2009/12/30 (水) 2009年度Ｍｃ．ＯＫＡＺＡＫＩアカデミー賞発表〜 さて毎年恒例、Ｍｃ．ＯＫＡＺＡＫＩ’ｓアカデミー賞の発表です〜。 今年度に放映されたアニメーション、及び発売されたＯＶＡ作品に於ける作品賞・キャラクター賞・主題歌賞・ＥＤ曲賞の４部門、それぞれの最優秀賞及び優秀賞を独断と偏見で決める、年末恒例のイタ寒い企画です(￣▽￣)ﾉ 作品の選考基準は 作品賞・キャラクター賞の場合 �@今年最終回を迎えた作品 �Aワタシが第１話〜最終回までちゃんと見た作品 主題歌賞・ＥＤ曲賞の場合 �@今年放映された作品で、尚且つ今年発売された曲 となっています。 ともかく作品は「ワタシがちゃんと最後まで観た｣事が基準（そりゃ観てない作品を風評だけで批評出来ませんからなぁ）。今年の該当作品は下記の５２作品となります。 Yes!プリキュア5GoGo! とらドラ！ CLANNAD 〜AFTER STORY〜 地獄少女 三鼎 とある魔術の禁書目録 機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン TYTANIA-タイタニア- マリア様がみてる 4thシーズン アキカン！ WHITE ALBUM（第１期） まりあ†ほりっく みなみけ おかえり 宇宙をかける少女 明日のよいち！ 空を見上げる少女の瞳に映る世界 アスラクライン けいおん！ 涼宮ハルヒの憂鬱（2009） Phantom ファントム〜Requiem for the Phantom〜 ハヤテのごとく!! 戦国BASARA 神曲奏界ポリフォニカ crimson S 戦場のヴァルキュリア タユタマ -Kiss on my Deity- 咲-Saki- 蒼天航路 初恋限定。 ファイト一発！充電ちゃん!! うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜 うみねこのなく頃に 青い花 大正野球娘。 化物語 CANAAN 懺・さよなら絶望先生 プリンセスラバー！ かなめも GA 芸術科アートデザインクラス 宙のまにまに 狼と香辛料�U 東京マグニチュード8.0 よくわかる現代魔法 アスラクライン2 けんぷファー にゃんこい！ WHITE ALBUM（第２期） 生徒会の一存 そらのおとしもの 真・恋姫†無双 乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪ 11eyes ささめきこと アニメの制作・放映本数自体は昨年より減っているものの、視聴本数は昨年よりも２作品増えてます。これは動画サイトを多用して、視聴の枠を増やしたのが功を奏した結果ですね。 うち、ＤＶＤ全巻購入作品は４本（『とらドラ！』『けいおん！』『涼宮ハルヒの憂鬱（2009）』『咲-Saki-』）。昨年の３分の２にまで減っているのは良作が多かった反面、ＤＶＤ買うほどの傑作が少なかったとも言えますかね・・・まぁ単純にフトコロ事情ってのもありますが(^_^; では早速作品賞から・・・ 最優秀作品賞『咲-Saki-』 優秀作品賞『とらドラ！』『CLANNAD 〜AFTER STORY〜』『けいおん！』『大正野球娘。』『宙のまにまに』『そらのおとしもの』 今年はＤＶＤ購入作品は少なかったものの、購入を迷った作品は結構ありました。それらは軒並みエントリーされましたね。 最優秀作品賞はやはり『咲-Saki-』。３月の時点では「今年は『とらドラ！』で決まりだろー」と思ってたんですが、その翌月には早くもそれを超える作品が登場し、以後他の追従を許さずに今年度作品の頂点を極めました。つーかＧＯＮＺＯ５スタ作品は『ストライクウィッチーズ』に続いて２年連続の大賞受賞ですね。７月に行った南信州の聖地巡礼も非常に良い思い出になりました。 惜しくも敗れた『とらドラ！』ですが、これも屈指の名作だった事は疑いようがありません。３人の少女の本音のぶつかり合いは、見ていて胸が熱くなったり痛くなったり・・・。締め方も見事でしたし、原作が終わってしまった事で２期が無い事が確定しているのが非常に残念な作品です。 『CLANNAD 〜AFTER STORY〜』は素直に泣ける作品だったのでエントリー。主人公の苗字的に思いっきり感情移入も出来ましたｗ 『けいおん！』は１月期のムントで落とした京アニの名声を見事に回復させ、更に昇華させた良作。誰でも安心して観れる、ユルくて楽しい作品でした。 『大正野球娘。』はキャラ・作画・音楽・脚本と全体的なクォリティの高さが光りました。ただ、あれだけの数の登場人物を描くには１クールでは短過ぎましたね。 『宙のまにまに』は制作陣のこだわりが物凄かったアニメ。何気ない星空の風景が実際の星図通りだったり、鉄道がちゃんと地方色に則って再現されてたり。絵の綺麗さでは今期Ｎｏ．１かと。 『そらのおとしもの』はギャグとシリアスの住み分けが見事。作画も毎回ＯＶＡや劇場版並みに力が入ってました。それに毎回変わる懐メロＥＤは非常に楽しませてもらいました。 これら優秀賞とは逆に、今年は「どうしてこうなった」的な辛い評価の作品も多かったですね(^_^;　具体的には『宇宙をかける少女』『空を見上げる少女の瞳に映る世界』『うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜』『けんぷファー』『11eyes』辺りでしょうか。また、途中までは良かったのに最後にｇｄｇｄになってしまった『Phantom ファントム〜Requiem for the Phantom〜』『戦場のヴァルキュリア』『蒼天航路』『うみねこのなく頃に』『狼と香辛料�U』は何とも残念でした。 最優秀キャラクター賞　御坂美琴（『とある魔術の禁書目録』） 優秀キャラクター賞　川嶋亜美（『とらドラ！』）　逢坂大河（『とらドラ！』）　琴吹紬（『けいおん！』）　中野梓（『けいおん！』）　イサラ・ギュンター（『戦場のヴァルキュリア』）　吉留未春（『咲-Saki-』）　国広一（『咲-Saki-』）　明野美星（『宙のまにまに』）　ニンフ（『そらのおとしもの』） 特別賞　櫻花會（『大正野球娘。』） 視聴した作品が多い分、萌えキャラも多くお目にかかれた今年。総勢１０人＋１グループが受賞です。 最優秀キャラクター賞はビリビリこと美琴・・・あれ？超電磁砲は来年３月終了だから、今年度は評価基準外では？とお思いかもしれませんが、これは「超電磁砲」ではなく「禁書目録」からの受賞です。禁書目録でのサブキャラで今年のＴＯＰを獲ってしまったビリビリさん、このままでは２年連続ＴＯＰの可能性も！？ 『とらドラ！』からは亜美と大河がＷ受賞。意地っ張りという点以外は全くタイプが異なる両者ですが、最後まで甲乙付けがたいヒロインキャラでした。 『けいおん！』からはムギとあずにゃんが選出。ぽややん系天然お嬢様と、しっかり者のツッコミ系後輩。この２人が前に出て来る回はそれだけで面白かったです。 厳しい評価を付けざるを得ない『戦場のヴァルキュリア』ですが、イサラは唯一心が癒されるキャラでした。しかし彼女も戦争作品における桑島法子キャラの呪いからは逃れられず・・・戦死のシーンはかなりショックでした(｡´Д⊂ 『咲-Saki-』からは本当に脇役だったキャラ２人が受賞。みはるんもはじめちゃんも、中の人補正も結構あったものの非常にワタシ好みのキャラでした。メインキャラでは久さんが好きでしたね。 今年のキャラクター賞で最優秀選別の次点だったキャラは、まにまにのみーちゃんこと美星でした。元気一杯の年下に見える先輩キャラ。恋愛感情もエロ成分も微塵も無い所がかえって良かったですねｗ 最後は『そらのおとしもの』のニンフ。野水伊織さんの声が最高にハマっていて、キャラソンで唄った『夏色のナンシー』で完全に撃沈されました(*￣∇￣*) ニンフのマスターになりてぇ・・・ それと、これは個人がどうこうじゃなくて『大正野球娘。』の櫻花會のメンバーは全員で特別賞ってことで。あ、記子も含めてですよｗ 最優秀主題歌賞　『only my railgun』（『とある科学の超電磁砲（ﾚｰﾙｶﾞﾝ）』） 優秀主題歌賞　『泪のムコウ』（『機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン』） 『silky hearts』（『とらドラ！』） 『深愛』（『WHITE ALBUM（第１期）』） 『ＪＡＰ』（『戦国BASARA』） 『浪漫ちっくストライク。』（『大正野球娘。』） 『Treasure』（『生徒会の一存』） 今年もｙｏｕｔｕｂｅ動画にリンク貼りましたので、全て確認出来ますよ♪(￣▽￣)ﾉ　特にＨＤ画質で上がってる物はそっちで観るの推奨☆ 最優秀主題歌賞は、その圧倒的な勢いと意外なあの人登場のＰＶ効果で（ｗ、『only my railgun』に決定♪　サビの英語の歌詞を流暢に唄えるようになると、ホント気持ちいいんですよこの曲！ ガンダム00の曲はあまり好きになれないのが多かったんですが、最後に出て来たこの『泪のムコウ』はワタシ的にはスマッシュヒットでした。サビをイントロなしで頭に持って来る曲って好きなんですよ〜♪ 『silky hearts』は『とらドラ！』前期ＯＰよりも好きでした。物語がシリアスな方向に進んでからの新ＯＰ曲で、３人の心情が上手く再現出来ていたと思います。 『深愛』は映像面でやや評価を落として最優秀こそ逃しましたが、曲だけで言えば今年Ｎｏ.１アニソンと言えるかと。水樹奈々さんが紅白でこの曲をどのように唄うか今から楽しみです。 『ＪＡＰ』は逆に映像面で抜群の評価を得てここにランクイン。足軽ダンスの奇抜さは本当に衝撃でしたｗ 『浪漫ちっくストライク。』は作品世界を見事に再現し、物語が始まるワクワク感を感じさせる名曲。生き生きと動くキャラが非常に良かったです。 『Treasure』は物語が進んで行くに連れて段々その歌詞の深さに気付き、作品自体が青春群像としての良作にまで駆け上った稀有な例。ただのネタアニメじゃなかったですよ、せいぞんは。 最優秀ＥＤ曲賞　『Don't say “lazy”』（『けいおん！』） 優秀ＥＤ曲賞　『舞い落ちる雪のように』（『WHITE ALBUM（第１期）』） 『君の知らない物語』（『化物語』） 『星屑のサラウンド』（『宙のまにまに』） 『赤い糸』（WHITE ALBUM（第２期）） ＥＤ曲部門は４月に『Don't say “lazy”』を観て聴いてしまった時点でもう年内最強が決まったようなものでしたね。毎年そうですが、格好良いＥＤってのには惹かれるんですよ♪ 『WHITE ALBUM』は１期・２期ともＥＤがランクイン。つーかSuaraさんの歌声が非常に良い！どっちかと言うと２期のＥＤに『舞い落ちる雪のように』を持って来た方が時期的に合っていたかもしれませんね。 世間では今年のアニメを語る上で欠かせない作品となっている『化物語』。ワタシ的には新房テイストが強過ぎてそこまでハマりはしなかったんですが、このＥＤは良い曲ですね（映像はともかくｗ）。ちょっと練習してカラオケで唄いたいです。 そして毎回最終回のような素晴らしいＥＤを送り続けた、まにまにのＥＤ『星屑のサラウンド』。まさにこの作品のＥＤのためだけに作られたような美しい星空にピッタリのメロディラインでした。 といった感じでお送りしてまいりました今年のＭｃ．アカデミー賞。いやー、アニメって本当に素晴らしいものですね(*￣∇￣*)　＞淀川長治かよ さて、今年は明日朝から帰省モードです。今月導入したネットブックがあるのでちょくちょくオンライン上には現れますが、年内の更新は今日で締めとさせていただきます。 今年もまたまた「更新中」でズルズル引っ張るダメダメ運営でしたが(^_^;、最後までお付き合い下さいまして有難う御座いましたｍ(_ _)ｍ 年明けの更新は１月４日からを予定しています。それでは皆さんのご多幸を心から祈っております。良いお年を〜(￣▽￣)ﾉｼ 本日のＢＧＭ：Don't say “lazy”（『けいおん！』ＥＤ）

2009/12/29 (火) ようやっと当社も仕事納め 金→月→火と忘年会の続いたＭｃ．さんですが、ようやく本日仕事納めを迎えました・・・納めるほど今年は仕事しなかったなぁ(^_^; 今日は会社の大掃除やら何やらで時間取れそうも無いのが分かっていたので、昨日の昼間にアキバで買い物納め・・・ひょっとしたら明日あたりもう１回行くかもしれませんが（汗 昨日の買い物はこんな感じ。ちなみにアキバはコミケ準備日という事もあって上京し始めている人も結構いたのか、かなりの混雑ぶりでした。 まずは『月刊少年エース』２月号と『ザ･スニーカー』２月号。目的は付録のみくる＆長門フィギュアですがｗ ＣＤは『そらのおとしもの』ＥＤ集、それにコミック『朝霧の巫女』６巻。そしてＫ−ＢＯＯＫＳで購入したプライズの『咲-Saki-』より宮永咲フィギュア。 今回一番大変だったのが荷物の持ち運び。何しろ少年エースがご覧の通りの分厚さなので（コミケのカタログより遥かに厚い！）、混雑するアキバの街並みを歩くのに一苦労。最後に寄ったとらのあな（『朝霧の巫女』購入）でレジのお兄ちゃんが 「大きな手提げ袋、差し上げましょうか？」 と言ってくれたのが本当に嬉しかった。アニメイトやらＫ−ＢＯＯＫＳやらボークスやらの袋を、嫌な顔ひとつしないでとらのあなの大きな袋にまとめてくれましたよ。こういう心遣いがあると「次から雑誌類もとらで買おう」という気になりますね♪ そらおとＥＤ集は発売を心底待っていた１枚。いやー、やっぱこの選曲はワタシ的には神ですなぁ。ついつい一緒に唄っちゃいますもの。しかも唄いながら泣いてやんの。キモいったらありゃしないｗ　歌詞カードはＥＰレコードジャケット風。それにトレーディングカードのおまけ付きでお得感バッチシです♪ 『朝霧の巫女』は・・・ホントいろんな事があった作品で、新刊が出る度に「○年振り」って感じでしたね（今回は２年振り、前回は４年開いたｗ）。また無事出るとは正直思ってませんでしたが(;´∀｀) さて、まずは『ザ･スニーカー』付録の長門有希フィギュアレビューから。 角川の三誌タイアップ企画シリーズの長門です。無表情に階段にちょこんと座った長門が可愛い♪ スカートの中は・・・白ですが、一体化構造なのでハルヒのように剥けないのが残念ですｗ 続いて『少年エース』付録の朝比奈みくるフィギュア。 こちらも階段に座ったスタイル。すぼめた口ときょとんとした目が無防備なみくるっぽいです。 無防備ついでに長門よりは脚が開き気味なのでパンツも容易に確認出来ます♪ 長門同様に一体化構造なので剥いた状態には出来ませんが。 そして三体揃ったところで完成するヴィネットはこんな感じです。ちなみにこの構図の元になったのいぢ絵は今年１月の年賀状でＭｃ．さんが使っているので、持っているごく一部の方は比べてみると良いでしょう(￣▽￣)ﾉ それぞれの視線が、長門→ハルヒ→みくると繋がっているのに注目。やはりこれは３つ揃えてなんぼだなー、と思います。 ハルヒシリーズの中でも出来が良い方に部類されると思われるこのフィギュア、今年のエンドレスエイトの悪夢を忘れさせてくれる良作ですｗ さて、続いてはプライズの『咲-Saki-』シリーズ（全２種）より宮永咲です。以前ゲーセンで何度かチャレンジしたものの見事にカモられた痛い思い出のあるこの品（ｗ、Ｋ−ＢＯＯＫＳで￥６３０で投げ売られてたので保護して参りました(^_^; えー、出来はと言いますと・・・最近のフィギュアにしては珍しく、ご覧の通り「似てない」「可愛くない」「クォリティ低い」の三重苦を背負った残念賞な出来です(;´д｀)　焦点が定まらない死んでる目、ただ開いているだけの口、単色塗りの髪、皺の少ないのっぺりした服の造形・・・いくらプライズでも、もうちょっと頑張って欲しかったところ。 パンツのクロッチなどは掘り込まれてますが、スージーさんはなし。これはアルターやグッスマなどから『咲-Saki-』シリーズのリリースを待った方が良さそうですね。 本日のＢＧＭ：岬めぐり（『そらのおとしもの』ＥＤ）