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特設ネタ
 〜管理人Mc.OKAZAKI の日記みたいな雑記〜
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2009/09/30 (水)

Mc.さん、今月終了作品を振り返る そにょ2。

昨日に続いて、(視聴していた)9月度終了作品20本の簡易感想です。
残りは8本ですね。


『蒼天航路』
まさに昨晩最終回を迎えたばかりホヤホヤの作品。まぁ2クールで原作全てをアニメ化するのは度台無理なので、どこまで描くのかなー?と思って観てましたが、官渡の戦いの前哨戦という非常に中途半端な所で終わらせて唖然。最後に字幕テロップで赤壁までの流れを超簡単に説明しただけ・・・うーん、これでは三國志をこの作品から学ぼうとした人に凄く失礼なのでは(;´д`)
それに諸葛亮や趙雲など、曰く有り気に登場させておいてこちらも華麗にスルー。第2期でフォローする気なのか(蒼天少女が何か言ってたなw)、詳しくは原作読め!って事なのか。とりあえず原作の壮絶な残酷描写を、アニメの表現ギリギリの所で再現したのは評価出来ますかねぇ。

『戦場のヴァルキュリア』
うーん、これはワタシが求めていたものと作品の流れが致命的に違ってしまったのが痛かった。ワタシは機甲師団ベースの本格派戦略・戦術アニメと期待してたんですが、チート性能のエーデルワイス号に1人の死者も出さずに連戦連勝する第7小隊、そして後半はヴァルキュリア人というスーパーサイヤ人の登場で、もう世界はファンタジー(^_^; マクシミリアンも産まれや育った境遇から鬱屈しながらも、世界の覇者たる野望を隠し持つ大きな男かと思いきや、聖槍を持って世界を力でねじ伏せようとしただけの小者に過ぎなかったのにガックリ。こんな男のためにセルベリアが死んだのかと思うと報われません( ´Д⊂ヽ
作中で唯一話に引き込まれたのはやはりイサラ戦死のシーンでした。戦争をしている以上、やはり仲間が誰も死なないのは不自然。しかしそれが一番お気に入りのキャラだったのは流石にショックでした。

『ハヤテのごとく!!』
4クールという壮大な1期に比して、2クールと近年のアニメにしてはそれなりに長い期間放映していたにも関わらず、やや詰め込み過ぎ感を感じた2期でした。それでも時系列的にはほんの2、3ヶ月くらいしか物語は進んでないんですよねw
とりあえず今期はヒナ萌えのためにあったような感じ。新キャラのソニアとかも序盤以外全然出番無かったですしね(あと伊澄の婆ちゃんとかw)。それにサキさんや牧村先生も殆ど見せ場なし・・・。登場キャラが非常に多い作品なので、やはり全員に見せ場を作るには4クールという時間がやはり必要なのでしょうか。
まぁ日曜朝なり深夜枠なりで、3期は絶対に作られる作品でしょうね。

『涼宮ハルヒの憂鬱(2009)』
旧作との混合放送ですし、正確にはまだ終了していない(10月初旬まで放送は続きます)のですが便宜上ここで取り上げます。
まぁ今期のハルヒは“エンドレスエイトの大失敗”の一言に尽きるんじゃないでしょうか。久しぶりの新作“笹の葉ラプソディ”放送時には、最速放送を観るために埼玉のホテルに宿泊した人までいた今期のハルヒですが、旧来からのファンの多くが“エンドレスエイト”で憤りと共にサジを投げてしまいました。残ったのはワタシのような「ハルヒ信者」だけなのかもしれません(それでもDVDの売上を見ると多くの信者がまだいるんだなぁw)。“溜息編”も原作55P分でブツ切り放送と、またもヘンな演出で視聴者にストレスを与える結果に。そして何と言っても誰もが期待していた“消失編”の先送り・・・
それでもワタシはハルヒ3期を信じて心待ちにしてますけどね。


これまで厳しい言葉が続いて来た今回の感想ですが、最後のこの4作品はどれもMc.的評価の高かった作品たちです( ̄▽ ̄)ノ

『大正野球娘。』
いやー、最後までDVD買うか迷った作品です。ともかくキャラ絵が可愛い!櫻花會の面々は皆個性的で声優も豪華。出来れば全キャラの掘り下げをもっと行うためにも、2クールで放送して欲しかったです。
しかし新聞部が忙しくて野球なんてとても無理!と序盤に脱落した記子が、合宿には参加するわ、敵情視察を行うわと後半どっぷり野球部の活動に浸っていて、新聞部の活動を全然していなかったのはどうよ(^_^;
あと敢えて苦言を呈するなら、野郎の存在は三郎以外イラネってのと、この時間のTBSの悪しき伝統である画面比4:3を何とかして欲しかったです・・・(10月期から16:9になるみたいですが)

『CANAAN』
『true tears』で絶賛されたピーエーワークスが、『Fate/stay night』の奈須きのこ原作のこの作品をどう描くか・・・期待は最高の形で現されました。
まずピーエーワークスの本領である美術描写が凄い。自分の部屋が上海の街の一部に感じられる程でした。そして滅茶苦茶動きまくるアクションシーン。銃撃戦、拳闘、ヘリや爆撃機までどれも躍動的でした。
そしてマリアの可愛さ、カナンの凛々しさ、みのさんの男らしさ、ユンユンの愉しさ、アルファルドの孤高さ、リャン・チーの狂い具合、カミングズの一途さ・・・どれもキャラが立っていて感情移入しやすい。
唯一の難点は「敵であるアルファルドの目的が見えて来ない」という点でしょうか。それにマリアとの過去の経緯も最後まではっきりしないままでした。劇場版が控えているとの事なので、その辺りはそっちで描かれるのでしょうか。

『宙のまにまに』
天文萌え、というこれまでに無かったジャンルを開拓した学園モノ。何と言っても元・天文ファンのワタシの心の琴線に思いっきり触れる作品でした。
まず星空の描写が実際の季節・時間に沿って正確に描かれていたのに驚き(評判の良い『化物語』最終回の星空描写ですが、あれは実に適当です!w)。それに最終回のカノープスのエピソードのように、天文ファンが何を喜ぶのか調べて作っているスタッフの勉強熱心さに頭が下がります。
そしてその星空が本当に美しく高画質で描かれていました。キャラ絵も殆ど崩れる事が無かったですし、作り手側の誠意と熱意を感じる名作だと思います。それと何気に鉄道ファンもスタッフにいたようですねw
それに特筆すべきはED曲『星屑のサラウンド』が毎回素晴らしい効果を演出していた事。これほど作品に合う曲も珍しいかと。

『咲-Saki-』
言わずもがな、9月終了作品というだけでなく、今年度最高傑作と呼んでほぼ間違いないであろう超名作。先日惜しまれつつも最終回を迎えましたが、スタッフは第2期作る気満々ですね♪いいぞ、やれやれ!!
4校20人にも及ぶ美少女キャラ(一部例外もいますがw)は、必ず誰か好みの娘がいたはず。ワタシの場合、中の人補正で吉留未春と国広一がイチオシでしたが、キャラ的には久さんが一番好きだったのかもしれません。
ともかくこれほど続きが観たい作品も珍しい。そのためにも皆さん、ぜひDVD買って下さいw GONZOを救う意味でも(^_^;



本日のBGM:青空のナミダ(『BLOOD+』OP)


2009/09/29 (火)

Mc.さん、今月終了作品を振り返る そにょ1。

さて、TV界ももうすぐ期の変わり目。今月は4月期からの2クール作品、及び7月期からの1クール作品が続々最終回を迎えております。
週に30本以上のアニメを観ているMc.さんですが、その内20本が9月期で終了。そこで観ていた作品だけに絞って、その簡易感想を2日に渡って記して行こうかな、と。

まず初日は12本・・・


『GA 芸術科アートデザインクラス』
美術学校のほのぼの日常系作品・・・という事で『スケッチブック』や『ひだまりスケッチ』的なものを想像していましたが、更にギャグ寄りな作品でしたね。ただ、そのギャグが面白かったのかと言われるとちょっと微妙(^_^; それにメインの5人以外の話になると途端につまらなくなる印象もありました。Mc.さん的にはもう一歩足りなかったかなぁ。
そうそう、作者さんは『ギャラクシーエンジェル』がGAと呼ばれている事を知らなかったそうですw

『うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜』
うーん、これは正直毎週観るの辛かった(^_^; 絵が良かったから切れなかっただけで、話は暗くて退屈な上にBGMが沖縄地方の民謡?的なもので、観てると確実に数回寝落ちしてました(汗 つーか戦闘シーンが音楽のせいで全然盛り上がらないw
それとどう考えても全ての元凶は松本だろ?と思わざるを得ない・・・

『よくわかる現代魔法』
これもネットでの評判通り「よくわからない現代魔法」でした(^_^; 特に最初の数話の時系列シャッフル放送で完全に混乱させられてしまいましたね。いくらょぅι"ょのノーパンを何度も見せられても・・・ねぇ?w
あ、でも主題歌は好きだったなぁ。つーか典型的なOP負けアニメだったとも。

『かなめも』
話はまずまずでしたが、絵がもうひとつワタシの好みと外れていたかな。それと配達所のメンバーにあまりワタシ好みのキャラがいなかったのもハマれなかった一因かと。まぁ堀江由衣に変態キャラを演じさせた決断は褒めてあげたいw


『狼と香辛料U』
むむー、第1期と比べるとかなりパワーダウンした印象。第1期はホロとロレンスの絆が強まって行く過程と、2人に次々と襲い掛かる試練に結構見入ったものでしたが、今期は最初からホロとロレンスがベタベタだったのもあり、更に大きな試練が訪れても結局ホロがちょっと裏で本気出せば呆気なく解決しちゃったりと、拍子抜けさせられる場面が多かったせいですかな。

『懺・さよなら絶望先生』
相変わらずシャフトの実験場となっている作品だなー、という印象w それでも1期・2期に比べると冒険心はかなり減ったのかな? それにこの絵柄だと結構際どいシーンも平気で放送出来ちゃうのねw 先週のカエレ先生で「これいいの?」という描写(天狗の鼻を・・・)もありましたが(^_^;
あと、今期は千里の「、」「。」がちょっとウザかたかなw

『東京マグニチュード8.0』
絵的には全然期待していなくて、単に東京在住の者としてリアルな地震描写作品は観ておこうかなー、と観始めたんですが、毎回続きがかなり気になる作品となりました。
船上バスを巻き込むレインボーブリッジの崩壊、壮絶な東京タワー倒壊、続く大規模な余震・・・。そしてまさかの弟クン死亡ED。実際はこれに暴徒やら衛生面の問題とかも絡んで来るんだろうなぁ。災害への気構えを本気で考えさせられる良作でした。つーか2時間くらいに凝縮して映画化すべき作品かと。

『ファイト一発!充電ちゃん!!』
祝・10月から地上波放送!!っつーかこれ地上波で放送していいのか(汗 乳首・放尿・バット殴打・・・まぁ修正入りまくりなんだろうなぁ。
話としてはちょっと方向性が掴み難くて「なんだかなー」といった感じでした。ぷらぐの成長物語という訳でもなく、閃登とのラブコメでもなく。まぁぢだま作品だけあって絵は良かったですけど。でも4:3の画面比は何とかして欲しかった。
それと、主題歌の発売が11月って・・・売る気あんのか?(^_^; >GAも11月らしい


『青い花』
放送当初はふみとあーちゃんの百合展開を期待してたんですが、実際はそこに至る前に終わってしまいましたw ある意味OP詐欺かと(^-^;
描写が非常に丁寧で、作り手側の作品への愛情が感じ取れる良い作品でしたが、いかんせんこれもちょっと地味だったかなぁ。百合的にはマリみて以上ストパニ未満と言った感じですかね(ストパニは百合と言うかレズだしなw)。

『プリンセスラバー!』
メイドの優さんがサイコー過ぎるのでキャプ絵もここでw 話としては突拍子も無いと言うか、安直と言うか・・・。まぁステレオタイプなエロゲ原作アニメかな、と。
最後はみんな盟約無視で哲平にキスはするわパンツずり下げるわ、やりたい放題でしたねw あと流出動画によるとDVDではかなり過激な描写もあるようで・・・まぁ多分販促のためにわざと流出させたんでしょうけどね(^_^;

『化物語』
正式にはまだ終わっていない(ネット配信があと3話)のですが、便宜的にここで締め。はじめは「典型的なシャフト作品だなー」って感じでしたが、それぞれの短編のヒロインがどれも魅力的で、何気にハマって観てました。あ、キャプ画は真宵にしましたが、一番好きなのは撫子って事で(撫子>真宵>翼>駿河>ひたぎ・・・かな)。あんな素晴らしい脱ぎっぷりの中学生は貴重です♪

『Phantom ファントム 〜Requiem for the Phantom〜』
2クール観続けて来て、最終回のラスト1分で「あーぁ、やっちまったなぁ」と全てぶち壊してしまったのが残念でならない作品。途中のキャルの劣化成長以上に、あの終わらせ方はやっちゃいけない。
ビィートレイン&真下監督&キャラデザ芝美奈子作品(『NOIR』とか『MADLAX』とか『エル・カザド』とか)ファンとして、これも同列に配される作品になるかなー、と思ってたんですが、残念ながらラストで格落ちが決定してしまいました。


残り8作品は明日の日記で。



本日のBGM:mellow melody(『sola』ED)


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