2012/05/21 (月)
端折り過ぎな副将戦・大将戦もアレだけど、一番盛り上がるのが前作キャラの登場時ってのは問題だと思う・・・ 〜今週の『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』
まぁ次の準決勝の戦いが重要なので、この準々決勝は(1クールという事もあって)多少端折られても仕方がないんですけど・・・あれ?という事はやっぱ阿知賀女子は準決勝敗退確定なのか??
チームを最下位から一気に2位にまで浮上させた憧ですが、挙げた得点では千里山の江口に及ばなかった事を悔います。いいねぇ、このストイックさ♪ そしてその能力が未だにヴェールに包まれている副将・鷺森灼・・・心から応援してくれる婆ちゃんのためにも、ここで一気に千里山に迫る事が出来るか!? 対戦相手は劔谷高校1年生の森垣友香、越谷女子は3年生の宇津木玉子、そして千里山女子の「フナQ」こと2年生の船久保浩子・・・フナQはこれまで松実姉妹の能力を見抜くなど、参謀として活躍して来ましたが、未だ灼の能力は解明出来ておらず。参謀と言うより研究者の視点で麻雀を打つ変わり種だけに、その打ち方が楽しみです。
ここでおもむろに劔谷高校エピソードに突入・・・確かに最初から可愛い娘を揃えた高校で気にはなっていましたが、まさかここでスポットライトが当たるとは。 副将の森垣は実は帰国子女。しかしその明るい性格と抜きん出た麻雀の才能ですぐに打ち解けます。つーか着物でM字開脚したら、全てが丸見えだろ・・・え?勿論和服の時は下着付けませんよね??そもそも『咲-Saki-』の世界にパンツなんて存在しませんし! そんな森垣の立直に、考え無しに哭いて一発消しをする越谷女子の宇津木ですが、これがツモ順を狂わせて逆に森垣にツキを呼び寄せます。親倍ツモで8000オール・・・これによって劔谷は2位に浮上し、阿知賀は3位に転落。いきなり灼ピーンチ!
しかしここで灼の右手が真っ赤に燃える!勝利を掴めと轟き叫ぶ!!・・・しかし視聴者は勿論、フナQですら結局灼の特殊能力が何なのかは不明のまま。他家の親倍という不運で最初に痛い失点をしたものの、結果プラスに持ち込んだ灼。しかし順位は3位のまま、この副将戦は劔谷の森垣のほぼ1人勝ちで局を終えます・・・相変わらず展開はえーよ(;´д`) そして越谷女子終了のお知らせ。 さぁ、続いてはいよいよ大将戦。これまで空気主人公もいいとこだった穏乃が、やっと活躍するシーンが観られます・・・あれ?穏乃はジャージのままでいいの?江口セーラは無理矢理制服に着替えさせられたのに。 そして始まった大将戦の対局は南三局・・・え???いきなりそこから???
大将戦ですらこの端折りっぷり・・・今考えると先鋒戦の玄ちゃんはかなり恵まれていたんだなぁ。戦犯だけど。 このオーラス前で何と穏乃はダマの跳満を放銃!!これにより準決勝進出条件の2位との点差は11900となります。やはり準決勝進出の壁は乗り越えられないのか―――自らのインハイの記憶を呼び起こされ、諦めムードのレジェンド赤土・・・安西先生!あの台詞の出番ですよ!! しかしオーラスで諦めない穏乃が最後の見せ場を作ります。ツモなら跳満以上、直撃で6400以上という手をクソ配牌から作り上げていく穏乃。幾度も他家の捨て牌から方針転換を強いられますが、何とか七対子ドラ2・直撃で6400コースを聴牌。七対子なので当然1面待ち・・・そしてこの状況で、劔谷の大将・安福は安直なスジから当たり牌の一筒を切ってしまい・・・って、ありえねー!!!ここは2位の座を守るためにベタ降りの場面でしょ! 絵に描いたような逆転劇でギリギリ2位に浮上した阿知賀が、千里山女子共々準決勝進出を決めます。しかし千里山女子との点差は実に9万点・・・そこには埋めようがない圧倒的な実力差がありました。
十分過ぎる点差があった千里山女子は、大将戦で大将・清水谷竜華はその手の内を見せてない様子・・・。やはりこの後の準決勝でその真の力が発揮されるようです。 1年生の大将・安福の不用意な捨て牌で準決勝進出の夢を絶たれた劔谷。安福さん可哀想・・・そしてそんな安福さんを励ましながらもやはり皆で泣いてしまう劔谷高校麻雀部に観てるこっちももらい泣き( ノД`) 今度はこの高校でスピンオフ作ろうぜ!そして大惨敗の越谷女子は・・・うわー、すっげーサバサバしてるw 麦茶で乾杯の祝勝会で盛り上がる阿知賀の面々。しかしレジェンド赤土はその楽しいムードをぶち壊す厳しい現実を突き付けます。次の相手は大差負けを喫した千里山女子に加え、実力は更にその上と言われる日本最強校・白糸台・・・。確かに阿知賀の比較的常識的な面子では、バケモノ級の打ち手が揃う白糸台には勝てる気が全くしないですよね・・・。 さて、そんな白糸台ですが準決勝を前にして記者会見。先鋒を務める部長・宮永照はマスコミの前では殊勝な言葉とたおやかな笑顔を向けますが・・・その影ではまるで帝政を敷くような強力な威光を放ちます。つーか大きな弱点を持つ阿知賀の先鋒・玄では、照に10万点全て飛ばされるんじゃ(;´д`)
そんなどよよんムードを吹き払ったのが穏乃の「ラーメン食べたい!」の絶叫。ここで一端重苦しい空気から脱した阿知賀の面々ですが、夜の街で実業団時代のコーチと会っているレジェンド赤土を見掛け・・・。その会話から、レジェンドが再びプロの道に戻るため、コーチとして阿知賀を踏み台にしていると思い込んだ憧は強い怒りを覚えます。それを真っ向から否定する灼と言い争いになりそうな憧・・・こんなところで仲間割れ!?確固としたリーダーのいない、寄せ集め集団である阿知賀の弱点の1つがこの結束力の弱さにあると思います。少なくても、やはり全国優勝する器ではないよなこのチーム。 そこに偶然通り掛かったのが、清澄の応援に上京していたあの“ステルスモモ”こと鶴賀の東横桃子と他1名・・・いやいやw、ワハハさんこと蒲原智美。阿知賀のチーム分裂の危機に、弱小校ながら県大会決勝まで進んだ鶴賀麻雀部の結束はどのように作用するのか・・・予告を観るとかじゅこと加治木ゆみも登場するようですし、池田以外の風越女子の面々も東京に来ているようです。久々のみはるん可愛えぇ♪ つーか実況で一番盛り上がったのはこのステルスモモ登場→予告の池田だったような(^_^; 阿知賀の面々はどうも個性に欠けますからなぁ・・・ そんな盛り上がりを見せた予告でしたが、残念ながら次回は特番で一週お休みです。うーん、水を差すなぁ。
ここで某所で拾った、今回の準々決勝の得失点表を観てみましょう・・・非常に分かり易いですねこれ。作った方に感謝。 一番得点を挙げたのはぶっちぎりで千里山女子の怜。圧倒的過ぎる・・・つーか玄が狙い撃ちされましたからねぇ。そして2位は意外にも劔谷の森垣!親倍ツモ32000はやはり大きかった。3位は千里山の江口。アクションも派手ながら打ち筋も派手でしたからね。つーかここまで阿知賀メンバーなし。 失点1位はやはり玄・・・4万点近い失点は『咲-Saki-』史上でも1位なんじゃないかな?続いては副将戦で一発を消すためだけに哭くという余計な事をしくさった越谷女子の宇津木。間接的に灼の脚を引っ張ったなぁ・・・。3位は越谷女子の木村。一番やる気なかったしw 阿知賀は玄はともかく、穏乃も跳満直撃食らってマイナスで終えているのが問題。咲や衣とは違い、頼れる大将ってタイプではないよな・・・。
本日のBGM:MIRACLE RUSH(『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』OP)
|