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特設ネタ
 〜管理人Mc.OKAZAKI の日記みたいな雑記〜
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2012/09/07 (金)

廉価版のBOX出るの待ってたら、BOX以上の安価で通常版がフルコンプ出来た件

夜になるとちょっとだけ涼しくなって来たアキバです。


今日の買い物はBD『アマガミSS+』第6巻と『織田信奈の野望』第1巻。CDは『機動戦士ガンダムAGE』の新OPと『じょしらく』ED、そして『スマイルプリキュア!』の新EDの3枚です。
『アマガミSS+』のBDマラソンも遂にゴール。今回も通巻特典のスタンドPOPとポストカードが付属です。『織田信奈の野望』は放送当初はBDを購入する予定は無かったんですが、今や7月期作品では頭一つ抜きん出る面白さとクォリティで全巻購入を決定しました。やっぱStudio五組すげーです。で、この2つのBDのジャケットを並べてみると、何となくポーズが被っているというw 自分にとってはまるでBDマラソンのバトンタッチのようです。

※9/8追記:『アマガミSS』、美也編の7巻があるの忘れてました!マラソン完走まではもう1巻ですw!

『機動戦士ガンダムAGE』の第4シーズンOPは結構好みです。この作品、シーズンを重ねる毎にOPは良くなって行きましたな。『じょしらく』EDはご存知ももクロちゃんを林家木久扇がプロデュース!な落語を題材にした楽曲。ED部門ではかなり好きな部類です。
あと、プリンセスフォームのキュアピースは俺の嫁。異論は認めない。


そして今日の衝動買い・・・K−BOOKSのBDコーナーをぼんやりと観ていたら・・・ぬぉっ!!!!!BD−BOXの発売決定を心待ちにしている『大正野球娘。』のBD全巻セットが何と¥12,500で売ってる!!!
廉価版BOXが出ても恐らくは¥20,000〜¥25,000はするであろう物が、開封中古品とは言えこの値段(更にポイントも)は美味し過ぎ。という訳で迷わず購入です。今月は『生徒会の一存』のBD−BOXも発売されますし(尼に予約済)、BDで揃えたい過去作品の2位と3位が一挙に揃う事になります。あ、ちなみに1位は禁書の1期ですが。
それにしてもこの『大正野球娘。』セット、「開封中古品」と言いながら、2・3・6巻が未開封だったんですが・・・前のオーナーさんはどんな見方してたんだ??



本日のBGM:満開*スマイル!(『スマイルプリキュア!』ED)


2012/09/06 (木)

「餓えた狼」の真価は?


今日の軍ネタの主役は、旧日本海軍の重巡洋艦『足柄』です。太平洋戦争に参加した日本の重巡洋艦は5つの型式に分かれるのですが(型式が古い順に『古鷹』型、『妙高』型、『高雄』型、『最上』型、『利根』型)、『足柄』は2番目に古い『妙高』型に属します。古い、と言っても太平洋戦争開戦時には艦齢12年と乗組員も一番熟成されている時期で、他の各型と共に海軍の主力として、終戦間際まで太平洋を所狭しと駆け巡った艦型です。

さて、そんな『足柄』ですが、生涯で最大の見せ場は戦場の外にありました。太平洋戦争開戦4年前の1937年、イギリスのジョージ6世戴冠記念観艦式に招待された日本海軍は『足柄』を派遣。その精悍なフォルムと強力な火力、そして実用主義の極地と言える装備は“餓えた狼”と称されました。
日本海軍はこのイギリスでの評価を大変喜び(日本海軍にとってイギリス海軍は、明治期以来それまで手本としてきた「師匠」的な立場でした)、宣伝材料としてこの言葉を多用する程でしたが、近年、実はこの言葉は海軍が捉えた意味とは別の意味が込められていた事が分かって来ています。つまり、英国式の優雅で居住性に優れた巡洋艦に比べ、『足柄』は無骨で乗り心地も悪く、船に美しさを求めるイギリス人の価値観からは耐えられない艦、という悪評だったというのです。

では、同時代に建造されたイギリス海軍の『ケント』級重巡洋艦のフォルムを観てみましょう・・・


うーむ、私には傾斜した3本の煙突や艦の前方に位置する艦橋などから『タイタニック』に代表されるイギリスの豪華客船の延長線のフォルムを感じ、軍艦としての機能美には欠けるデザインだと思ってしまうんですよね。
勿論、各国の美意識の違いや時代背景による装備や型式の差異はあると思うんですけど、どっちが軍艦として格好良いかと言われれば、私は迷わず『足柄』を推しますね。
ただ、イギリス海軍にはイギリス海軍の事情があり、インドやミャンマーといった当時の植民地に対して「女王陛下の海軍」として武威を示す必要性、そして本国からの長い航路を往復出来るだけの航続力と居住性が求められた事を考えると、このような艦型になったのにもちゃんと理由があった事が分かります。


そんな『足柄』ですが、開戦当初はフィリピン攻略戦やインドネシア方面で活躍を見せますが、その後はシンガポールに逗留して第二南遣艦隊旗艦の任務を帯びます。
この任務は一応インド洋方面のイギリス軍に対して睨みを利かせる役割がありましたが、激戦地のソロモン諸島方面に比べると落ち着いた戦線でもあり、第二南遣艦隊は“留守部隊”と自嘲する乗組員もいたそうです。
そんな『足柄』が久しぶりに前戦に立ったのがレイテ沖海戦でしたが、『足柄』の所属した志摩艦隊は戦闘の最後になって戦線に参加し、これといった戦果も無いまま撤退を余儀無くされています。
その後、フィリピンのミンドロ島の米軍に対する急襲作戦である礼号作戦に参加して、艦砲射撃で上陸した米軍に一定の損害を与えたのが『足柄』最後の戦果となります。
フィリピン陥落後は古巣のシンガポールを拠点に輸送任務に就いていたものの、1945年6月4日、輸送任務のために搭載魚雷を降ろして「牙の無い狼」となっていた『足柄』は、イギリス潜水艦『トレンチャント』から5本の魚雷を受けて転覆沈没しました。それは7月の呉軍港空襲を除けば、日本海軍の大型艦で最後の洋上での戦没でもありました。


本日のBGM:LIVE for LIFE 〜狼たちの夜〜(『ベン・トー』OP)


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