2009/07 
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
特設ネタ
 〜管理人Mc.OKAZAKI の日記みたいな雑記〜
←カレンダーで過去分が表示されます。デフォルト表示は最新の書き込み分です。

2009/07/20 (月)

究極のローカル線・飯田線で行く、『咲-Saki-』聖地巡礼の旅! 〜後編

さて、旅は第2の目的地・七久保へ。

「ここからはタコス優希の独壇場だじぇ!」

それ違うキャラと被ってるから・・・


という訳で天竜峡駅から84分、遂に到達しました七久保駅。この時点で15:59です。
・・・しかしここでこれまでのツキを倍になって返上する非常事態が!! 何と突然の大雨に見舞われたのです(;´д`) 最初は「まぁ傘が無くても何とか・・・」レベルだったのが、「傘がないとちょっと」レベルにアップし、「傘を差してもズブ濡れの雷雨」になるまで、僅か20分...orz

しかし(多分)もう2度と訪れる事のないだろうこの聖地、何としても「用意したキャプチャ画像との検証」だけはやり遂げようと、雨の中傘を差しながら果敢に撮影開始。右手にデジカメ、左手に検証用画像を記録したケータイ、首と肩の間に傘・・・というスタイルです(汗


まずは七久保駅。ここは検証が非常にラクでしたね。ご覧の通り角度も含めてバッチリです( ̄▽ ̄)ノ

1枚目・・・咲たちが県大会に向かうために早朝に待ち合わせた時(第6話)です。部長とまこさんがいるポストもバッチリです。左の電話ボックスは省略されたようですね。

2枚目・・・同シーン。線路の渡り通路からから辰野方面を望む感じです。

3枚目・・・同シーン。辰野方面行きホーム。部長の左にある電柱は確認出来ませんでした。


1枚目・・・第8話、予選を終えて帰って来た面々が駅前で屋台ラーメンを食べた時です。駅舎の正面なのでこれも特定はすぐでしたが、これ以上バックすると駅の対面にある旅館にぶつかってしまうので駅舎の左部分だけ撮影。

2枚目・・・同シーン。屋台のあるスペースは駅の敷地内なので、厳密にはこの場所はありません。路面の濡れ方に注目・・・

3枚目・・・ラーメンを食べ終わった後の帰り道。ちなみに先述の通り飯田線は非常に本数が少ないので、丁度電車が通ったシーンを撮れたのは幸運としか言い様がありません。


1枚目・・・第6話の朝の集合シーンで、京太郎がタコスさんに轢かれそうになるシーン。駅舎の右手方向からやって来るシーンが描かれていたのですが、実際は微妙な差異が。道路の◇マークや線路の位置から、多分ここで合ってるはずですが。

2枚目・・・その激突寸止めシーン。確かに販売機はあるんですが1つだけ。建物もだいぶ違う感じです。ここはひょっとしたら別の場所でロケハン?

3枚目・・・第8話での帰宅シーン。線路の位置からここだとは思うんですが、ガードレールと柵の違いとか多少気になるところも。
更に民家などの特定もしたかったのですが、何しろこの頃になると雨が酷くて、折り畳みの傘ではもはや限界。とりあえず駅近の検証が出来た事で良しとしますか。


という事で、駅の待合室で記念撮影♪( ̄▽ ̄)ノ 『咲-Saki-』のDVD購入者は数いれど、聖地にて禊ぎを受けたDVDはそう多くはあるまいてw

ちなみに撮影中にやはり聖地巡礼と思われる人が3人くらいいました。中にはプリントアウトしたキャプチャ画像を片手に場所を特定している人も・・・うわ、完全にお仲間だw

「おっと、誰か来たじぇ!」

撮影直後に待合室には地元の女子高生たちが・・・すぐにDVDとタコスさんを収納。うわ、あぶねぇw


さて、ここからは中央本線の岡谷まで最後の飯田線区間(94分)です。この区間は鉄ヲタ的な見せ場が多くあります。
伊那本郷駅ではホームの目と鼻の先に果樹園があります。
「この辺りは梨や桃が多く栽培されてるじょ♪」
田切駅近くには、河岸段丘に沿ったJR最大と言われる角度を持つカーブが。
「通称Ω(オメガ)カーブ。絶好の撮影場所として、昔から鉄ヲタ憧れの地なんだじぇ!」
雨は少しずつ小降りに。七久保が一番のピークでしたな(T_T) 山からは雲が立ち上っています。晴天ならこの辺りから駒ケ岳の千畳敷カールと呼ばれる絶景が見えたんですが・・・
「ちなみに当日、登山客が1人亡くなってるんだじぇ・・・」
更に北に進み、赤木駅〜沢渡駅の間には最大40パーミル(1,000mで40mの高低差)のJR最大の勾配が。ホント飯田線ってJR最大とか特殊駅とか、マニアのツボを突くポイントが多いですw
ちなみに駅の殆どは無人駅。よって駅に着くと車掌さんが走って改札に行って、また走って帰って来て乗り込むという慌しい光景が見れます。そういや皆さん、痩せている方ばかりだったなぁ(^_^;
電車は終着の岡谷駅に。岡谷は諏訪湖のほとりで、天竜川の源流近く(諏訪湖から流れて行く川なのですよ)。今回の旅は天竜川の河口から源流までの旅でもありました。


18:31、岡谷着。長かった飯田線の旅もここで終了です(厳密には2つ前の辰野駅までが飯田線で、そこからは中央本線となります)。
さて、乗り換えの時間を利用して夕食の買出しを・・・と思い、駅を出ると目の前に大型ショッピングモールが。GJ♪と思い入ってみると・・・何このガラガラ(;´д`) いや、客がガラガラなだけじゃなく、広い敷地にテンポがガラガラw しかも肝心のお惣菜店は本日定休。意味ねー(汗
結局駅のキオスクでパンとお稲荷さんのショボい夕食を買い、4分遅れで到着した今回の旅行最後の電車に乗車・・・そうです、中央本線特急『あずにゃん32号』です(あずにゃん言うなw)。
岡谷から新宿までは135分・・・何気に今日一番長い乗車区間です。それにしても助かったのは、何とかこの時間まで鎮痛剤がもってくれた事。腰に爆弾入れた状態の旅だったので(^_^;
新宿にも4分遅れの21:10にあずにゃん到着。朝からの長い旅でした。ちなみに新宿の気温はこの時間で30℃・・・それに何この湿度(;´д`)

その後は総武線とタクシーで22:00前には自宅到着。深夜1時近くに眠りに着いたMc.さんが翌日目覚めたのは、15時近くだったそうなw



本日のBGM:Second Flight(『おねがい☆ツインズ』OP)


2009/07/19 (日)

究極のローカル線・飯田線で行く、『咲-Saki-』聖地巡礼の旅! 〜前編

それは1ヶ月前、何気ないきっかけで始まった企画でした。
某ネタ画像掲示板で知った佐久間レールパークの存在、そして11月には閉園となる事実。場所を調べてみると・・・JR飯田線、中部天竜駅。IMEの変換だと「いい打線」と出るくらいマイナーな路線です(何その例え)。
また同じ頃、今一番ハマっているアニメ『咲-Saki-』の舞台がJR飯田線、七久保駅と知ります。同じ飯田線・・・路線検索を掛けてみると、両方巡って何とか日帰りで行ける事が判明。しかも1日でJR飯田線195.7km、94駅を踏破しつつ、天竜川の渓谷と南アルプス・中央アルプスの初夏の自然を満喫出来るルート・・・これはかなり魅力的!
そこでルート案を立てて、ヲタ旅の供と言えばやはりこの人・ログゲートのanka2氏(サイト復活おめ!)を誘ってこの連休に決行して参りました( ̄▽ ̄)ノ

ルートは8:33に東京を東海道新幹線で出発。豊橋まで行ってそこからは飯田線に入ります。佐久間レールパークと七久保の2つの目的地を経て夕方には辰野経由で岡谷へ出て、そこからは中央本線の特急に乗り、21:06に新宿着。つまり乗車券は東京都区内発、東京都区内着というヘンテコなものになります(^_^; 電車に乗っている時間は累計9時間半・・・(汗
ちなみに直前に持病の結石を患い、鎮痛剤を投入しながらの危なっかしい旅だったり(汗々


さて、当日。東京駅でanka2氏と合流し、『ひかり505号』へ乗り込みます。連休で指定席が取れなかったために自由席での旅でしたが、始発&朝早かったので問題無く2人分の席を確保。豊橋までは86分の行程です。
9:59、愛知県の豊橋駅着。せせこましく10:08分豊橋発の飯田線特急『ワイドビュー伊那路1号』に乗り換えます。乗り換え時間が少ないですが、それ程広い駅でもなく、ホームも近いので無問題でした。
『ワイドビュー伊那路1号』は3両編成。つーか飯田線は3両以上の車両が納まるような長いホームの駅がありません(!)。この列車も指定席が取れなかったのですが、短い時間で何とか自由席で2人分の席を確保。かなりツイてます♪
走り出す伊那路1号。窓外には飯田線の普通列車のターミナルが・・・職員さんこっち見んなw

「ここからはこのタコス様の縄張りだじぇ!」

おっといつの間にやらタコスさんが今回の旅に合流♪飯田線沿線のナビ&ガイドをお願いします!(>ヮ<)ノ


しかし名にしおう超ローカル線。終始単線区間なので、対向車との擦れ違いのために駅で5〜10分停車する事もしばしばです。しかし窓外の景色はまさに初夏の山!伊那路1号はかの有名な長篠城跡を過ぎ、幾つかの温泉駅(駅舎の目の前が旅館w)を超えて行きます。そして常にその眼下には、天竜川の美しい流れが水面を輝かせます。うーん、本当に来て良かったと思わせる光景!
「飯田線は区間内に180以上のトンネルと、400以上の鉄橋があるんだじぇ☆」


揺られる事71分、最初の目的地・中部天竜駅に到着。つーかまだここは浜松市なのねw
当日は30℃を超える猛暑だったのですが、この辺りはまだそれ程標高も高くないのか、うだるような暑さです(;´д`)
さて、佐久間レールパークはこの駅に併設されて建てられており、駅の入場券だけで入る事が出来ます(つまり電車に乗って来た我々は無料)。夏休みに入って最初の連休、しかも11月には閉園されるという事もあって、写真の通り親子連れが多く見られました。


まずは屋内展示。第1展示室は巨大なNゲージのジオラマが置かれ、子供たちを釘付けにしていました。他にも鉄道関連の貴重な資料が数多く展示され、かなり濃そうな鉄ちゃんたちも多く散見・・・ま、我々もそう見られていたような気もしますけどw 噂のリニアの模型も展示・・・でもまぁ長野ルートはやっぱありえんでしょ(^_^;
第2展示室は打って変わって超渋い歴史的資料の展示。部屋中がカビ臭いです(汗
そしてこのレールパーク最大の見せ場は、旧国鉄時代の懐かしい車両の多くを保存展示している屋外展示場です!


すっごいすっごいすっごいすっごい、すごすぎる〜♪と、エヴァで太平洋艦隊を観たケンジのような反応をしてしまった車両群。昭和の鉄ヲタなら脳汁垂らして呆ける車両がわんさかです。でっかいカメラを構えた鉄ちゃんたちも本命のこちらに齧り付いてましたw


『しなの』なんて、振り子電車になる前のディーゼル特急時代のキハ181ですよ!(ゴメン、何が凄いか多くの人は分からないですよね) 展示車両の一部は内部に入ることも可能で、往時の雰囲気を楽しむ事が出来ます。
来客の話をよく聴いていると、元国鉄マンだった人が懐かしさのあまり来ていたりもしていました。大宮の鉄道博物館も良いですがここは11月までしか見れないので、鉄道好きな方はそれまでに来ておくが吉です。


ここでは少し多めの時間を取っていたので、駅のすぐ近くにある鉄橋にまで行ってみました。駅の近くは猛烈な暑さでしたが、天竜川の流れる川辺は嘘のように涼しい風が吹いていて思わずのんびり。蝉時雨を遠くに聴きながら渓流釣りを楽しむ人たちを見下ろしていたら、川面まで降りれる道を見付けたのでちょっと降りてみました。
透明な川の流れの中に、小魚が泳ぐ姿がはっきりと見て取れます。また、ハグロトンボや体長10cm近くもあるトノサマバッタ、それにカナヘビなど自然の生物の宝庫ですねここは。ちょっとしたウェルキン(@戦場のヴァルキュリア)気分ですw


さて、あまりにのんびりし過ぎて、昼飯食う時間取るのを忘れてましたw 北上する飯田線普通列車に乗り込み、東京で買った天むすを2人で分けながらの軽い昼食。途中、JR最大の秘境駅と言われる小和田駅(トンネルとトンネルの間にあり、周囲に人家は一切存在しない謎の駅w)も通ります。ちなみに1日に走っている本数は半端なく少なく(1日9本くらい)、ちょっとホームに下りて乗り遅れたりすると大変な事になります(^_^;
眼下には天竜川の清流・・・と言いたいのですが、前日の雨のせいでちょっと濁っていますね。
14:05、乗換駅の天竜峡駅に到着。ここで次の電車を30分待ちます。天竜峡駅は天竜川下りの起点にもなっており、近くに土産物店もある(飯田線にしては)大きな駅。ここで追加の食料と飲み物を補給です。
しかし駅に置かれている川下りのオブジェ・・・外人のマネキンが非常にシュールwww


次発の電車を待つ間、近くの鉄橋から川下りをする人たちを見下ろせます。ちなみに写真をよく見ると分かりますが、それぞれの船にはモーターが積まれていて、川を下って客を降ろした後は、上流のこの場所までヴィーン!とモーターですっ飛ばして帰って来ますw 車窓からその光景を観た時はちょっとショックでした(^_^;
この辺りはかなり標高も高いので、暑さをそれ程感じないくらいの心地良さでした。ちなみに当日の飯田地方の天気予報は晴れのち雨、降水確率50%。今のところ雨に降られず、絶好の行楽日和です♪

「ここからは飯田の平野部に入るじょ」

険しい山道を抜ける光景はここまでで、ここからは飯田の盆地を電車はゆっくりと抜けて行きます。とりあえず中心部である飯田には9分ほど停車。大型のショッピングセンターなどもある、それなりに栄えている地域に入りました。

さて、前編はここまで。後編はいよいよ『咲-Saki-』の聖地である七久保駅に突入!しかしそこで思ってもみなかったアクシデントに見舞われるMc.一行だったのです・・・



本日のBGM:飯田線のバラード(『究極超人あ〜る』挿入歌)


a-News+ 1.47

Diary Last Update : 2023/05/28 18:43:45
 当サイト「Mc-LINERS」は、私Mc.OKAZAKIのイラストギャラリーです
 Microsoft Internet Explorer 8.0にて閲覧確認をしております。
 全ての文章・画像の、無断転載・無断複製はしないでください(そういうときはご連絡ください)。
 ・・・Mc-LINERS BUNNER・・・
http://mc-liners.main.jp/img/bnr1.jpg
リンクについて
このサイトは、サークル「INDexlabel」のお仲間サイトです

tinami♪さーふぁーずぱらだいす
Mc-LINERS  All rights reserved. copyright(c) circle INDex Label.