2013/11/28 (木)
人類と霧の和平交渉を妨げたもの・・・それは一欠片のピーマンだった!? 〜今週の『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』
だから肉・肉・野菜、肉・野菜って言ったろ!
いつの間にか硫黄島を包囲していたコンゴウ率いる霧の艦隊、その編成は大戦艦コンゴウ、重巡洋艦マヤ、それにナガラ級軽巡洋艦6隻・・・あれ?旧日本海軍の『長良』級軽巡洋艦は6隻しかいないぞ?第1話冒頭でネームシップのナガラが佐世保沖で撃沈されたから、残りは5隻のはずなんだけど。 この包囲網に対しても防御に自信を持つヒュウガ。かつてその船体を構成していた各パーツは島の防御用に分散配備されているようで・・・って、あれ?こっちも主砲の数が多過ぎるようなw それに、やはりこれだけの拠点を放棄するのはさすがに勿体無いよなぁ。 ここで群像は何とコンゴウとマヤとの会談を要請。それに応じた両者のメンタルモデルは硫黄島に上陸。これを迎えるイオナとタカオですが、コンゴウは早速イオナに刃を向けて・・・波に消されるマヤが描いたコンゴウの似顔絵。何となくこの先の展開を揶揄しているようです。
あくまで話し合いの場である事を告げる群像の言葉に従って矛を収めるコンゴウ。反撃準備を整えていたタカオも群像の言葉には素直に従いますね。あとタカオさんロケットおっぱい。 基地内に招かれたコンゴウとマヤ。コンゴウは物質空間そのものに関心を示し、マヤは完全に遊び場と勘違いしているようで。 会談を前に、久々の再会で皮肉の応酬を始めるコンゴウとヒュウガ・・・ヒュウガさん、何気に性格悪いw そして群像は語り始めます。コンゴウの意思が自分とイオナの殲滅にあろうとも、話し合いの場は持ちたかった、と。
群像は、なぜ人類は滅びねばならないのかをコンゴウに問います。それに対し、霧の絶対意思であるアドミラリティ・コードに従っているのみ、と応じるコンゴウ。うーん、この答えは今期のアニメ化では出そうもありませんね。そして難しい話になった途端に眠ってしまうマヤが愛おしいw 逆に、その絶対意思であるアドミラリティ・コードに背いたイオナたちにその理由を問うコンゴウ。しかしこちらもまた明確な回答を出さないままです。群像への恋心・・・という答えを出しても納得しなかっただろうな。あ、ヒュウガはイオナへの恋心かw 答えの出ない会談を早々に切り上げ、コンゴウたちに食事を振る舞う群像。それは何と屋外バーベキュー!まぁ肉はヒュウガ製の合成肉のようですが。 ここで会談には参加しなかったハルナ・キリシマ・蒔絵も参加。キリシマはクマだけに生肉で食ってる・・・。そして肉の奪い合いでヒュウガVSタカオの戦闘が再び勃発!人類の命運を掛けた会談の場という緊張感は全く無いなw
波に濡れて身体が重くなり、身動きが取れなくなるキリシマ・・・もはや完全にギャグ要員です。そしてハルナもコート無しだと気弱→コート装着で「シャキーン」というギャグを確立w ダメだこの大戦艦たち、早く何とかしないと・・・ ハルナやキリシマ、それにタカオやヒュウガを観て、イオナと接した霧のメンタルモデルたちは何故変わって行ってしまうのかをイオナに問うコンゴウ。度々登場するティータイム空間も、どうやらイオナが構築したもののようです。 そもそもイオナにはアドミラリティ・コードが存在するかすら怪しいと考えるコンゴウ。その意思は全て群像に委ねられていると・・・。それに対し、自分の心の事なのに、やはりちゃんと理解出来ていないイオナでした。
イオナに霧の意思とは違った影響を与える千早群像こそ諸悪の根源。その結論に達したコンゴウは交渉の決裂を宣言。そして自分たちのコアが群像によって汚染されないよう、ユニオンコアを船体に残して来た事も告げ、その場から消え去るのでした。 沖合いから猛攻を開始するコンゴウとマヤ。ヒュウガの防壁がそれを防ぐ中、コンゴウがピーマンを一口だけ口にしたバーベキューの皿に視線を落とすイオナ・・・これか!?これがコンゴウが怒った理由なのか??w だからまず肉を食わせろと(ry 一方的に続くコンゴウとマヤの艦砲射撃を受け、一瞬生じたヒュウガの防壁の穴。しかしその穴から侵入した弾頭を自ら防ぐハルナとキリシマ。大戦艦3隻による防壁はかなり効果がありそうです。 こうして始まったコンゴウとの戦い・・・これを突破して群像たちは振動弾頭をアメリカに届ける事が出来るのか。アニメ版の山場になりそうです。 しかし、本作でも艦これでもコンゴウ(金剛)ってやたら高く評価されてますよねぇ。実艦は太平洋戦争に参加した日本の戦艦の中で最も旧式・最も低火力・最も低防御なのにね(でも最も高速力のクラスだけど)。
本日のBGM:MoonRise Romance(『ワルキューレ ロマンツェ』ED)
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