2015/05/02 (土)
キャスター戦終幕・・・あれ?アサシンはどうなったんだっけ? 〜今週の『Fate/stay night【Unlimited Blade Works】』
ランサーの兄貴が格好良過ぎるんだよ、UBWは!
尺稼ぎで挿入される葛木の過去・・・暗殺組織に育てたれ、任務を果たした後は自殺する事を求められながらそれを拒んで流れ着いた冬木の町。そこで出会ったキャスター・・・この男は一見自分の「生」に関心がないようで、必死に生き残ろうとした過去とのジレンマを抱えているんですよね。 さて、第2期が始まってから1ヶ月ちょっと、ずっと調教ポーズのままという屈辱の準ヒロインのセイバーを救出するため、そして聖杯戦争において眼前の一番の障害であるキャスターを倒すために敵地へと乗り込んで来た士郎と凛。両者ともサーヴァントを持たず、魔術師としての能力はキャスター>>>凛、格闘戦技は葛木>>>士郎という絶望的な戦況。しかし凛はここでキャスターを激しく挑発し(本当に性格悪そうに聴こえるのは植田佳奈さんの好演と言えるのかw)、敢えて自分が隠している一発逆転の秘策を悟らせないようにします。
さて、アーチャーVSランサーの赤青対決。アーチャーも強いんだけど、それ以上にもうランサーがつえぇーわ、かっけぇーわで男でも惚れるレベル。そしてこの全力の戦いを実は心の奥底から楽しんでいる風であるランサーは、ここで自らの最強の攻撃手段、ゲイ・ボルグ投擲ver.を撃ち放ち・・・もう凛との約束とか全然関係なくなってますこの人w それが避ける事が出来ない必殺の一手と知るアーチャーは、これをATフィーr・・・じゃなくて、自らの最強の防御である「熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)」で迎撃。しかし最強の槍と最強の盾は僅かに槍の方に分があったようで、直撃こそ避けられたもののアーチャーは右手を負傷してしまいます。つーかこんな大爆発が起きているのにご近所さんは気付かないもんですかね?
ここでアーチャーは何とあっさり降伏。そしてその行動でアーチャーが真にキャスターの手駒になった訳ではない事を悟ったランサーは、面白くなさそうに「自分の仕事は終わった」と撤退。ZEROでもそうでしたけど、ランサーって本当に純粋な武人なのに、いろんな制約から全力の戦いをさせて貰えませんよね。さすがは幸運:Eのサーヴァントです。 さて、案の定苦戦が続く士郎と凛。つーか瞬殺されてないだけ善戦していると言いますか。単純な魔術の撃ち合いに徹し、それに撃ち負けた形の凛を追い詰めたと確信したキャスターは不用意に凛に近付き・・・そこで凛の奥の手が炸裂。仕込んだ魔法石で一瞬キャスターをひるませてその懐に飛び込んだ凛は、その体術でキャスターを圧倒。魔術戦ではなく「殴り合い」で勝機を掴もうとしていたとは・・・凛ちゃん、草葉の陰で時臣パパが泣いてますぞ( ノД`)
そんな凛の起死回生の一撃も、士郎が葛木を抑え切れずに凛への攻撃を許してしまったために万事休す。士郎ェ・・・。 念には念を入れ、セイバーを使って凛と士郎を葬ろうとするキャスターと葛木。しかしそこに突如現れたアーチャーが複数の剣を葛木に向かって放ち、それを庇ったキャスターが剣に貫かれ・・・ここに長かったVSキャスター戦が終幕を迎えます。 まさにキャスター陣営のトロイの木馬だったアーチャー。戦いが終わった後も自分の選んだ道を捨てない葛木は、愛するキャスターを殺したアーチャーに向かって行くもののその身に触れる事すら敵わず瞬殺。あのセイバーをも圧倒した葛木がなぜ・・・とも思いますが、葛木の体術は強力なれど一度観た修験者ならば二度目は見極められるレベル、との設定なので、どこかで葛木の戦いを観ていたアーチャーならばそれも可能だったんでしょうね、と脳内補完。 こうしてキャスターを無事倒した士郎・凛陣営ですが、ここで突如アーチャーが士郎に襲い掛かります。もはや凛のサーヴァントではないアーチャーはその命令を聞く理由もなく・・・。剣を召喚する時に「トレースオン」と言った事から、アーチャーの正体が誰かようやく気付き始める士郎。物語は次の局面へと移ります。
本日のBGM:My Best Friend(『ハロー!!きんいろモザイク』ED)
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