2014/10/26 (日)
闇の力が動いた、ちょっと出来過ぎな結末・・・
富士ステークス(府中芝1600m、GV)
1400m戦のオープン特別が、気付けばマイルCSの前哨戦として1600m戦のマイルGVになっていたこのレース。しかし荒れる事でも有名なレースで、過去5年の間には220万馬券、170万馬券、48万馬券とトンデモ馬券が続出している事でも知られます。
という事で、ここは1番人気・2番人気・3番人気の組み合わせなんて絶対有り得ない!と穿った予想をしてみます。それでも府中マイル特性という点でまず崩れる事はないであろう1番人気のダノンシャーク(単勝2.9倍)を一応の軸に据えます。そこから主に穴馬へ流す三連複・・・その相手からは、2番人気のステファノスも、3番人気のロサギガンティアも、4番人気のキングズオブザサンも外す!(3歳馬があまり結果を残せないレースなので) 狙いの大穴は9番人気のエキストラエンドや11番人気のトーセンレーヴ、12番人気のシャイニープリンス。人気馬から大穴へ・・・これが富士Sの買い方です。更に穴馬同士のワイド馬券もBOXで買っておきます。
結果・・・
ダノンシャークがまさかの惨敗、勝ったのは切った2番人気馬ステファノス・・・しかし狙った穴馬・12番人気のシャイニープリンスが2着に入着!
今年も三連単26万馬券と荒れたこのレース。これまで分が悪かった3歳馬が今年は1着と4着に入線しています。
さて、馬券の方はと言うと・・・
ホッ、シャイニープリンスとレッドアリオンのワイドが引っ掛かってほんのちょいプラスでした。狙いは「ダノンシャークと穴馬2頭の三連複的中!更に穴馬同士のワイドも!」もしくは「穴馬3頭で決まり、穴馬ワイド3点的中!」だったんですが・・・まぁこんな荒れたレースで曲がりなりにも当てたんだから、これで良しとしますかね。
菊花賞(京都芝3000m、3歳限定GT)
さて、今年の牡馬三冠ロードの最終章、菊花賞です。今年は菊花賞とは最も相性が良いと言われる皐月賞の勝ち馬であるイスラボニータが天皇賞(秋)に向かってしまったため、東京優駿1着→神戸新聞杯1着のワンアンドオンリーが圧倒的な1番人気・・・になると思いきや、金曜夜の前々日発売で単勝1.4倍をマークしたのは、神戸新聞杯3着のトーホウジャッカル!後に3番人気(単勝6.9倍)に落ち着くものの、これは関係者による超大口単勝買いが入った証・・・こういう馬は当然マークが必要です。
馬券は最終的に1番人気となったワンアンドオンリー(単勝2.4倍)か、はたまた皐月賞とセントライト記念でイスラボニータの2着に入った2番人気のトゥザワールド(単勝5.3倍)から、前述のトーホウジャッカルに流すのがメインかな・・・と思ったら、上手い具合にワンアンドオンリーとトゥザワールドが同じ7枠にいるじゃないですか!
という事で今回は枠連で勝負です。隣り同士で互いに牽制し合うであろうワンアンドオンリーとトゥザワールドのワンツーは多分無い(あっても全然美味しくない)と観て、枠の7-7は敢えて買わず、トーホウジャッカルと東京優駿3着馬のマイネルフロストのいる1枠、京都コース無敗の実績×菊花賞男の武豊の組み合わせのトーセンスターダムと、忘れた頃に来る外人騎手のワールドインパクトがいる4枠、京都新聞杯勝ちが光るハギノハイブリッドと、典型的な夏の北海道長距離戦の上がり馬ゴールドアクターがいる5枠、それに馬はあまり怖くないけど、浜中・岩田・幸四郎の菊花賞ジョッキートリオがいる8枠は押さえます。
結果・・・
勝ち馬は仕組まれていた!?謎の前々日1番人気となったトーホウジャッカルが、3分1秒0と言う脅威の大レコードで勝利!ダービー馬ワンアンドオンリー、良血馬トゥザワールドは揃って大敗・・・
レースはこのレースに17年ぶりの騎乗となった古川騎手のサングラスの逃げでスタート。マイネルフロスト、シャンパーニュが先行集団を形成し、その後ろにトゥザワールドとトーホウジャッカル、ゴールドアクター、そしてワンアンドオンリーが続きます。
澱みのない流れで直線に入り、逃げ馬たちは続々と沈んで行き・・・その沈没組にまさかのトゥザワールドも含まれていました。ワンアンドオンリーは外に持ち出して追い上げるも全く伸びて来ず、勝負は内々をロス無く回ったトーホウジャッカルとサウンズオブアースの一騎討ちとなります。その凌ぎ合いをトーホウジャッカルが制し、サウンズオブアースに1/2馬身差を付けて勝利。3着はかなり離れて先行馬のゴールドアクターが残りました。
1着:トーホウジャッカル・・・確かに神戸新聞杯は勝っていてもおかしくないレースでしたけど、謎の大口単勝買いや、2011年3月11日生まれのこの馬を勝たせて話題作りにするという思惑など、何か競馬界の裏の部分が動いて勝った陰謀説を囁きたくなりますw ちなみにこの馬の姉って、短距離重賞で活躍したトーホウアマポーラですよね?その弟が菊花賞でレコード勝利って・・・血統って一体何なのw
2着:サウンズオブアース。神戸新聞杯2着はフロックではないと思ってましたが、まさかここまでやるとは・・・マンハッタンカフェでこのレースを制している蛯名の手腕を甘く観ていました。
3着:ゴールドアクター。菊花賞で上位に来る典型的な夏の上がり馬・・・今後、長距離戦線で活躍してくれそうです。
4着:タガノグランパ。ダービー・セントライト記念とも人気薄で好走してるにも関わらずここでも人気無く、そしてまたも激走で4着。菱田騎手とよほど相性が良いのか・・・つーかここ3戦は1400m戦の重賞勝ってる馬のパフォーマンスじゃねぇ!
5着:ショウナンラグーン。青葉賞を勝ってますし、この馬も長距離戦線での活躍が見込まれますね。
6着:サトノアラジン。父ディープインパクト×母父ストームキャットで鞍上浜中。まぁ上位に来てもおかしくないわな。
7着:マイネルフロスト。ダービー3着は伊達じゃない!
8着:トーセンスターダム。この舞台なら・・・と期待した人は多いはず。次走は意外とマイルCSとか良いかも?
9着:ワンアンドオンリー・・・いや、いくら何でも負け過ぎだろー。やっぱ距離の壁かなぁ。JCに出て来たら再評価したいです。
10着:ワールドインパクト。まだ騎手が日本の競馬に慣れていないせいもあるかな。
11着:ヴォルシェーブ。岩田だけに期待してたんですが。
12着:ハギノハイブリッド。福永だけに期待してたんですが。
13着:ミヤビジャスパー。池添だけに期待してたんですが。
14着:メイショウスミトモ。まぁ幸四郎ですから(ぇ
15着:シャンパーニュ。松山君、なかなかGTには手が届きませんね。
16着:トゥザワールド。レース後に下馬していたのがちょっと気掛かり・・・こんなスピード決着の京都の馬場だけに、故障は要注意です。
17着:アドマイヤランディ。そういや最近アドマイヤの馬がGT勝った記憶が無いぞ。
18着:サングラス。HTB賞を7番人気で勝った時点で、菊花賞路線に乗せようとした陣営が理解出来ないw
馬券は・・・まさかワンアンドオンリーもトゥザワールドもこんなに大敗するとはねぇ。あ、ミヤビジャスパーが頑張ってくれても良かったんですがw
それにしても・・・
皐月賞 1枠2番 イスラボニータ
ダービー 1枠2番 ワンアンドオンリー
菊花賞 1枠2番 トーホウジャッカル
この法則性に気付いていればなぁ(^_^;
本日のBGM:夏色プレゼント(『ヤマノススメ セカンドシーズン』OP)
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