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特設ネタ
 〜管理人Mc.OKAZAKI の日記みたいな雑記〜
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2012/05/27 (日)

福永の悲願か?内田の意地か?はたまた岩田の思いか・・・競馬の神様が選んだ答えは

今日のGTは有馬記念と並ぶ日本競馬の祭典・東京優駿(日本ダービー)(府中芝2400m)です。ご存知、3歳馬の頂点を決めるレースで、全競馬生産者がこのレースを目指す、最も有名なレースの1つです。まぁ今更言うまでも無いけど。
今年は有力馬がほぼ揃って参戦して来た上、馬場も天気も恵まれて(梅雨入りの時期に行われるので、2009年や2011年のように不良馬場で行われる事もままあります)、強豪馬が実力を出す舞台としてのお膳立ては出来ました。
3歳最強馬決定戦だけあって堅いレースが多いのかと思うとさにあらず。ここ5年でも堅く収まって馬連30倍台が2回、他は5万馬券を含む万券決着が3回と意外と荒れています。1番人気で勝ったのもここ5年だと2011年のオルフェーヴルと2008年のディープスカイのみで、2009年のアンライバルド(13着)や、2007年のフサイチホウオー(7着)のように馬券圏外に消える事も。近年は当てるのが意外と難しいレースだったりします。

そんな中、今回◎としたのが皐月賞馬なのに2番人気に甘んじているゴールドシップ。4番人気だった皐月賞の時に◎に指名し、見事優勝してくれた思い入れもありますし、ステイゴールド×メジロマックイーンの血統は距離延長は間違いなくプラスになるはず。脚質自在なので、今の先行有利な府中の馬場ならば3枠5番はかなり良い所に入ったと言えます。鞍上内田もエイシンフラッシュでダービーを勝った経験がありますしね。

◯は皐月賞3着で今回3番人気のディープブリランテ。府中コースで重賞を勝っている上、複勝率100%の安定度にディープインパクトの血。そして何より2週間の騎乗停止処分明けの岩田騎手の雪辱の思いが半端無いです!特に乗れなかったオークスで、代打騎乗の川田騎手が岩田騎手のお手馬のジェンティルドンナで優勝した悔しさは如何ほどの物か。その騎乗停止期間の間、足繁くトレセンに通ってディープブリランテに乗って人馬一体のコンビを完成させたとの事。やや距離に不安はありますが、岩田騎手の思いがそれを上回りそうです。

▲は今回1番人気となったワールドエース。この馬もディープインパクト産駒です。前哨戦で最もハイレベルだったと言われるきさらぎ賞の勝ち馬で(この時1〜4着の馬が、次走の重賞やOP特別で全て優勝しています!)、皐月賞では猛然と追い込むも2着まで。その時の末脚がこの人気になったのかと思います。唯一不安材料なのが牡馬クラシックとは無縁の福永騎手。皐月賞の時にも書きましたが、どうにも今年は「1番人気の福永」は買い難いです。

△は6頭。馬番順に紹介。
まずは前哨戦プリンシパルSを快勝したスピルバーグ。ディープインパクト産駒でトーセンラーの弟と血統背景もバッチリ。鞍上もGTで頼れる横山典弘ですし、1枠1番は過去4年で3勝・2着1回と今一番運がある馬番。ただ、前走がメイチの仕上げだったとの情報もあり、今回は調子の面でやや評価を下げざるを得ません。
続いてヒストリカル。これまたディープインパクト産駒で、GT馬カンパニーの弟と素晴らしい血統背景。毎日杯からという異例のローテーションですが、これは鞍上のアンカツの提案によるもの。兄弟を見ると晩成血統のようですので、実は一番買いなのは菊花賞なのかもしれませんが。
単勝106倍の超大穴・エタンダールも押さえます。前走青葉賞ではフェノーメノに完封されて2着でしたが、直後から様子がガラッと変わったとの事で、関係者も「今ならフェノーメノにも勝てる」と自信満々。ただでさえ人気になってしまうディープインパクト産駒なのに、単勝万馬券というのも完全に盲点かと。
そのエタンダールに青葉賞で完勝したフェノーメノ、府中コースは3戦3勝です。弥生賞で騎乗ミスをして6着に沈め、鞍上をクビになった岩田騎手は本当はこの馬に乗っていた可能性もありましたね。鞍上の蛯名騎手は先週のオークスで1番人気のミッドサマーフェアを13着に沈めてしまっており、雪辱とダービー初優勝に燃えています。ただ、青葉賞を勝った馬はダービーで勝てないという長く続くジンクスがどうなのか・・・
トーセンホマレボシ。父はディープインパクト、兄は天皇賞馬トーセンジョーダン、そして鞍上に恐ーいウィリアムズ。京都新聞杯からのローテーションはアグネスフライト(1着)やハーツクライ、インティライミ(各2着)と決して侮れないもの。正直、もっと人気上位でもおかしくないと思いましたが・・・ただ「現時点での完成度はアルフレードの方が上」とウィリアムズが評しているのがちょっと気掛かりです。
最後にグランデッツァ。桜花賞馬マルセリーナの弟で、皐月賞では1番人気にまで推された馬。その皐月賞では道悪もあって5着敗退。鞍上もデムーロ→テン乗りの池添に替わり(NHKマイルカップを勝った秋山に戻してあげればいいのに・・・)、人気を落としていますが、重賞2勝の実力は高く評価しても良いと思います。


買い目:◎固定、◯▲から▲△に流す三連複13点


とまぁいつもの買い方で。
人気馬はほぼ押さえましたが、中穴のコスモオオゾラは速い時計に対応出来ない点、アルフレードは陣営もはっきり「2000mまでの馬」と言っていますし、消しても良いでしょう。
二冠馬の誕生か、世代最強の末脚が炸裂するか・・・レースはまたも意外な結果となります。



岩田号泣!悔しさをバネにした岩田のディープブリランテが遂に念願の初戴冠!フェノーメノはまたも青葉賞馬のジンクスに泣き、人気両頭は馬券に絡めず・・・
レースは煽ったスピルバーグの出遅れからスタート。先手を取ったのは若駒Sでも逃げてワールドエースを完封したゼロス、続いて先行有利な馬場を考慮したウィリアムズのトーセンホマレボシが番手に付けます。続いてクラレント、そしてディープブリランテ。人気のワールドエースとゴールドシップは中段やや後方。うーん、末脚勝負のワールドエースはともかく、ゴールドシップのその位置取りは如何なものか。
前を行く2頭は後続をグングン突き放して大逃げの様相。しかし自力に欠けるゼロスは4コーナーを回って直線に入ると失速。トーセンホマレボシは菊花賞向きとも言われるそのスタミナを活かして先行逃げ切りを図ります。うーん、さすがウィリアムズ、馬場状態と馬の特性をよく把握した乗り方です。
先行集団からはディープブリランテがグングン伸びて来ますが、後続のワールドエース・ゴールドシップは完全に仕掛け所を逸した感じ。伸びては来るものの前を捉えるには絶望的な距離です。
そんな中、内を行くディープブリランテとトーセンホマレボシで決まり掛けたゴール前に、外から飛んで来たのがフェノーメノ!脚色は完全に前2頭を凌いでおり、差すのは時間の問題・・・しかしトーセンホマレボシを抜き去り、ディープブリランテを捉える直前がゴール板。かつてのお手馬に脅かされたものの、岩田騎手も遂にダービージョッキーの仲間入り。青葉賞馬の、そして蛯名騎手の初ダービー制覇は夢と消えました。

1着:ディープブリランテ。2歳時から追いかけ続けて来た馬がダービーを勝ったのはひとしお・・・ですが、もっと信じてあげられれば良かったなぁ。騎乗停止という挫折と屈辱を味わって、復帰週で大レースを勝った岩田騎手はゴール後に号泣。やはり国内では今一番買える騎手だなぁ。
2着:フェノーメノ。見事な豪脚を披露してくれましたが、どうしても青葉賞馬は勝てないのね・・・
3着:トーセンホマレボシ。7番人気で3着。今のウィリアムズは重賞では絶対押さえないと駄目ですね。
4着:ワールドエース・・・上がり最速の33.8はさすがですが、今回は完全に先行有利だったのでここまでが精一杯。そして牡馬クラシックではやはり駄目な福永・・・
5着:ゴールドシップ。なんであの位置で競馬したのさウチパクさん。正直ガッカリな騎乗でした。ワールドエース共々、最速の上がりで突き抜けられるだけの脚は持っていたのに・・・。
6着:コスモオオゾラ。速い時計の決着になると不安・・・と思ってましたが、思いの外上位に来ました。それでもこの厩舎&この鞍上だと今後も人気にならないんだろうな。
7着:トリップ。クロフネ産駒で2400mは・・・と思いましたが意外と健闘。
8着:エタンダール。狙った穴馬は13番人気で8着。まぁこんなもんかな。
9着:ベールドインパクト。藤岡佑介という時点で消してました。
10着:グランデッツァ。やっぱ秋山騎手の方が(ry
11着:ジャスタウェイ。あ、こっちに秋山騎手乗ってたのねw
12着:モンストール・・・新潟2歳Sの勝ち馬?ふーん、それで?って感じ。
13着:アルフレード。朝日杯FS1着、マイルカップ2着馬に武豊鞍上でもここまでって事は、やっぱ距離ですね。
14着:スピルバーグ。兄トーセンラー共々ここでは二桁着順・・・
15着:クラレント。この馬もマイルの馬でしょ。
16着:ゼロス。若駒Sでワールドエースに勝った馬、って看板もそろそろ色褪せて来ましたよ?
17着:ブライトライン:ごめん、いたの?ってレベル。
18着:ヒストリカル。終始後方を進んで、そのまままさかのシンガリ負け。この馬1頭に乗るためだけに府中に遠征したアンカツって・・・



馬券は◎5着でハズレ・・・って、皐月賞の時と同じだ(;´д`) しかも今回はオマケ馬券買ってないし。
これでこの春のGT戦線は、まぐれ当たりの皐月賞追加馬券を除けば何と全敗・・・長年競馬やって来て、ここまで酷いのは初めてです。今週だって先週の時点でディープブリランテを高く評価していたのに・・・
この状態で、来週は難解なレースとして知られる安田記念を迎えるのか・・・。しかもアパパネ・エイシンアポロン・ローズキングダム・ペルーサ・マルセリーナなど、非常に微妙なメンバー構成。外国馬を含め、じっくり検討したいところですが、来週は土日と不在にしているので、土曜朝の段階で買わないといけないと言うハンデも(;´д`)<分っかんねーw もう全っ然分っかんねー!



本日のBGM:とめる(『ZETMAN』ED)  ←連敗を、なw


2012/05/26 (土)

外道でなければ生き残れない!雁夜おじさんは愛に純粋過ぎたんだ・・・ 〜今週の『Fate/Zero』

一話一殺!・・・が、実は今週で途絶えた件。


アイリを拉致したライダーを追うセイバー。道交法なんぞ完全に無視した追跡劇ですが、一度ライダーの姿を見失ってしまいます。再びライダーのチャリオット(戦車)を発見したセイバーは、クラス特有の騎乗スキルでバイクを手足の如く扱ってこれを猛追。一方、セイバーに追われている事に気付いたライダーは、そのクラス名の誇りからこれに正々堂々応えて、深夜の峠で壮絶なスピード比べに・・・ん??ライダーのチャリオットにはアイリの姿がありませんよ??
その頃切嗣は、土蔵に残った破片から下手人の正体がライダーでない事に気付きます。アイリを拉致し、舞弥を殺した犯人は果たして誰なのか・・・珍しく切嗣の驚いた顔が見れましたね。
甲冑を纏わせる事によってバイクを変身させるセイバー。更にインビジブルエアを使って空気抵抗を無くす事によって爆発的な加速力を得て、ライダーのチャリオットに迫りますが・・・ここでようやく肝心のアイリの姿が無い事に気付きます。AKIRAポーズでバイクを止めるセイバーは格好良いですが、肝心な任務=アイリの奪還からは程遠い行動を取っていた訳で・・・Zeroのセイバーの使えないっ子ぷりは異常だな(;´д`)


消去法から下手人がバーサーカー陣営と気付いた切嗣は、間桐家に潜入して当主の鶴野(stay nightでお馴染みの慎二の父ね)を拷問にかけます。あぁ、いろんな意味で慎二の父親だね、この人・・・。そして雁夜と綺礼が接触した事を知った切嗣は、アイリ拉致の黒幕に辿り着くのでした。
その黒幕・綺礼はドヤ顔で事態が上手く進んでいる事をほくそ笑み・・・こんな顔するようになったんだなぁ、この人。
雁夜にバーサーカーの変身スキルでライダーに変身させ、アイリを誘拐させた綺礼。その見返りとして使用した分の令呪を分け与え、雁夜が真に望んだ報酬・遠坂時臣との対面の段取りを取ります。もっとも、すでに時臣は鬼籍な訳ですが・・・また何か黒い事を企んでるなー、こやつ。
雁夜が時臣の元へ向かった後、隠れて両者のやり取りを観ていた者に声を掛ける綺礼。そしてそこに現れたのは黒さなら綺礼にひけを取らない間桐臓硯・・・
一方、互いに間合いを取ったまま対峙するセイバーとライダー。セイバーには一撃必殺のエクスカリバーがありますが、その発動時には隙が生じるのを見抜いたライダーは、そこに勝機を見出します。しかし残り1回しか使えない王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)はギルガメッシュ戦のために温存しておかねばならず、ライダーはチャリオットによる突進でこれに対抗しようとします。うーん、やっぱ軽く見られているんだなぁ、セイバー。


再び発動されるエクスカリバー、そこに猛然と突進するライダーのチャリオット。両者の宝具の破壊力の軍配は如何に。
一方、臓硯は綺礼に求める物を問われ、間桐家の勝利も雁夜の無様な死もどちらも捨て難い、と愉悦の表情を浮かべます。そして綺礼に対しお前も自分と同類の腐肉に群がる蛆虫と罵り、怒った綺礼の剣撃を受けますが・・・この臓硯は蟲によって造られた仮初めの姿。綺礼を手玉に取るとは、伊達に年はとってませんな、この爺さん。
さて、エクスカリバーとチャリオットの破壊力比べですが、やはりエクスカリバーに軍配が上がったようです。しかしセイバーはライダーに止めを刺さず、真の目的であるアイリ捜索のためにその場を後にするのでした。
チャリオットを失ったライダー。王の軍勢も残り1回しか使えず、急激に弱体化したような印象が・・・。まぁでもここでのウェイバーとのやり取りが微笑ましかったから良しw
時臣との対面のために言峰の教会に向かう雁夜。もはや余命幾許もない雁夜は、その全てを失ってでも時臣との決着を付ける決意です。しかし事態は雁夜の思いも寄らぬ方向に流れ・・・


気勢を発した雁夜が対面したのは、遠坂時臣の亡骸でした・・・倒すべき強敵の骸が転がっている現実が受け入れられない雁夜は激しく動揺し、更にそこに時臣の妻にして雁夜の想い人である葵が現れた事によって、混乱は頂点に達します。うわぁ・・・何てエグい対面させるんだよ綺礼・・・。
聖杯戦争のために間桐家が時臣を殺したと思い込んだ葵。雁夜も自分はやっていない、ここに来たら既に死んでいたと真実を告げれば良いものを、時臣は死んで当然のような物言いをするものだから、葵を完全に狂わせてしまいます。雁夜、人付き合いが下手過ぎるにも程がある・・・(;´д`)でも、ヲタの多くは雁夜に自分の姿を観ているのかもしれませんな。勿論ワタシも含めて。
そんな雁夜に言ってはいけない言葉をぶつけてしまう葵。
「あんたなんかに何が解るって言うのよ!あんたなんか誰かを好きになった事さえ無いくせに!!」
間桐の家に入る=蟲地獄を味わう事から、葵への想いを絶った雁夜。その後、葵の娘の桜を救うために自らの生命を削り、蟲にその身を啄まれながら、葵とその娘のために耐え続けて来た雁夜。その想いと行動の全てを否定する言葉を投げ掛けられた時、雁夜が取った行動は愛する人の存在の否定でした。葵が完全に動かなくなるまで首を絞め続けた雁夜・・・この時の雁夜の気持ちは、愛する人のために向けた、自分の一方的な行動を否定された一種ストーカーの逆恨みのようにも見えますが・・・うん、この時の雁夜の気持ちが分かってしまうワタシは、一生リアルでは人を本気で好きにならない方が良いんだろうな。
葵を手に掛けた事で泣き叫ぶ雁夜。そんな雁夜の姿を観て、酒のつまみにしていた男が二人・・・悪いやっちゃなー(;´∀`) 綺礼の描いたこの筋書きを、三文芝居と評しながら初めてにしては上出来と褒めるギルガメッシュ。つーか虚淵は脚本の自画自賛だなw
ちなみにこの時、葵は実は死んではおらず・・・しかし酸欠によって後遺症が残り、精神まで病んで結局長くは生きられないようですが、続いていたこの作品の「一話一殺」はこの話で潰える事になりました。



本日のBGM:Above your hand(『さんかれあ』ED)


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