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特設ネタ
 〜管理人Mc.OKAZAKI の日記みたいな雑記〜
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2009/09/26 (土)

見事な締め方で、長編映画のエピローグのような印象を残しましたな♪ 〜『CANAAN』最終回

終わり良ければ全て良し。『Phantom ファントム 〜Requiem for the Phantom〜』の最終回がアレでちょっとガックシ来ていた所だったので、特にそう感じましたね。


切り離された車両に向かってユンユン走る!w 最終回は何気にこの娘の見せ場が多かったのが愉しめたポイントかも。
しかし非常にも爆弾は爆発し、哀れマリアは業火の中・・・それでもマリアの生存を感じ取ったカナンはアルファルドに正面から対峙。マリアを失う事でカナンの負の覚醒を狙っていた(?)アルファルドですが、逆に素のカナンの強さによって押され、列車の屋根に上ってヘリでの逃亡を図ります。
そしてユンユンは・・・煤だらけになりながら、何とマリアを救出!カナンとの約束を命懸けで守ったユンユンに感動すべき場面ですが、爆弾の目の前に居て、しかも腹部に銃弾を受けていたマリアが生還したのはちょっとご都合主義(^_^;


カナンの攻撃でヘリを失い、再び戦場は列車の屋根の上へ。マウントポジションからアルファルドを殴打するカナン・・・だんだん泥臭い勝負になって来ました。アルファルドの反撃で左腕の布を裂かれたカナン、これが直後の伏線とは。
足を踏み外したアルファルドですが、カナンはそこに手を差し伸べます。その理由として「決定権は生きている者にある」とハッコーさんの言葉を口にするカナン。シャムに憧れて入れたカナンとアルファルドの左腕の刺青が結び付きます。
列車の屋根からずり落ちて来た銃を手にしたアルファルドは、それをカナンに向けた直後、自らの左腕に向かって連射。砕かれたアルファルドの左腕はちぎれ、アルファルドは鉄橋から谷底に消え、カナンの掌には刺青が入ったアルファルドの左腕だけが残されました。壮絶なアルファルドらしい過去との決別の仕方に思わず息を飲むシーンでしたね。


カナンとの別れの予感を夢で感じ取るマリア。ユンユンに助けられたマリアは、車の修理が終わったみのさんによって拾われ、九死に一生を得たのでした。いやー、ホントユンユン大活躍だよw
上海の街と決別する日がやって来たみのさんとマリア。サンタナとハッコーの店はTVが点けっ放しになっていて、カウンターの上には花瓶の花弁が散っていました。もう2人がこの世にいない現実を感じながら、おどけて自分なりの決別を着けるみのさん格好良いです。
ユンユンもバイトが忙しい、と言って2人の見送りには現れませんでした。しかし空港への(お馴染の)タクシーの中で流れていたラジオに「P・N、シルクロード饅頭」さんからのリクエストソングが・・・いいねぇ、この作品の登場人物はなんて粋なヤツらばかりなんだ。


スイカとバナナを叩き売るユンユン。薬もマリアの父親の会社で量産出来る目処が立って何よりです。ホント、この娘がこの作品を面白くした一因なのは間違いないですよ。素晴らしい脇役でした。
カミングズ生きていたwww 僧籍ってのが彼らしい。リャン・チーへの弔いに生涯を掛けるその生き方こそ、本当の愛なのかも。
そして空港にたたずむ左腕の無い女・・・アルファルドまで生きていたとは! あの状況で生きていたのは、ある意味マリア生還の奇跡より凄いかもw
マリアの乗った飛行機をスコープで覗くカナン。そして日本に帰ったマリアは渋谷で写真展を開催(428との繋がりですね)。マリアの撮った写真には、暗殺者の姿ではなく、1人の少女としてのカナンの姿がありました。そして最後に飾られていたのは、“ふたりのカナン”の肖像・・・命を賭けて撮った写真ですもんねw
名シーンで綴られたOP曲の後、語られるエピローグ。夏目からの仕事の依頼を受けるカナン、白髪化が進み、髪も少し伸びた事が月日の流れを著してますね。つーかあのような状況にあってまだ仕事でつるんでいるってのが(本人達も言ってましたが)懲りないと言うか(^_^;
今度のターゲットは「左腕の無い女」。ニヤリと笑うカナンで物語の締め。2人の戦いはまだ終わらない・・・


いやー、これは見事な締めでした。死んだと思われたキャラが(無意味に)エピローグで生き残っている作品はよく見掛けますが、カミングズにしろアルファルドにしろ、ちゃんと意味を持たせていますしね。それにユンユンやマリアの成長、みのさんの貫禄など、物語を通してその生き方が感じ取られるのが、視聴者として「この作品と共にあった」感を得られ、視聴後の心地良さに繋がっています。
惜しむらくはマリアとアルファルドの過去や、肝心のアルファルドの目的が語られなかったのが心残り。この辺は劇場版でフォローしてくれるんでしょうか?
何にせよ、『true tears』で伝説を作ったピーエーワークスが、またも金字塔を打ち立てたと言っても過言では無い作品だったと思います。自分の中では京アニよりも評価高まったかも?



本日のBGM:片翼のイカロス(『H2O 〜FOOTPRINTS IN THE SAND〜』OP)


2009/09/25 (金)

櫻花會、大リーグ並みのスーパープレイヤー集団に成長してるんですけどwww! 〜『大正野球娘。』最終回

あぁ、これも終わってしまうのか・・・。今期は終わるのが惜しい作品多過ぎ(幸福なこってす)。


あぁ・・・小梅のお股おっぴろげを観られるのもこれが最後か(いきなり最低だ)。
晶子の球のクセと配球を完全に読んだ朝香中は、5回オモテに反撃に転じて一挙5点を挙げます。1回裏の櫻花會の3点も奇襲的なところがあったし、やはり実力勝負ではまだまだ大きな差があるという事ですか。
そんな悪い雰囲気を払拭する、お雪さんのジャンピングキャッチの超ファインプレー! しかし無理な体勢でのキャッチが祟ってお雪さんは右腕を負傷してしまいます。サブメンバーのいない櫻花會は1人抜けたら試合続行は不可能・・・。
審判は怪我の状態から試合放棄を提案。もはやこれまで、皆が諦めかけますが・・・。


お雪さん、不屈の魂でそのまま出場を宣言。お雪さんの野球に賭ける情熱に打たれた他のメンバーも逆転を誓います。
櫻花會は1番から始まる好打順。胡蝶は何と前進守備の中、1本足打法でセーフティバント。その走力を活かして1塁セーフ・・・おまいはイチローかwww しかもその後、痛みをこらえて構えたバットで2番お雪さんがヒット、さらに3番環と連打で満塁の場面を築いて4番の巴に繋ぎます。
乃枝は巴に「大振り禁止!」と指示しますが、静はむしろ「好きにやれ!」と大振りを促し、巴はそれに応えてホームラン1発!一挙4点を挙げて再び試合を引っくり返します。辻打ちの真価がここで発揮とはw


また、相手チームの動きを探っていた記子により、晶子の投球フォームによって変化球を読まれている事が分かります。それを知った乃枝はむしろ逆手にとって利用する戦術を示唆、これによって朝香中の連打が止まります。守備でも静の大開脚ベースカバー、鏡子のダイビングキャッチ、胡蝶のレーザービーム、小梅の前転ブロックと、まるで大リーグの好プレー集のような超人技を披露。もはや学生野球のレベルじゃねぇw
9回裏、櫻花會最後の攻撃。9対7で2点のビハインドの櫻花會は2アウトランナー(巴)1塁で小梅の打順。そこに両親と三郎が応援に駆け付け、父親が小梅の野球を認めてくれます。これで勇気百倍の小梅は見事にヒットを放ち出塁。2アウトランナー1・2塁で打者は晶子。朝香中バッテリーは晶子を歩かせて下位打線で勝負も検討しますが、真剣な晶子との勝負を逃げるのはむしろ失礼、と真っ向勝負に出ます。おぉ、熱いねぇ♪


晶子は見事に打ち返し、まずは巴が生還して9対8。更に小梅が必死に走り、何とか同点としようとしますが・・・僅かにホームベースに手が届かずゲームセット。敗れはしたものの、朝香中相手に互角に戦った櫻花會の実力を誰もが認めたのでした。つーかアンタらプロでもやれるぜありゃw
試合後、岩崎は以前失礼な態度を取った事を晶子に謝罪。これで晶子のわだかまりも取れましたかな。

Cパートと言う名のエピローグ。遂にセーラー服を買ってもらった小梅は三郎との語らい。そして手拭い越しにしか手を繋げなかった2人は、しっかりと手を握り合い・・・大正野球娘、これにて終劇。


いやー、これも非常に良い作品でした。つーか『宙のまにまに』もそうでしたが、深夜枠ではなく夕方枠で子供に見せたいと思わせる作品。
9人の選手+記子+アンナ先生も皆魅力的でしたが、いかんせん全員の個性を描き切るには1クールは短過ぎました。これもぜひ2クールやって欲しかったなぁ・・・。キャラデザが抜群に良い上、作画も常に安定していて、観ていて安心出来たのも高評価。ただ、野郎との恋愛話は完全に不要だったように思いますw >単にワタシが百合好きってのもありますが(^_^;
願わくば、同スタッフで第2期を希望したいです。



本日のBGM:輝きの描写(スケッチ)(『名門!第三野球部』OP)


※読み飛ばして良い蛇足
『輝きの描写(スケッチ)』を唄っていたのは河田純子という80年代後半〜90年代前半に活動していたアイドルです。
Mc.さんは当時めがっさこの人にハマっておりましたが、95年を最後に芸能界から姿を消しました・・・。

が。

何と2006年から再び芸能活動を再開していたようで!現在も地道にブログなんかもやっててビックリしました。2006年の復活ライブでは当時のシングル(9枚出してます)を片っ端から唄ったとか・・・ぐはぁっ!!これは行きたかったなぁ・・・。
まぁ詳しく知りたい方はwikiってみて下さいw

ちなみに当サイト「Mc−LINERS」の名の由来は、当時の河田純子のバックバンドの名前「J−LINER」から取ってたりします。初めて明かされるルーツですw


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