2013/01/15 (火)
1月期新作アニメ第19弾『琴浦さん』
今期の視聴予定新作も、本作の後はプリキュアの代替わりを待つだけになりました。
さて、今日ご紹介します『琴浦さん』ですが・・・正直、事前にネットで前情報を得てから観て良かったと思ってます。何も知らずにいきなりこれ観てたら鬱になる所でしたよ・・・。 原作はウェブコミック掲載サイト『マンガごっちゃ』にて連載中のコミック。近年の新しい傾向ですよね。アニメ化にあたっては『みなみけ(無印)』『みつどもえ』『ゆるゆり』の太田雅彦氏が監督を務め、アニメーション制作は『放浪息子』『えびてん』のAIC Classicが手掛けます。 Aパートは主人公にして人の心が読めてしまう能力を持つ琴浦春香(CV:金元寿子)の少女時代が描かれているのですが・・・これがまたキッツイ展開のオンパレード。その能力故、友人からは気味悪がられ、両親からすら疎まれるようになる琴浦さん・・・そして家庭崩壊、学校での孤立と散々追い詰められた挙句、唯一の心の拠り所だった公園の捨て猫が保健所行きに。レイプ目を通り越して、黒目の無い瞳で絶叫しながら泣き叫ぶ琴浦さん・・・しかもそれを無音で表現する残酷さ。何とも衝撃的なスタートです。同じ能力を持つのに、『D.C.〜ダ・カーポ〜』の白河ことりと対照的過ぎんだろ・・・
が・・・しかし!何だこのAパート明けに持って来た底抜けに明るいOPはwww しかも絵はキャラデザが同じ大隈孝晴氏という事もあってお下劣ギャグアニメの『みつどもえ』を連想させるし。この凄まじいギャップにしばし呆然。 で、本編ですが、今は一人暮らしの身となった琴浦さんが、新たに転校した学校で隣の席の真鍋義久(CV:福島潤)と知り合う所から始まります。 完全に歪んだ人格が形成されてしまった琴浦さんは、周囲の人間に対してもその心を読んで痛いところを突きまくって敬遠されるようになって行きますが、唯一義久だけはそんな琴浦さんに正面から向かい合い、友達になろうとしてくれるのでした。 正直、周りに誰もいなくなってしまった原因として、琴浦さんの性格も相当問題があると思うのですが・・・。
そんな義久に少しずつ心を開いて行き、琴浦さんがようやく理解者を得る所までを描いた第1話・・・イイハナシダー。・゚・(ノД`)・゚・。・・・と思ったのですが、これ絶対今後も順風満帆に二人のイチャラブが観れる展開にはなりませんよね?鬱展開が行く手に潜んでますよね??(むしろ期待を込めて) 絵はそんなに好みではないのですが、物語としては非常に引き込まれて目が離せなかった第1話でした。これ、今期の真のダークホースかも・・・(トラウマを植え付ける的な意味で) 視聴は継続、とりあえず全話録画もしておきますか。キャプ感想は一応今回のみで。
本日のBGM:青空(『グリーングリーン』ED)
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