2009/09/13 (日)
両作品とも「惜しい方」を亡くしましたw 〜今週の『CANAAN』&『戦場のヴァルキュリア』
もうずっと田中理恵さんのターンだし!
夏目の銃口の先にはアルファルドが・・・と予想していたら、ガチでマリアたちに向けられていました。泉に沈むカナンもどきを観てしまった以上、生かしておくわけには・・・と、そこに現れたのがアルファルド。アルファルドはマリアたちを逃がし、夏目の正体を語り始め・・・やっぱ何だかんだでこの人が黒幕か。 ファクトリーを物理的に消し去るために米軍を動かす夏目。やって来たのはUH-60ブラックホークの一個小隊・・・アフガンに展開する部隊から来たようですが、中国の国境警備ってそんなにザルなのか? UH-60に関しては映画『ブラックホークダウン』であまりにも有名なので紹介は割愛。UH-1イロコイスの後継に当たる米陸軍の主力輸送ヘリです。昔ハセガワ製のプラモ作りました( ̄▽ ̄)ノ カナンとともに何とか脱出していたみのさん。合流したマリアとユンユンはその傷を見て「唾付けて治します!」とw 緊張感のない奴らだ(^_^; ブラックホークの攻撃が始まりますが、カナンはハッコーの救出とユンユンの薬を探すために再びファクトリーに潜入。足手まといになるので一緒に行けず、グズるマリアに「ジャーナリストとして、帰って来たカナンの写真を撮れ」と言うみのさんマジ格好良いぜ♪
さて、ここから今回の本編w ファクトリー内にはまだリャン・チーの姿が。どうやらリャン・チーに支援を与えていたのは夏目のようで・・・やっぱ黒幕ですあの女。リャン・チーは全身に武器を持って、潜入して来る米軍と戦おうとしてますが・・・まずは服を着ろw そこに現れたアルファルド。愛しのお姉さまが迎えに来た、と顔が緩むリャン・チーですが、カミングズが現れて説得を始めると狂犬のように暴れ出してカミングズをボコりまくります。そんなリャン・チーに刃を向けるアルファルド・・・愛しのお姉さまが自分を殺そうとしているという現実に、自分も剣を抜くリャン・チーは牙突の構えw しかし戦闘力でアルファルドに敵うはずもなく・・・そんな時、モニタ越しにカナンの姿を観たリャン・チーは隣室に駆け込んでカナン化を促す薬を飲み・・・
しかしそのような体質を持ち合わせていないリャン・チーは狂感覚の暴走によって全身に激痛が走り、髪は白くなり眼球から血を流し・・・。もはやリャン・チーの最期が迫っている事を知ったカミングズ。自分がカナンのような白髪になっている事に発狂したリャン・チーは「カナン(自分)を殺せ!!」と叫び、カミングズは引き金を引いて引導を渡すのでした。そして自らもその後を追い・・・アルファルドも言ってますが「愛とは厄介なもの」です。 ここまでのリャン・チーの狂った演技は田中理恵さんの真骨頂でしたね。これが出来るとしたら、あとは井上喜久子さん(17)くらいでしょうか?
カナンはハッコーさんを見付けますが、サンタナと死姦中・・・あぁ、ここにも愛に狂った人が。もはやカナンの説得にも耳を貸さないハッコーさんは、ユンユンの薬をカナンに託し、崩れ往くファクトリーでサンタナと運命を共にするのでした。 1人生還したカナンを迎えるマリアたち。本当はすぐに抱き付きたいのに、それを押さえてまずはカナンの写真を震える手で撮るマリアがいとおしい。 こうしてサンタナ・ハッコー・リャン・チー・カミングズの命を奪ったファクトリーの戦いは終わりを告げ・・・あとはアルファルドとの対決、そして夏目との決着ですね。
続いては今週の『戦場のヴァルキュリア』。
再び激突するセルベリアとアリシア。その戦場の遥か後方で何も出来ないウェルキンはコーデリア姫にまで食って掛かりますが・・・ ヴァルキュリア人同士の一騎打ちはセルベリア優勢。愛するマクシミリアンを守るため、という強い決意を持つセルベリアは、何のために戦うのか理由を失っているアリシアには倒せない相手です。 その頃、遂にヴェールを脱いだマクシミリアンの最終兵器。ゲルビルを更に巨大化したような巨大戦闘車両を駆るマクシミリアンが向かった先は、何とコーデリア姫のいるランドグリーズ城! かつて施設で最優秀の素材として戦闘兵器として育てられたセルベリア。小山さん声の女医師が恐いw アリシアはその時に出会っていた事を思い出します。しかしそんな情には一切流されないセルベリア。 その頃、ランドグリーズ城に着いたマクシミリアンは、意外な申し出をコーデリア姫に伝えたのです。
コーデリア姫との結婚・・・そしてヴァルキュリア人である子を設け、それで全世界を征服する・・・それがマクシミリアンの野望でした。しかしその野望は思いもかけない形で崩れ去ります。何とコーデリア姫はヴァルキュリア人ではなく、ダルクス人だったのです!ヅラを取るとそこにはダルクス人特有の黒髪が!!これにはマクシミリアンだけでなく、観てるこっちもポカーンですよ!! その頃、命令を無視してアリシアのいる戦場へ向かおうとするウェルキン。その姿を見て、自分たちも共に着いて行くと言う第7小隊の面々・・・最終決戦は近い。 セルベリアに押されていたアリシアですが、ウェルキンと仲間の事を思い出して、自分にも守るべきものがある!と自覚してからは一気に戦局を逆転。最後の一撃でセルベリアに致命傷を与えてこれを倒すのでした。 これまで安全な後方から戦況を見物していたのに、勝負が着くと「よくやった♪」と手柄を自分の物にすべくしゃしゃり出て来るダモン将軍・・・視聴者の殺意もここでMAXですw そしてその想いが届いたのか、セルベリアは最後の力を振り絞り(横腹がえぐられて骨が見えてるのにキャプするまで気付かなかった・・・)、壮絶な自爆を・・・。アリシアは盾で防ぎ切ったようですが、ダモン将軍一行はモロに爆発に巻き込まれ・・・。セルベリアもあの世の同行者がこんな豚将軍じゃ、報われない事この上ないですな(T_T)
コーデリア姫にたばかられ、自らの野望の矛先を今度はアリシアに向けたマクシミリアン・・・つーかセルベリアに産ませりゃ良かったんじゃ?とも思いますが(^_^; 城に突っ込んで来てマクシミリアンを迎える巨大戦車。そこにセルベリアの訃報が届きますが、セルベリアを単に道具にしか思っていないマクシミリアンにカールが怒りをぶつけます。そんなカールを迷う事無く撃ち倒すマクシミリアン・・・やっと悪役っぽくなって来た?
しかしセルベリア亡き今、巨大戦車と言えどアリシアの敵ではないような・・・。最終決戦ではどんな戦いが描かれることやら。
本日のBGM:Faze to love(『ガンパレード・オーケストラ』OP)
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