ元康・・・家康に名を変えると途端に腹黒くなるんですね分かります。そしてそんな様子を観ながらも自分にアドバンテージがあると余裕を見せる十兵衛ちゃん。何しろ裸で抱き合った仲ですからな❤ 二人の間に何かあったのか、ねねたちに問い詰められると思わず照れてしまう十兵衛ちゃんがたまらんwwwwwもう良晴なんていいからウチに嫁に来い!!
今回の危難は乗り越えたものの、まだまだ強敵に囲まれている事を危惧する信奈ですが、それでも二人でなら乗り越えられるとすっかり夫婦気分の信奈と良晴。しかしその頃、戦国最強の騎馬部隊を率いる甲斐の虎・武田信玄が遂に天下取りに動き始めようとしていました・・・という所で『織田信奈の野望』第1期・終劇です。

第2期が当然あるかのような締め方で、勿論こちらもそれを大いに期待しているのですが・・・これまでも「こりゃ絶対2期フラグ!」と思わせておいて2期が作られていない作品が幾つもありますし(『バンブーブレード』とかね)、ここはしっかりBD買って金を落として、2期の資金作りに少しでも貢献したいと思います。
さて、最終回を迎えた本作ですが、次週は総集編が放映されます・・・なんか唐突ですね。オリンピック等で潰れる用に1話分の余裕を持たせていたとかですかね?こちらは新作映像とかがあったらキャプしますね。



本日のBGM:Forever(『十兵衛ちゃん -ラブリー眼帯の秘密-』ED)


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