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特設ネタ
 〜管理人Mc.OKAZAKI の日記みたいな雑記〜
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2009/09/27 (日)

マクシミリアンの小者化がどうにも盛り下がった一因でしたな・・・ 〜『戦場のヴァルキュリア』最終回

死んだと思われたあの人がエピローグでまさかの再登場!


陸上戦艦マーモットに捕らわれたアリシア救出のために殴り込みを掛ける第7小隊&ファルディオという図式が最終決戦ですか。つーかエーデルワイス号はどこへやったのさ(;´д`)

アリシアが開けた破穿からマーモットに潜入する面々。案の定ウェルキンをアリシアの下に向かわせるために他の隊員たちが身を呈する展開です。既にエミールが負傷し、その付き添いのためにアイシャも欠いている第7小隊ですが、この戦いで更に負傷者続出。ホーマーが、ザカが、スージーが・・・そしてウェルキンを庇ってファルディオも銃弾を受けてしまいます。

その頃、マクシミリアンの前に引っ立てられたアリシア。早速性的なご奉仕を・・・(キャプ4段目右はそう見えるから困るw) 傍にイェーガー将軍の姿が無いという事は、やはりイェーガーは先週の銃声で死亡確定でしょうか。
仲間を信じずに大陸の征服だけを目指すマクシミリアンを哀れむアリシアに、平手打ちを食らわすマクシミリアン・・・どうにも器が小さい。放送当初はラインハルトやルルーシュとも並び称されていた金髪の儒子は、格で言えばSEEDのアズラエルぐらいまで落ちたような(^_^;

ウェルキンを先に進ませるために1人残ったファルディオは、足止めのために手榴弾で敵兵もろとも自爆・・・明確な死亡描写が無かったので、この段階では生存の可能性も?


甲板上に辿り着いたウェルキン。その眼前には吊るされたアリシアが・・・ここでもマクシミリアンの小者さが。
そのマクシミリアンですが、聖槍のエネルギーを転送した人造ヴァルキュリアとも言える兵器を携えて登場。槍と盾を装備していないアリシアと、ただの人間であるウェルキンに高い所から勝負を挑んで来ます。
しかし普段高そうな椅子にふんぞり返っていたせいか、白兵戦はあまり得意ではないようでw(作中で暗殺者相手に無双の強さを見せた事があったような・・・) 比較的呆気なくアリシアの接近を許して、ヴァルキュリアパワー(笑)を浴びて血管メキメキ吐血ドバッ(^_^; 最後は小者らしく高笑いしながらエネルギー炉に落ちて死ぬという、まさに竜頭蛇尾な最期を迎えました・・・こんな奴のためにセルベリアは死んだのか( ´Д⊂ヽ

ヴァルキュリアの血の暴走が止まらず、セルベリアの最期のような大爆発を起こしそうになるアリシア。アリシアはウェルキンにすぐに逃げるように言いますが、あの爆発を考えれば逃げ切れる訳ないので、一か八かの手段に出たウェルキンは正解でしょうw
ウェルキンはアリシアに愛の告白と口付け・・・お約束通りアリシアの暴走は止まります。炎上を続けるマーモットから先にしっかり脱出していた第7小隊の皆さんw 何とかウェルキンとアリシアも無事に脱出して勝利の喜びを分かち合います。
誰かファルディオの事も思い出してやれよw


帝国とガリアの間では休戦協定が結ばれ、ガリアに平和が戻って来ました。ヴァルキュリア人の末裔と国民を欺いていたコーデリア姫は、ダルクス人の姿のまま向かい合ってますが・・・簡単に受け入れていいのか国民よ(^_^;
ラルゴとエレノアさんは旧縁復活。ヤンさんカワイソスw
オスカーとエミールの双子は故郷に戻ったようで。松葉杖をつくエミールの怪我は癒えていないようですが、撃たれたのって腹じゃなかったっけ?
密かに裏人気キャラのイーディはホーマーといい感じ・・・って、イーディ、うしろ、うしろー!! イェーガー将軍生きてたYO!!
第7小隊で最も地味な男・カロスは恋人と再会・・・こういう奴に限って彼女いたりすんのな。
最後の戦いで今更トラップの達人という特技を披露したマリーナ(ダモン将軍を落とす落とし穴作った回にでも披露してれば良かったのに)。非常食の持ち出しに成功w
アイシャ13歳は故郷で両親の元へ。つーか何でこんな娘が従軍していたのか最後まで説明ナシかよ。
スージーも富豪の両親の元へ。アリシアの友人という設定は途中から殆ど忘れ去られてましたね。
ロージーはザカと共に旅立ち・・・まぁこれは予定調和ですね。
故郷に戻ったウェルキンとアリシア。既にブルールは焼け野原になってしまってますが、2人は再びこの町からやり直して行く事を誓い・・・物語終幕。


うーん、正直、結果的には期待していた程の満足度は得られなかった作品でした。
序盤〜中盤はエーデルワイス号のチート能力ばかりが目立って、第7小隊が最強過ぎて戦場のバランスを崩しまくってたし、後半はヴァルキュリア人という最強の駒がやはり戦場のバランスを破壊しまくって・・・どうにも戦術やら戦略よりも、1つ(1人)の無敵兵器が戦況を覆す、安っぽい「SFモノ」になってしまったのが残念でした。
それでもイサラの死は衝撃的でしたね。事前ネタバレ情報で知ってなかったらもっとショックだったかも(^_^; それにしてもイサラの死後のエーデルワイス号は本当に精細を欠いていた・・・と言うか、最終決戦には使われもしなかったと言う。せめて最後にマーモットに特攻して自爆するくらいの見せ場が欲しかったw
それとファルディオの扱いも後半は酷かったですね(^_^; なんか原作ではマクシミリアンと刺し違える展開もあるようですが、アニメ版では名も無き帝国兵と自爆ED(しかもその後誰にも思い出されないw)ですからねぇ・・・。やっぱアリシア撃った時点でこの人は「終わった人」になってしまったんだろうな。
これを観て「原作ゲームやりてぇ!」とならない時点で、販促アニメとしても成功したとは言えないでしょうね・・・



本日のBGM:まどろみの輪廻(『うたわれるもの』ED)


2009/09/26 (土)

見事な締め方で、長編映画のエピローグのような印象を残しましたな♪ 〜『CANAAN』最終回

終わり良ければ全て良し。『Phantom ファントム 〜Requiem for the Phantom〜』の最終回がアレでちょっとガックシ来ていた所だったので、特にそう感じましたね。


切り離された車両に向かってユンユン走る!w 最終回は何気にこの娘の見せ場が多かったのが愉しめたポイントかも。
しかし非常にも爆弾は爆発し、哀れマリアは業火の中・・・それでもマリアの生存を感じ取ったカナンはアルファルドに正面から対峙。マリアを失う事でカナンの負の覚醒を狙っていた(?)アルファルドですが、逆に素のカナンの強さによって押され、列車の屋根に上ってヘリでの逃亡を図ります。
そしてユンユンは・・・煤だらけになりながら、何とマリアを救出!カナンとの約束を命懸けで守ったユンユンに感動すべき場面ですが、爆弾の目の前に居て、しかも腹部に銃弾を受けていたマリアが生還したのはちょっとご都合主義(^_^;


カナンの攻撃でヘリを失い、再び戦場は列車の屋根の上へ。マウントポジションからアルファルドを殴打するカナン・・・だんだん泥臭い勝負になって来ました。アルファルドの反撃で左腕の布を裂かれたカナン、これが直後の伏線とは。
足を踏み外したアルファルドですが、カナンはそこに手を差し伸べます。その理由として「決定権は生きている者にある」とハッコーさんの言葉を口にするカナン。シャムに憧れて入れたカナンとアルファルドの左腕の刺青が結び付きます。
列車の屋根からずり落ちて来た銃を手にしたアルファルドは、それをカナンに向けた直後、自らの左腕に向かって連射。砕かれたアルファルドの左腕はちぎれ、アルファルドは鉄橋から谷底に消え、カナンの掌には刺青が入ったアルファルドの左腕だけが残されました。壮絶なアルファルドらしい過去との決別の仕方に思わず息を飲むシーンでしたね。


カナンとの別れの予感を夢で感じ取るマリア。ユンユンに助けられたマリアは、車の修理が終わったみのさんによって拾われ、九死に一生を得たのでした。いやー、ホントユンユン大活躍だよw
上海の街と決別する日がやって来たみのさんとマリア。サンタナとハッコーの店はTVが点けっ放しになっていて、カウンターの上には花瓶の花弁が散っていました。もう2人がこの世にいない現実を感じながら、おどけて自分なりの決別を着けるみのさん格好良いです。
ユンユンもバイトが忙しい、と言って2人の見送りには現れませんでした。しかし空港への(お馴染の)タクシーの中で流れていたラジオに「P・N、シルクロード饅頭」さんからのリクエストソングが・・・いいねぇ、この作品の登場人物はなんて粋なヤツらばかりなんだ。


スイカとバナナを叩き売るユンユン。薬もマリアの父親の会社で量産出来る目処が立って何よりです。ホント、この娘がこの作品を面白くした一因なのは間違いないですよ。素晴らしい脇役でした。
カミングズ生きていたwww 僧籍ってのが彼らしい。リャン・チーへの弔いに生涯を掛けるその生き方こそ、本当の愛なのかも。
そして空港にたたずむ左腕の無い女・・・アルファルドまで生きていたとは! あの状況で生きていたのは、ある意味マリア生還の奇跡より凄いかもw
マリアの乗った飛行機をスコープで覗くカナン。そして日本に帰ったマリアは渋谷で写真展を開催(428との繋がりですね)。マリアの撮った写真には、暗殺者の姿ではなく、1人の少女としてのカナンの姿がありました。そして最後に飾られていたのは、“ふたりのカナン”の肖像・・・命を賭けて撮った写真ですもんねw
名シーンで綴られたOP曲の後、語られるエピローグ。夏目からの仕事の依頼を受けるカナン、白髪化が進み、髪も少し伸びた事が月日の流れを著してますね。つーかあのような状況にあってまだ仕事でつるんでいるってのが(本人達も言ってましたが)懲りないと言うか(^_^;
今度のターゲットは「左腕の無い女」。ニヤリと笑うカナンで物語の締め。2人の戦いはまだ終わらない・・・


いやー、これは見事な締めでした。死んだと思われたキャラが(無意味に)エピローグで生き残っている作品はよく見掛けますが、カミングズにしろアルファルドにしろ、ちゃんと意味を持たせていますしね。それにユンユンやマリアの成長、みのさんの貫禄など、物語を通してその生き方が感じ取られるのが、視聴者として「この作品と共にあった」感を得られ、視聴後の心地良さに繋がっています。
惜しむらくはマリアとアルファルドの過去や、肝心のアルファルドの目的が語られなかったのが心残り。この辺は劇場版でフォローしてくれるんでしょうか?
何にせよ、『true tears』で伝説を作ったピーエーワークスが、またも金字塔を打ち立てたと言っても過言では無い作品だったと思います。自分の中では京アニよりも評価高まったかも?



本日のBGM:片翼のイカロス(『H2O 〜FOOTPRINTS IN THE SAND〜』OP)


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