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特設ネタ
 〜管理人Mc.OKAZAKI の日記みたいな雑記〜
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2008/09/15 (月)

砂漠の貴公子、栄光の「黄色の14番」

「連休中、一歩も家から出ないでこんなの作ってました」第2弾w( ̄▽ ̄)


休み中に作ってた3機目は、童友社の翼コレクション第14弾から、メッサーシュミットBf109F-4Trop、第27戦闘航空団第3中隊長
ハンス・ヨアヒム・マルセイユ中尉機です。
Bf109Fは第2次大戦開戦時のドイツ軍主力戦闘機。ソ連との東部戦線、イギリス侵攻作戦「バトル・オブ・ブリテン」、そして米英軍と激戦を繰り広げた北アフリカ戦線で常に第一線機として活躍しました。型番にある「Trop」とは、トロピカルフィルターの略で、砂塵の多い北アフリカ戦線で取り付けられた防塵フィルター付仕様の機体です。


砂漠の最前線で使われていた機体なので、多少ウェザリングは濃い目に(特に機銃口とエンジンの排炎口)。元々スジ彫りの深いキットなので、スミ入れが少し強めになってしまいましたが、まぁアクセントになるんで良いでしょうw

さて、パイロットのハンス・ヨアヒム・マルセイユ大尉(最終階級)について紹介してみましょう。
スーパーエース揃いのドイツ軍の中でも、撃墜数158機(第15位)を誇るエースで、そのスコアを殆ど北アフリカ戦線で挙げた事から「アフリカの星」と呼ばれ、戦後彼を題材にした映画『撃墜王アフリカの星』が製作された程、高い人気を誇りました。
マルセイユ以上のスコアを挙げたエースの多くが、ソ連軍の性能も技量も低い連中を相手にしてスコアを稼いだのに対し、彼の戦果は全て米英軍機で、しかも殆どが戦闘機相手(爆撃機は4機のみ)という事から、彼こそを世界最強のエースと呼ぶ人もいます。
マルセイユの得技はいわゆる巴戦で、旋回しながら敵機の未来位置を予測した射撃を最も得意としました。彼と戦った敵は、まるで自らマルセイユ機の銃弾に当たりに行っているように見えたとか。

そんな彼の下に、メッサーシュミットの新型・G-2タイプ(ミーナ隊長やエイラが乗ってるのです)が届けられます。Fタイプに乗り慣れていたマルセイユは、新型はエンジン事故が多いとの話もあってこれに乗りたがらなかったのですが、空軍元帥ケッセルリンクからの命令で渋々搭乗して出撃。しかし帰路にエンジン火災が発生し、機体を放棄せざるを得ない状態になります。
脱出したマルセイユですが、運悪く尾翼に体を強打してしまいパラシュートが開かず、帰らぬ人となりました。まだまだ戦況が厳しくなる前の1942年9月の事でした。享年22歳。
10分間で8機、1日で18機、1ヶ月で54機撃墜したとか、ドイツ空軍で最年少で大尉に任官したとか、多くの伝説を残したカリスマ的なエースでした。

なお、彼の機体には常に「黄色の14番」が描かれていましたが、ナムコの『エースコンバット5』ではこれをもじった「黄色の13番」というエースが主人公のライバルとして登場したりしますw



本日のBGM:未来のイヴ(『AVENGER』ED)


2008/09/14 (日)

好天に恵まれた、秋の行楽シーズンの3連休!

ワタシは部屋に籠ってカーテンも開けず、ひたすら飛行機のキット作ってましたとさ( ̄▽ ̄) 不健全ここに極まれり・・・

休み前にアキバにちょこっと寄り、エフトイズから発売されている『U.S.NAVY 艦載機コレクション』からバラ売りで2つ程仕入れ、組み立て・ディティールアップ・デカール貼りをせこせこと・・・


まずはF−4JファントムU。第96戦闘飛行隊(空母『コンステレーション』搭載)1972年、ランダル・カニンガム大尉&ウィリアム・ドリスコル中尉機です。中学生の頃、ハセガワの1/72キットで作った事もある馴染みの機体でもあります。
カニンガム大尉&ドリスコル中尉は、ヴェトナム戦争において米軍に2組しかいないエースパイロットの1組で、5機の北ヴェトナム軍機を撃墜しました。ヴェトナム戦争全期を通じて、米軍が撃墜した北ヴェトナム軍戦闘機が計59機だった事を考えると、5機という数字は非常に優れた戦績だったのです。
後日譚ですが、カニンガム大尉は「ヴェトナム戦争の英雄」として退役後に上院議員に当選。しかし2006年に収賄罪で逮捕・・・晩節を汚しちゃった訳ですな。


キットは全体的にバランス良く、そのまま飾っても十分鑑賞に耐え得る物ですが、過酷なヴェトナム戦争で幾度も出撃した過程を考えて、下面を中心にきつめのウェザリングを施しました。この時代の戦闘機はマーキングも派手だったので、デカール貼りもかなり時間取られましたねw


続いてはお馴染みF−14Aトムキャット。第154戦闘飛行隊(空母『キティホーク』搭載)2003年度。つまり、F−14が退役する時に、横須賀にいた『キティーホーク』に搭載されていた機体、という訳です。


機体のカラーリングや部隊マーキングなど、ヴェトナム時代に比べると非常に地味ですね。
キットの可変翼は勿論自在に動きます。ただ残念なのが、武装がアソートされていないシリーズなので、フェニックスミサイル6発というこの機体特有の武装パターンを再現出来ない事ですね。

さて、この連休用に実はもう1機購入して来た機体があります。そちらは明日の日記でじっくりと紹介したいと思います(^-^



本日のBGM:NAJICA(『ナジカ電撃作戦』OP)


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