2012/10/21 (日) ダービー馬の想いを背負った皐月賞馬が、淀の3,000ｍを駆け抜ける・・・ 今週のＧ�Tは牡馬三冠レースの最後を飾る菊花賞（京都芝3000ｍ）です。 先週、牝馬は三冠馬が登場した事で（レース内容も含めて）大いに盛り上がりましたが、牡馬戦線はワールドエース、トーセンホマレボシに続いて、ダービー馬のディープブリランテまでもが戦線離脱・・・カレンブラックヒルはじめ、マイル路線では有力な馬が揃っている３歳牡馬ですが、クラシック路線では主力馬の故障が相次いで壊滅的な状況にあります。 更にダービー２着、セントライト記念１着のフェノーメノは菊花賞をパスして天皇賞（秋）への参戦を早々に宣言。となると、春の実績馬で最後に残ったエース格は皐月賞馬のゴールドシップただ１頭のみとなります。当然ゴールドシップに人気は集中し、最終的に単勝オッズは1.4倍と圧倒的指示を集めます。つーか、ゴールドシップ以外に重賞を勝った馬が弥生賞馬のコスモオオゾラただ１頭（しかも骨折休養明けぶっつけ本番で、鞍上も主戦の柴田大知騎手が負傷で乗り替わり）では、これも止むを得ないですかね。 今回、勿論◎はゴールドシップ。Ｇ�Tを含む重賞３勝の実績はメンバーの中で頭抜けています。前哨戦の神戸新聞杯も完璧なレース運びで完勝してますし、血統的にも長距離適性はバッチリ。それに菊花賞と芦毛馬の相性も良い上に、過去の二冠馬で一番その組み合わせが多いのは「皐月賞と菊花賞」というデータも後押ししています。 当然そうなると馬券的にはゴールドシップの相手探しとなるんですが・・・どうにもゴールドシップを負かすだけの実力を持った馬が見付かりませんｗ しかもどれもドングリの背比べ状態なので、今回は◯と▲は抜きで△７頭で。 相手で購入するのは、馬番順でまずフェデラホール。この馬もゴールドシップと同じステイゴールド産駒で、その裏付けもあって長距離戦で結果を出して目下３連勝中で裏人気してますが・・・クラス的には準ＯＰの上、鞍上吉田隼人がどうだろう？ってとこです。 単勝万馬券ですが、鞍上にデムーロって事だけでアーデントも買っておきます。まぁ腐ってもディープインパクト産駒ですし。 長距離適性という点では青葉賞２着のエタンダールも見逃せません。これもディープインパクト産駒ですしね。 古馬に混じって宝塚記念で５着に入り、秋初戦の神戸新聞杯でも３着と堅実なところを見せたマウントシャスタ。これまたディープインパクト産駒ですか。一応２番人気（単勝13.1倍）に推されてますが、本質は2000ｍとかの方が合ってそうな気がしますけど・・・。 故障明け＆乗り替わりで人気ガタ落ちですが、弥生賞１着・皐月賞４着・ダービー６着の実績はここでは誇って良いコスモオオゾラ。乗り替わりと言っても今回乗るのは今一番Ｇ�Tで頼りになる男・岩田康誠ならばむしろプラスで考えたいです。 長距離実績と神戸新聞杯４着、それにカレンブラックヒルとのコンビで勢いがある秋山騎手のユウキソルジャー。京都コース２戦２勝というのも心強いです。 最後に長距離戦３連勝中のタガノビッグバン。鞍上が太宰騎手という事もあってあまり人気になってませんが、菊花賞に母父リアルシャダイの血統はオールドファンにはたまりませんｗ 買い目：◎１着固定、△７頭を２・３着に据える三連単４２点買い ・・・本当はもうちょっと買い目を増やしたいんですけどｗ、さすがにこれ以上は買えないかな。何しろゴールドシップ以外はどれも似たり寄ったりの能力だしなぁ。 二冠馬の誕生か、はたまた穴馬の一発か。「乱菊」と呼ばれる程に毎年荒れるこのレースを制したのは・・・ ゴールドシップが三角まくりの大技で直線他馬を圧倒！そして２着には懐かしい血統の馬が・・・ レースは戦前の逃げ宣言通り１４番人気のビービージャパンの逃げでスタート。先週の秋華賞もそうでしたが、大逃げした穴馬が残ってしまう事がままあるこの京都芝外回りコース。当然ビービージャパンの逃げには警戒したい所ですが、3000ｍのこのレースを逃げ切るのは至難の業（自分の記憶だと、近年で逃げ切ったのはセイウンスカイくらいかな）。秋華賞のようにはいかないでしょう。 ビービージャパンに着いて行くのは１５番人気のトリップ、１８番人気のフジマサエンペラー、９番人気のコスモオオゾラ・・・人気の無い馬が一発を狙って先行策に賭けます。一方、圧倒的１番人気のゴールドシップは後ろから２番手でレースを進めます・・・４角で前から４、５番目以内にはいないと勝つのは難しいと言われるこのレースで、その位置で大丈夫か・・・？とファンは固唾を飲んで見守ります。 しかしさすがは名手・内田博幸騎手。３角に入る前にその位置取りを一気に前に推し進め、３角では６番手、４角では３番手にまで進出します。まさに必勝の位置取りです。 最後の直線、他に伸びて来る馬がいないか周囲をよく確認した内田騎手は一気に追い出しに掛かり、他の馬に影も踏ませない勢いでグングン伸びて行きます。もはやこの段階でゴールドシップの勝利は確定し、あとは２着・３着狙いが注目されます。 中段〜後方待機策だったベールドインパクト、スカイディグニティ、ユウキソルジャー、それにラニカイツヨシといった所が抜け出して来ますが、先行勢はほぼこの時点で全滅（まぁ元々人気の無い馬たちでしたが）。メンディザバル騎手のスカイディグニティがその中から一歩抜け出し、ベールドインパクトが粘り込みを図るのをユウキソルジャーがちょい差しを決めた所がゴール板でした。 １着：ゴールドシップ。馬の能力を信じた内田騎手の思い切った戦術が功を奏し、見事二冠制覇です。これでフェノーメノが天皇賞＋αを勝たない限り、今年の最優秀３歳牡馬はまずこの馬で決定かな？ ２着：スカイディグニティ。Ｇ�Tで混戦なら外人騎手！という事で買い目ではデムーロ騎手のアーデントを選択したんですが、来たのはメンディザバル騎手のこっちとは（泣）。前走はセントライト記念でフェノーメノにあと一歩の２着だったこの馬ですが、１４番人気によるものだったのでフロック視してましたし（鞍上の四位騎手もベールドインパクトの方をチョイス）、血統的にも父ブライアンズタイム×母父ノーザンテーストは「２０年前の配合かよ！」と突っ込まざるを得ないような古臭さ。５番人気でもさすがに切ってしまいました・・・。 ３着：ユウキソルジャー。秋山騎手、乗れてますね！これは来週の天皇賞も楽しみです。 ４着：ベールドインパクト。凡走が続いていましたが、考えてみれば京都新聞杯２着、きさらぎ賞３着と京都コースの重賞で結果を出してる馬でした。ディープインパクト産駒ではこの馬が最先着でしたね。 ５着：ラニカイツヨシ。父タヤスツヨシという時点で「菊花賞向きではないだろー」と切っていました。しかし２枠の２頭が掲示板に載るとは意外でしたなぁ。 ６着：ロードアクレイム。３番人気でしたが、レディパステルの仔はなぜか走らない上、神戸新聞杯での８番人気での２着で変に人気していたので敢えて外しましたが・・・まぁこんなもんですかね。 ７着：ダノンジェラート。底を見せていない戦績とディープインパクト産駒という事で一部で盛り上がっていたようですが、正直今の三浦騎手はＧ�Tでは買い難い・・・ ８着：フェデラホール。これも騎手かなぁ。 ９着：マウントシャスタ。直線向いた時には２着はある勢いだったんですが、その後はパッタリ止まってしまいました。やはり距離が長過ぎかと。 １０着：エタンダール。切れる脚が無いので、直線が平坦な京都コースより、坂でジワジワ伸びる府中コース向きなのかな。 １１着：ニューダイナスティ。あ、これもディープインパクト産駒だったのねー、ってだけ。 １２着：ミルドリーム。母親ミルフィオリはあのフジキセキの妹です・・・まぁただそれだけですがｗ １３着：アーデント・・・今回は外人騎手のチョイスを間違えました。 １４着：タガノビッグバン。母セプテンバーソングはサマーサスピション、ローゼンカバリーの妹。母父リアルシャダイもあって期待してたんですけどね。 １５着：ビービージャパン。かつてはこのレースでソングオブウインド穴を開けた武幸四郎騎手ですが・・・ １６着：トリップ。クロフネ産駒でＪＤＤでも２着してるし、ダート戦線の方が活躍出来るかも？ １７着：コスモオオゾラ。先行馬には辛い展開になりましたけど、それにしてもちょっと負け過ぎかなぁ。やはり岩田騎手でも骨折明けでぶっつけ3000ｍのＧ�Tは常識的に厳しかったか。 １８着：フジマサエンペラー。昨年はオルフェーヴルで１着だった池添騎手、今年はドンケツでしたｗ 怒涛の三連単４２点買いで確勝を期しましたが、２着スカイディグニティを軽視してしまったためにハズレ。まぁ４着〜７着馬も買ってなかったので、あんまり惜しくもなかったですけど。それでも菊花賞にしては比較的堅めの結果だったのかな？馬連も３桁配当でしたし。 次週は天皇賞（秋）ですね。注目はフェノーメノとカレンブラックヒルの強力３歳馬と、ルーラーシップやトゥザグローリー、トーセンジョーダンにエイシンフラッシュと言った骨っぽい古馬たちとの激突ですかね。しかし今年の３歳馬は強いですし（毎日王冠や京成杯ＡＨ、富士Ｓといった秋の中距離重賞を制したのはいずれも３歳馬）、フェノーメノとカレンブラックヒルのワンツーなんてのも十分有り得そうです。 本日のＢＧＭ：Ｑ＆Ａ リサイタル！（『となりの怪物くん』ＯＰ）

2012/10/20 (土) ぼちぼち１０月期新作アニメのＯＰ/ＥＤの発売も始まりましたな。 退社後、Ｋ−ＢＯＯＫＳ→アニメイト→とらのあな→メロンブックス→ゲーセン→ゲーマーズ→ＺＯＩＤに立ち寄る、いつもの金曜日の夜。 今日の買い物はこんな感じ。ＢＤは『咲-Saki-阿知賀編』第５巻（ＢＯＸ付）。ＣＤは１０月期新作アニメ主題歌発売の第一陣となる『となりの怪物くん』ＯＰと『ＢＴＯＯＯＭ！』ＯＰ、『緋色の欠片 第二章』ＯＰに『武装神姫』のＯＰとＥＤ（連動購入特典でスリーブケース付き）の計５枚です。 それにしても『咲-Saki-阿知賀編』のＢＯＸ絵の穏乃がはいてないにも程がある・・・玲が完全に固まってますよｗ ＺＯＩＤは金・土・日と『とある』シリーズのイベントを開催中。メイドさんが各キャラのコスプレで迎えてくれる他、キャラクターにちなんだオリジナルカクテルも用意される力の入り様。私も全７種中５種を味わって来ましたが（インデックス、美琴、黒子、初春、佐天）、どれもキャラの特性を再現していて非常に面白い。特に、きつめのジンジャー系で舌が「ビリビリ」して、グラスの縁に彩られた弾けるキャンディ（昔、ドンパッチという商品がありましてですねぇ・・・）が口の中でレールガンのように飛び交う美琴カクテルは、見事としか言い用がありません！ 今週末、アキバに行かれる方は是非立ち寄って頂きたいです。 本日のＢＧＭ：高鳴る（『緋色の欠片 第二章』ＯＰ）