2010/09/09 (木)
ルフトヴァッフェのファン感涙!!ハルトマンVSマルセイユ、夢の2大エースの競闘! 〜今週の『ストライクウィッチーズ2』
期待のウルスラ再登場はなかったものの、まさかのあのスーパーエース登場に深夜に大興奮♪
もっさん、烈風斬出すのが苦しそう・・・寄る年波には(ry 次週予告を見ても、やはりもっさんは今期で引退濃厚か・・・ もう一人の熟女(コラ!)、ミーナさんはまた将軍たちのお呼び出し。お尻が「キュッ!」と締まる描写にワロタwww さすがネウロイを圧潰した尻だw ちなみに将軍たちの声は石塚運昇さんと中田譲治さん・・・何気に豪華だ♪ 近々出撃予定のバルクホルン姐さんとエーリカはランニング中。その時上空を通過するユンカースJu-52が・・・本作ではもうお馴染みの機体ですな。そこから突然舞い降りて来た1人のウィッチ! ストライカーユニットも履かずに飛び降りて来るなんてムチャシヤガッテ(;´∀`) 芳佳たちの前に降り立った謎のウィッチ、なんとスカート履いてますよ!!!Σ(・ω・ノ)ノ!
彼女の名はハンナ・マルセイユ・・・もうこの名を聞いて反応しない軍ヲタはいません!ドイツ空軍アフリカ方面隊のスーパーエース、“アフリカの星”の異名を取り、戦後映画化までされた英雄、ハンス・マルセイユ(本名はハンス・ヨアヒム・ヴァルター・ルドルフ・ジークフリート・マルセイユ・・・なげぇw)をモデルにしているのは明らかです!(しかもCV:伊藤静御前!) このスーパーエースがストパンに登場するとは・・・ワタシも特に好きな撃墜王の1人なので非常に嬉しい♪ あ、マルセイユに関しては最後に紹介のコーナーを設けます。 同じカールスラント空軍出身という事もあって、バルクホルンとエーリカとは顔馴染みのマルセイユ。しかしモデルとなったマルセイユも軍規違反の常習犯&素行不良で有名な人だった事もあって、アニメのマルセイユも尊大で人を食った態度を取っており、特にバルクホルンとは徹底的に半目し合っているようです。エーリカとは違った意味で、マルセイユはバルクホルンには耐えられないタイプなんだろうなぁ。 上からのお達しで、今回の作戦で501統合航空団と共闘する事になったマルセイユ。200機を超えるネウロイを撃墜しているエースとして紹介されますが、501にも200機超えならエーリカ、バルクホルン、それにミーナ(笑)がいますからねぇ(ちなみに実在のマルセイユは158機撃墜)。 今回の任務はマルタ島に陣取るネウロイの巣への強襲。航空機搭載型の潜水艦で接近してドーム状の巣の中に浮上し、これを内側から叩く作戦です。航空機搭載型の潜水艦・・・ここで「あの潜水艦」の登場を予感したのはワタシだけではあるまいて( ̄ー ̄) 格納庫の都合で潜水艦に搭載出来るストライカーユニットは2機のみ(あれ?あの潜水艦は3機搭載出来たんだけどなぁ)。そこで突入任務に就くのはマルセイユとバルクホルンが任ぜられますが、バルクホルンの技量を疑うマルセイユが拒否。怒ったバルクホルンと一触即発の事態となりますが、エーリカがマルセイユからの指名を受けて承諾した事で、一旦騒ぎは収まります。
エーリカとマルセイユの技量と連携を見るために、2人は訓練飛行を行う事に。しかしスタンドプレイに走りがちなマルセイユは、エーリカとはあまり良い連携は取れていない様子。しかも昔からエーリカをライバル視しているマルセイユは、対ネウロイの訓練なのにエーリカの後ろに付いて銃口を向け・・・ 狙われたエーリカはおどけて「うわー、やられたー」と墜とされる振りをしますが、訓練中に人に銃口を向けたマルセイユにミーナ隊長の雷が落ちます。なぜか一緒に怒られたエーリカは、作戦決行日までマルセイユと同室で暮らす事を言い渡され・・・エーリカ悪くないじゃんねぇ(;´∀`)
その後も徹底的にエーリカをライバル視し続けるマルセイユ。・・・うぜぇw それでも一緒にお風呂に付き合ってるエーリカは何気によい娘です。 アフリカ戦線では水は貴重なので、風呂など入れなかったと言うマルセイユ・・・ムレムレのヌレヌレで戦っていたんですね(^_^; そのテの匂いマニアにはたまらんだろうなw ここでもムーンライトジャマーが発動されますが・・・これ、DVD&BDでジャマー取れたら結構アブないんじゃ(* ̄∇ ̄*) それに急に立ち上がったシーンのキャプを取ってみると、胸の突起がちゃんと塗られているのが分かります♪・・・あと、下は◯イパンなのなw 風呂上り、脱衣所で芳佳やシャーリーたちと遭遇したエーリカたち。胸の大きさではさすがにシャーリーに軍配が♥ しかし張りの良さや形では自分が上、と言い張るマルセイユは本当に負けず嫌いなのね。どーでもいいよって表情のエーリカ、完全に呆れ顔のリーネとは対照的に、目をキラキラさせてる芳佳はやっぱりおっぱい星人www
翌日、妹がマルセイユの大ファンという事で渋々サインを貰いに来たバルクホルン。天敵が相手でも、妹のためなら頭を下げてでも頼みに来るバルクホルンってやっぱ可愛いヤツw 代わりにエーリカが貰いに行くものの、サイン嫌いのマルセイユは断固拒否した上、バルクホルンの事を悪し様に罵ります。これに珍しく怒りを顕にしたエーリカはマルセイユに勝負を申し込みます。勝ったらサインを貰う・・・おぉ、普段「ぽけら〜」としているエーリカの本気顔が新鮮です! そしてマルタ島奪還作戦決行日・・・おぉっ!!!!! いつか登場すると思われていた欧州連合艦隊がここに集結!!ロマーニャのリットリオ級、ブリタニアのキング・ジョージX世級、そしてカールスラントのビスマルク級!各国の最強戦艦がここに! 更にエーリカとマルセイユを乗せた潜水艦は・・・やはり思った通り日本海軍が誇る潜水空母・伊400級!これは熱くならざるを得ません! ネウロイのドーム内に浮上した伊400から飛び立つエーリカとマルセイユは、40もの護衛のネウロイに護られた中心核へ突撃。さすがはカールスラントが誇るスーパーエースの競演!仲は悪くてもちゃんと互いの背を守りながら連携が取れているのがさすがです。ちなみに実在のマルセイユとハルトマンですが、マルセイユの戦死が1942年9月30日で、ハルトマンの初陣が1942年の10月14日なので、2人が同じ空で戦う事は残念ながらありませんでした。
呆気無く40もの護衛ネウロイを倒し、中心核を粉砕したエーリカとマルセイユ。つーか他のウィッチたちや各国の戦艦部隊は何しに出て来たんだろうw 共にネウロイ20機撃墜で勝負が付かなかった2人は、そのままなんと実弾で空中戦を開始・・・ヲイヲイ、訓練中に銃を人に向けただけで営倉入りを命じる程軍規に厳しいミーナさんが、この事態を放置してていいんですか!?(;´∀`) 結局双方とも弾切れとなり、ここでも勝負が付かなかった2人。しかし共に力いっぱい戦った後の2人の表情は穏やかでした。 マルセイユに勝てなくてサインを貰えなかったエーリカは、バルクホルンに悪いと思ったのか部屋の片付けを始め・・・そんなエーリカの想いが嬉しいバルクホルン姐さんです。 一方、多忙なマルセイユはすぐに基地を離れる事に。ミーナに自分のサイン入りブロマイドを託して去って行く辺りが粋ですな♪ ・・・結局面倒臭くなって片付けを放棄するエーリカ。やっぱエーリカはこうじゃなくっちゃw
今回は文句なしに「当たり」の回でしたな♪ 第1期とは違った形でエーリカの魅力を引き出し、更にマルセイユという素晴らしいゲストキャラの活躍、欧州各国の連合艦隊・・・先週がちょっと微妙な話だっただけに、今回はその分を取り返した感じです(* ̄∇ ̄*)
そして当然、大きめキャプで欧州連合艦隊を取り上げるのがウチ流♪ まず登場は今シリーズ2度目の登場となるロマーニャ(イタリア)艦隊の戦艦『リットリオ』級。以前取り上げたので説明は割愛しますが、イタリア海軍の最強戦艦です。 続いては欧州最強のブリタニア(イギリス)艦隊から、戦艦『キング・ジョージX世』級。各国の主力戦艦と比べると主砲の口径は36cmと小さいものの、その四連装砲塔はなかなかに目を引きます。特に防御力に優れた艦型でしたが、2番艦の『プリンス・オブ・ウェールズ』が大戦初頭に日本海軍の陸上攻撃機隊に撃沈された事で、悪名の方が知れ渡ってしまっている可哀想な艦型(^_^; それでも1番艦の『キング・ジョージX世』はドイツ戦艦『ビスマルク』の撃沈に貢献していますし、3番艦『デューク・オブ・ヨーク』はドイツ戦艦『シャルンホルスト』とガチンコ勝負を演じて見事これを葬っています。 そして奥州筆頭・・・じゃなくて欧州筆頭戦艦と言えばやはり『ビスマルク』級。この型に関しては当サイト内コンテンツミリタリーよもやま話・その20で詳しく触れています。
次に取り上げるのは日本海軍最後の切り札と言える巨大潜水艦『伊400』級。排水量5,223d、全長122mは戦後に原子力潜水艦が登場するまで世界最大を誇りましたが、何と言ってもその最大の特徴は3機の水上機を搭載出来る点にありました。 この水上機の爆撃によってパナマ運河を破壊する、という非常に有効な作戦(パナマ運河が破壊されると、米艦隊は東海岸からは南米の最南端のマゼラン海峡を通って来ないと太平洋に出られない!)のために開発され、実際2隻が出撃までしたのですが(攻撃ポイントはパナマ運河からウルシー泊地に変更になりましたが)、目的地への途上で終戦を迎え、潜水空母はその真価を発揮する事無く終わったのです。
最後に今回登場したハンナ・マルセイユのモデル人物、ハンス・マルセイユについて。 マルセイユは18歳で空軍に仕官し、19歳の時に第2次世界大戦勃発を迎えます。1940年のバトル・オブ・ブリテンでは7機を撃墜するものの、自らも6回も撃墜されています。しかも上官にはたてつくわ、軍規違反は平気で起こすわと素行不良で問題を何度も起こし、昇進も遅れがちでした。 しかしその後、アフリカ戦線に異動になってからは理解ある上官に恵まれて素質が開花。「10分間で8機撃墜」「1日で17機撃墜」「1ヶ月で54機撃墜」など、伝説的なスコアを叩き出します。しかも1機当たり撃墜に要した弾数は平均僅か15発。補給の難しい前線という事を考えると、これはある意味貴重な数字です。 写真の通り容貌も映画スターのようで、ドイツ帝国の宣伝相ゲッベルスに目を付けられた彼は“アフリカの星”と称されて国内に大いに喧伝され、多くのドイツ国民、とりわけ女性の熱烈なファンを生みました。 しかし1942年9月30日、メッサーシュミットの新型機・Bf109G-2に乗った彼ですが、機体がエンジン火災事故を起こしてしまいます。何とか脱出しようとしたマルセイユですが、脱出時に尾翼に激突してしまい、パラシュートが開かずに事故死してしまいます。享年22歳。彼は前の型であるBf109F-4を愛機としていたのですが、空軍元帥ケッセルリンクから「国民的ヒーローがいつまでも旧式機に乗るな!」と言われて、渋々乗機を変えたために事故に遭ってしまったのです。 彼の生涯撃墜スコアは158機。ドイツ空軍では第17位の成績で、352機を撃墜したハルトマン(のモデルの人w)や301機を撃墜したバルクホルン(のモデルの人w)に比べるとかなり見劣りするように思えます。しかしハルトマンやバルクホルン、それにギュンター・ラルやヴァルター・ノヴォトニーといった撃墜数上位のメンバーは皆、大戦後期に数だけは多いけれど性能も操縦者の技量も伴っていないソ連空軍を相手にして、言わば七面鳥狩り状態でスコアを稼いだのに対し、マルセイユは大戦初期に強敵のアメリカ・イギリス軍の高性能機を相手に、しかも補給の行き届かないアフリカの前線で戦ってのスコアで、質が全然違います。彼こそを「ドイツ最高のエース」と称える人も少なくありません。
ワタシもそんなマルセイユのファンの1人で、以前コレクションシリーズのBf109F-4のマルセイユ機を購入して、ディティールアップしたのを持っているので久しぶりに写真撮ってみました♪( ̄▽ ̄)ノ PCのモニタに砂漠を映して、ちょっとアフリカ戦線っぽくしてみたり。 彼の機体には「黄色の14」が描かれており、これをモチーフにした「黄色の13」が描かれたライバルが『エースコンバット4』に登場したりします。
本日のBGM:ランナー(『超時空要塞マクロス』ED)
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