2010/07/08 (木) ７月期新作アニメ第９弾『ストライクウィッチーズ２』 我々は２年間待ったのだ！この日、この時が再び訪れる事を！！ パンツじゃないから恥ずかしくない少女たちが描く、蒼空の軌跡を！！！ 今回も石田燿子さんが唄う主題歌が流れた時、マジで涙が溢れて来ましたよ！（きんもー。　俺、どんだけこの作品好きなんだってｗ 制作がＧＯＮＺＯ５スタからＡＩＣに変わり、あの世界観が変わってしまわないか・・・ちょっと不安もあったんですが、もうＯＰ観ただけで杞憂だった事が分かりました。さすが頼れるぜＡＩＣ、そこに痺れる憧れるゥッ♪ 前作では最後にネウロイ化してラスボスとなった帝国海軍航空母艦『赤城』ですが、今回登場の帝国海軍軍艦は、かの戦艦『大和』！ アニメには『かみちゅ！』以来の登場ですかなｗ　その超リアル＆緻密な描き込みに、ＡＩＣの本気を見た！ 物語は前作から半年後・・・ガリアは解放したものの、ヴェネチア近辺にまだ勢力を持つネウロイと接敵する第５０４統合戦闘航空団。扶桑からの援軍も配置されているようですが、基本装備はドイツ空軍ですね。 前作での芳佳のように人型ネウロイとコミュニケーションを取って、新たな戦局を開くのが作戦の目的でしたが、その直前に新たに現れた巨大なネウロイの巣によって人型ネウロイは消滅させられ・・・第５０４統合戦闘航空団も大きなダメージを受けてしまいます。 その頃我らが第５０１統合戦闘航空団・通称ストライクウィッチーズ隊は、今日もミーナ隊長の揮下でネウロイ迎撃。空飛ぶパンツとして『そらのおとしもの』など多くの作品に影響を与えた（ぇ）、ウィッチーズ隊の戦いが始まります。僅か１分にも満たないこの戦闘シーン、一体何枚の原画が費やされたのか！？ スピードに勝るシャーリーとルッキーニが先陣を切って突入して突破口を開き、ミーナ隊長が自ら銃を取りながら支援する中、ペリーヌの電撃が空を裂き、リーネの大口径砲がネウロイのシールドを砕く。エイラのサポートを受けた夜戦組のサーニャも奮戦し、ナンバーワンエースのハルトマンが疾風の如く駆け抜け、ウィッチーズ隊最高のパワーを誇るバルクホルンが近接戦闘で大ダメージを与える・・・。坂本少佐と芳佳がいない穴をしっかり埋めて余りあるウィッチーズ隊の活躍に、２年ぶりの感動と共にまばたきも忘れてﾊﾟﾝt・・・画面に見入るＭｃ．さんでした。 場面変わって扶桑・横須賀鎮守府。中学を卒業した芳佳は、実家の診療所を継ぐ事に。進路の違ったみっちゃんとはもう同じ通学路を歩く事もなくなる・・・ちょっとしんみりな春の１日です。 軍港には欧州戦線への派遣が決まった戦艦『大和』が停泊中・・・やー、さすがにでっかい。まさに浮かべる城です。これがネウロイ化するのか・・・（予言ｗ みっちゃんのお爺ちゃんの運転するトラクターに乗せてもらった芳佳とみっちゃんですが、偶然道端に怪我をしてうずくまる小熊を発見。芳佳がその治癒能力で傷を治そうとしますが、そこに母熊が登場！ しかし芳佳は逃げずに治療を続け、見事小熊を救うのでした。小熊を銜えた母熊はそのまま去り・・・芳佳の肝の座った面は健在と言いますか、相変わらず無鉄砲と言いますか(^_^; 帰宅した芳佳は自分が欧州に行くきっかけになった手紙を懐かしく開き・・・そこにみっちゃんが怪我をした小鳥を抱えて来訪。あれ？これって確か第１期最終回のエピローグシーンですよね？と言う事は・・・やっぱり落ちて来ました諏訪天姫（ＣＶ：花澤香菜）。ちなみにコミック版登場のキャラです。 天姫は死んだはずの芳佳の父・宮藤博士の手紙を携えており・・・その内容の難解さから、芳佳は手紙を持って今は横須賀基地で教官任務に就く坂本少佐の元を訪れる事に。 その頃もっさんは・・・山篭りで剣を鍛えていました。既に新たな戦いを予感しているかの如く。 ちなみに諏訪天姫のストライカーズユニットは陸軍三式戦闘機『飛燕』。日本軍にしては珍しい液冷発動機を持った機体で（つーかドイツのＭｅ１０９の成功を真似たと言いますか）、機動力・速度・火力とも水準以上の数値を叩き出した傑作機なのですが、慣れない液冷エンジンのメンテに手こずり、水準を大きく下回る稼動率を叩き出して名機たりえなかった悲劇の戦闘機です。 ちなみにこのエンジンを使い慣れた空冷発動機に換装した５式戦闘機は期待通りの性能を発揮し、本土防空戦で圧倒的戦力を誇る米軍機相手に互角以上の勝負をしています。 うんうん、２年前同様ワタシらしい感想になって来たぞｗ 坂本少佐を訪ねたものの、不在だったために父からの手紙を託した芳佳ですが、格納庫で懐かしの零式ストライカーズユニットを見付けて思う所があるようで・・・ そこにもたらされた、欧州で再びネウロイの攻勢が始まった報告。通信室に響く必死に援軍を要請するその声は、あの懐かしいリーネちゃんです！思わず通信に割って入る芳佳ですが、そこに帰還した坂本少佐から厳しい一喝を受けます。 予備役扱いとは言え、既に退役して民間人となった芳佳を追い出してしまう坂本少佐・・・そういや今期から中の人が変わったんですけど、全く違和感が無くて驚きました。よくぞこれほど似た声質の人を探して来たもんです。むしろ芳佳役の福圓さんの方がちょっと芳佳の声を忘れているような(^_^; 芳佳を追い出したのは、これから始まる戦いにまた芳佳を巻き込む事を危惧した坂本少佐の優しさ・・・。少佐は新型ストライカーズユニット『紫電改』と共に、再び欧州戦線に立つつもりでいました。 軍港に飛来した二式大艇。あ、劇中では「にしきたいてい」って言ってましたけど、ここは海軍内での呼び名通り「にしきだいてい」と呼びたいのが通の心ｗ　新型ストライカーズユニットを搭載し、飛び立とうとする二式大艇に坂本少佐が乗っている事を予感する芳佳。もうシールドも張れないのに再び戦場に向かう坂本少佐を思うと居ても立ってもいられなくなった芳佳は基地に戻り、零式ストライカーズユニットに飛び乗ります！ 発動する芳佳の魔力、当然止める整備士たち。しかしみっちゃんだけは芳佳の旅立ちを止めませんでした。二人の想いを汲み取った整備士たちは格納庫の扉を開け・・・芳佳、満開の桜を纏いながら半年ぶりのテイクオフ！！ 追って来た芳佳に「戻れ！」と厳しく言い放つ坂本少佐ですが、芳佳の「守りたいんです！」という言葉にあっさり同行を承諾。イエスｏｒノー、連れて行くかどうか迷うようなもっさんじゃありません。この竹を割ったような性格がもっさんらしさです。 その頃、ロマーニャ方面でウィッチーズ隊は連戦で苦闘続き。補給もままならず、ルッキーニとシャーリーもクサってます。そこにもたらされた扶桑からの補給物資来援の報。まさか坂本少佐と芳佳も援軍として来るとは思ってないでしょうなｗ アドリア海上空・・・突然、未確認飛行物体の攻撃を受ける二式大艇。敵はアメリカ野郎のカーチス（それ何て飛べない豚）・・・じゃなくて、ネウロイの襲来です。新型ストライカーズユニットで芳佳が再び蒼空に舞うのか、そしてあの懐かしい仲間が救援に駆け付けるのか。早くも第２話で第５０１統合戦闘航空団との邂逅となりそうです♪ 今回もＥＤではウィッチーズ隊の面々がひとりずつピックアップされます。エンブレムマークがいい感じです(￣▽￣)ﾉ それぞれらしい動きがあって、何度観ても飽きないＥＤです。 とりわけハルトマンの可愛さは異常！！！！！ エーリカ可愛いよエーリカ♪　今シリーズもＭｃ−ＬＩＮＥＲＳはハルトマン一押しで行きますよ♡ 本日のＢＧＭ：鳥の詩（『ＡＩＲ』ＯＰ）

2010/07/07 (水) 今期のムギてこ入れ展開の集大成！　〜今週の『けいおん!!』　＆　７月期新作アニメ第８弾『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』 大方の予想通り、２クール目の新ＯＰ＆ＥＤｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!! 結局旧ＯＰはなんて唄ってるのかよく分からんまま新ＯＰに差し変わってしまった(;´∀｀)　って、今度の曲もよく歌詞が分からねぇぇぇっ！　相変わらずデムパなノリです。唯がケータイをマイクにしてるのが可愛いかも。 またこの曲（とＥＤ曲）がオリコンチャートの上位を占めたり、Ｍステでタモリ＆ゲスト一同がシーンとする空間を演出したりするんですねｗ 明日から夏期講習という事もあり、予習に余念が無い澪。一方、完全にお勉強の中休みモードの律は誘いを掛けるも相手にされず。そんな時にたまたまムギを発見した律は、後ろから驚かそうとするもののムギを見失ってしまい・・・律、うしろ、うしろー！！　律からの遊びの誘いを受け、他の用事をキャンセルして律を選ぶムギ。今回はこれまでに無かったムギ×律話です。 ムギのたくあん妄想・・・あれ？これって１期でもやらなかったっけ？？ 眉毛が無くなるとゲル状になるムギ。って、分度器でも代用可かよ！ｗ そんな白昼夢を見る唯は、和と一緒に勉強中です。当然捗って無いようですが。 ムギが普段行った事が無いような所を選んで連れて行く律。この辺の、ムギがどういう所に行きたいか察知する能力はさすが部長だよなぁ。と言う訳でゲーセンにやって来た２人。今回もムギのｗｋｔｋが止まらない♪ アームレスリングはムギに分があるものの、クレーンゲームはさすがに律に一日の長があります。そして女子お約束のプリクラ撮影。プリクラは男子禁制のゲーセンが増えてから、もう何年もプリクラ撮ってないなぁ・・・。 勉強の休憩でケーキを食べる唯と和。お約束の一口交換で、唯のショートケーキの苺を食べてしまう和・・・これは唯が怒るのもちょっと分かるなぁ(;´∀｀) でも事の重大さを確認するために、本人を前にして後輩に電話して愚痴るのは、いくら唯でもちょっといただけない。ワタシが和だったら「くだらない事で騒ぎ過ぎ！」と怒ってる場面。 律と楽しい１日を過ごしたムギですが、最後に律に必死の頼み事をします。それは「ぶって欲しい」と・・・ぶってぶって姫ですかムギちゃん。 律と澪は互いに全く遠慮が無い関係だし、唯には憂とあずにゃん、それに和もいるのに、ムギには心底分かり合える親友がいない・・・確かに皆ムギには一歩引いた関係と言うか、ちょっとした遠慮がありますもんね。そういった壁をきっとムギは壊したかったんでしょうね。なんか可愛いなぁ♡ 夏期講習初日・・・憂が起こしに行くと、既に唯は起きていて準備万端。少しずつ唯がしっかりして行く・・・唯の成長を（物凄くゆっくりだけど）描いていますね。 夏期講習は服装自由、となっているのに制服で来てしまった澪。それを唯にからかわれますが、取って付けた言い訳で誤魔化そうとする澪。いるいる、社会に出てもこういうヤツ。しかし唯は誤魔化せても、律は誤魔化せず・・・そこにとんでもなく場違いなリゾート服（クリーニングのタグ付きｗ）でやって来たムギ。ムギは澪に突っ込みの一撃を入れて欲しく、わざとボケているのですが、澪は冷静に指摘するだけ・・・。律はムギの真意をすぐに察しますが、そのまま澪の様子を見る事に。 受講証の写真で早速ボケる律とムギ・・・しかし唯が普通に間違えて自分じゃなくて憂の写真を持って来ている方にボケの軍配がｗ やっぱ天然最強か。 翌日の登校日。前日の唯と澪の会話から、澪がショートケーキの苺を奪われた唯の怒りに激しく同意していた事を思い出して、横からサッと澪のケーキの苺を奪うムギ・・・これは突っ込み発動か！？と思ったら澪はそのまま表情を変えずに泣き出し！？慌てるムギですが、唯はすぐに和を連れて来て、ケーキの苺の重要さを訴えます。なんだかなぁｗ 昨日から、全ては澪に突っ込みを入れて貰うためだった・・・白状したムギは澪に突っ込みを頼み込むものの、やはりムギは叩けない澪は、とりあえず律を殴ってみるｗ 結局叩いてもらえなかったムギですが、少なくとも律との関係はかなり進展したんじゃないかな、という今回のお話でした。 そしてＯＰ以上に定評のあるＥＤ！今回もやっぱこっちの方が好きだな、うん。５人の制服姿ですが、唯がキチンと着ているのに対し、優等生のムギや澪が着崩しているギャップが面白い。その後の私服演奏シーンは、前ＥＤの服の方が好きだったかな。つーか前ＥＤのムギとあずにゃんと唯は最強過ぎた。 さて、続いては今期新作第８弾の『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』。原作は富士見書房のコミック。かなりのヴァイオレンスのためにアニメ化は不可能と言われていた作品ですが、制作：マッドハウスで遂にアニメ化です。しかも地上波！ ＡＴ−Ｘで先行して第１話を視聴していたのですが・・・あまりのエログロに「これは地上波じゃ放送無理だろー！」と、大規制の嵐を予感したのですが、予想を完全に裏切って、地上波でもＡＴ−Ｘ版と同様の内容を流しました！！これは凄い英断と言わざるを得ない！！ 主人公・小室孝 （ＣＶ：諏訪部順一・・・何気にこの人、主役って初めてじゃないか？）は恋焦がれる幼馴染みが親友に恋してしまい、身を引いたヘタレ。授業をエスケープしてやさぐれる孝にちょっかいを出す同級生の沙耶（ＣＶ：喜多村英梨）を軽くあしらい、校門の方を見ていると・・・不振な来訪者（＝ゾンビ）が応対した教師を血祭りにし、更に襲われた教師がまた他の教師を襲い・・・ 明らかに異常な状況に危機感を感じた孝は、振られた幼馴染み・麗（ＣＶ：井上麻里奈）と親友の永（ＣＶ：宮野真守）を教室から強引に連れ出します。 その頃、暴力事件の発生を伝える校内放送が。そしてその放送は悲鳴と絶叫と共に中断され、学園内はパニックになります。 まぁよくありがちなＢ級ホラーなゾンビの惨劇の始まりです。しかしこの作品の凄い所は、ありがちながらアニメでは表現の難しいグロ描写を臆面無く描き、それによく揺れる乳や頻繁に見えるパンチラでそれを彩っているところです。 既にゾンビ化した教師に襲われる麗。槍術使いでもある麗はこれに立ち向かいますが、心臓を貫いても一向に戦闘力の落ちないゾンビに苦戦。恋人である永が助けてくれますが、この時に永は左腕をゾンビに噛まれてしまい・・・あぁ、これはまごう事無き感染フラグ(;´д｀) 学内でも次々と増殖して行くゾンビ。何しろ被害者がすぐに加害者となって復活するのだから手に負えません。ゾンビを倒す方法は唯一、頭をかち割る事。剣道部のエース、冴子（ＣＶ：沢城みゆき）は今後力強い味方になってくれそうですね。 学園だけでなく、街中で発生しているゾンビ。自衛隊も出動しているようですが・・・これは映画『バタリアン』のラストよろしく、核で街ごと焼き払う展開になるのかな？ 校内を手を繋いで逃げるモブの百合カップル。いつまでも一緒よ！的な台詞の後に１人がゾンビに捕まり・・・あぁ、あっさり見捨てやがったよ(;´д｀) 百合友の娘はパンツ全開で引きずり降ろされ、頭からムシャムシャバリボリ・・・エグいなぁ（汗 そして裏切った娘も因果応報、その後ろにはゾンビさん御一行が(^_^; 助けが来るまで屋上の天文部室に立て篭もろうとする孝・麗・永。なんでまたそんな逃げ場の無い所にｗ　しかしここで永が遂に発症。ゾンビ化する前に自決しようとする永ですが、それを成す前に息絶えてしまい・・・麗がその死を嘆き、頭をかち割るのを躊躇している間にゾンビ化してしまった永。孝は麗を守るため、止むを得ず親友の頭をバットでかち割ります。宮野が死んで、諏訪部が生き残るなんて・・・普通逆じゃ？ｗ 恋人を殺した（つーかもう死んでたけど）孝に恨み言を告げる麗。あぁ、テンパってるとは言え、いろいろと言っちゃぁいけない事を・・・。それでも孝が１人で降りて行ってゾンビと戦おうとすると、「行かないで！」と泣いて引き留め・・・この娘、原作では相当のビッチらしいですな(;´д｀) ワタシ的にはかなりヒットな展開のこの作品。つーか『世紀末オカルト学院』よりも先にこっちを観ちゃったので、あっちがかなりユルく見えてしまった罠。 これはかなり先が楽しみです。視聴は当然継続。キャプ感想も続けたい所なのですが、あろう事かこの番組、『けいおん!!』と曜日が被ってるのよね(;´∀｀)　それでも余裕がある時は取り上げて行きたいなぁ。ＤＶＤ購入はまだ考えておらず、です。 本日のＢＧＭ：逆さまの蝶（『地獄少女』ＯＰ）