2012/01/09 (月)
1月期新作アニメ第9弾『輪廻のラグランジェ』 & 第10弾『アクエリオンEVOL』 & ツッコミどころも多いけれど、それ以上に今回は何か面白かったぞw 〜今週の『機動戦士ガンダムAGE』
奇しくも今期の日曜日はロボットアニメの日となりました。 まずは『輪廻のラグランジェ』から。ロボットのデザインを日産自動車が行った事で話題の本作(でも提供にNISSANの名は無いのであったw)、総監督に『機動戦艦ナデシコ』『宇宙のステルヴィア』の佐藤竜雄氏、監督に『ヒロイックエイジ』の鈴木利正氏を配し、原作をProduction I.G、制作をXEBECが手掛ける結構本気なロボットアニメです。あ、ちなみに分割2クールとの事。
本作は舞台が千葉県鴨川市というのも話題の1つですね。主人公の京乃まどか(CV:石原夏織・・・ゆいかおりの小倉唯じゃない方)は、明るく行動的な17歳。鴨川女子高校で「ジャージ部」なる謎部活(最近の流行ですな)を主催し、あちこちの部活の助っ人として東奔西走する日々。今日も登校途中で海で溺れてる人を助け、そのまま水着で登校してしまうサービス精神もなかなかに旺盛な、俺らにとっては有難いヒロインですw そんなある日、まどかは校内で不思議な格好をした美少女・ラン(CV:瀬戸麻沙美)と出逢います。なくした制服を届けてくれたランは、ふと気付くとその姿を消しており・・・何にせよ、ほぼレオタードな姿で校内をうろつくちょっと危ない娘さんですな。
まどかの従姉妹の中泉ようこ(CV:能登麻美子)は海洋考古学研究所の研究員にして、まどかの親代わり。ついでにプロレスヲタらしく、帰宅したまどかにコブラツイストでお出迎えw そして何を思ったか、いきなりまどかに「パンツを脱ぎなさい!」と命令・・・ハイ!能登さんの「パンツを脱ぎなさい」ヴォイス、いただきやしたー!(何に使うんだw 無理矢理ジャージを下ろし、半脱ぎパンツからまどかの尻をまじまじと見るようこ・・・初回から何て素晴らしいサービスシーン!・・・日産自動車のお偉いさんたちもこれ観てるのかなw 何かを確かめようとして、それが無い事に安心したようこ。Gガンで言うところのシャッフル同盟の紋章みたいのが尻にでも浮かび上がるのかしらん? 翌日、校内のシャワールームで誰かの視線を感じるまどか・・・本当にサービス精神旺盛で素晴らしい娘です!つーか湯気ではなく水流で隠すってのは新しい技法だなw 視線の主はラン・・・まどかに何かを依頼に来たようですが、まどかはジャージ部の入部希望者と思い込み、ランの手助けをする事を約束して無理矢理入部させます。そしてランの頼みというのは・・・ロボットに乗って欲しいというものでした。 ランに導かれるまま、沖合の人工島にやって来たまどかはそこで、不思議な形状をしたロボットと対面。それに触れた時、幼い頃の記憶がフラッシュバックするまどか・・・かつてこの機体に関係していたという事でしょうね。そしてまどかの上陸を知ったようこは、そのロボットに搭乗するのを防ぐべく急いで人工島に向かいますが・・・
そんな折、突如宇宙から飛来した人型兵器が島に襲来。迎え撃った護衛艦や沿岸砲台を破壊して島に迫るこの謎の敵、乗っているのはイケメソ君のアレイという名の宇宙人のようで・・・他にも2人、キリウスやイゾという名のイケメソ君もいるみたいです。いっそプリウスとかイストとかの名前にして、けちょんけちょんにやっつけちゃえば日産の人大喜びだと思うよ! 戦いの中、まどかに自分は宇宙人である事を明かすラン。そして鴨川を守るためにこのロボットに乗って欲しいと・・・そしてちょっとは躊躇するかと思いきや、ノリと勢いでそのロボット『ウォクス・アウラ』に乗ってしまうまどか。最初は遠隔操作されてジェットコースターのような感覚に戦姫絶唱なまどかでしたが、操縦法を心得ると水を得た魚のようにウォクス・アウラを操りだし、あろうことかジャーマンスープレックスホールドでアレイ機を倒してしまいます。このロボットアニメにあるまじき決め技は今後も楽しめるようで・・・ようこの教えが活きる訳ですねw とりあえず第1話の掴みとしては、絵良し、キャラ良し、動き良し、惜しみないなエロ描写、ウォクス・アウラの飛行形態格好良しと、充分満足な出来でした。放送時間も日曜22:00〜と観やすいですしね。 視聴は当然継続ですが・・・キャプ感想はどうしよう?いっそAGEを切ってこっちにするかw 迷い中です。
続いては『アクエリオンEVOL』。アニメ自体は「小ヒット」程度だったものの、その後パチンコ機への展開とCMに使われた主題歌のインパクトによって、作品名と「あなたと合体したい」というフレーズだけは広く知れ渡る事になった前作『創聖のアクエリオン』から6年。総監督にマクロスシリーズの河森正治氏、監督に『N.H.Kにようこそ!』の山本祐介氏、シリーズ構成に『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』等の岡田麿里氏の布陣で、制作は『マクロスF』のサテライト。かなり期待出来るスタッフ陣です!
舞台は前作から12,000年後(ぷっ)。あの戦いは伝説なり、10年前の古い映画では古典として語られています・・・が、今更感のある古い話として既に多くの人から関心は持たれていないようで(主題歌だけヒットしたそうなw)、映画館でのリバイバル上映も殆ど空席・・・ そんな映画館で働くアマタ(CV:梶裕貴)は、空席だらけの劇場で1人、上映が終わった後も感動して立ちすくむ少女を見掛けます。少女の名はミコノ(CV:茅野愛衣)。同じ映画に感動した物同士、何とかお近付きになろうとするアマタ・・・下手なナンパだなwと思ってたらあっさり約束取り付けやがった!こんなフラグ、アニメの第1話じゃねーと普通立たねぇよ(アニメの第1話です)。
運河の街・・・モデルはヴェネツィア辺り? 舞台背景としては、人々が異次元から襲来するアブダクターに怯えながら日々を送る世界。アブダクターに唯一対抗できるのは合体兵器「アクエリア」と、それを操縦する特殊能力を持った「エレメント」候補生のみ。しかし、学園「ネオ・ディーバ」に集められたエレメント候補生たちは、男女間で恋愛出来ないように隔離されている、と・・・。男女のアクエリアの合体がもたらす効果の大きさを危惧しての処置のようですね。あぁ、あの気持ちいィ!合体が今作では見られないの?? 何をやってもダメダメなミコノは、似た境遇のアマタと共感。しかしそんな所に突如アブタクターの襲来が!しかもその内の1機はこれまで現れた事の無い新型のようで、迎撃のために出撃したエレメント候補生のアクエリアも苦戦・・・
本来は戦場でも男女別に戦うのがしきたりのようですが、この事態にM型(男性用)だけでなく、F型(女性用)のアクエリアも投入する司令部。緑髪の勝気な少女はゼシカ(CV:花澤香菜)、眼鏡っ娘な生徒会長さんはMIX(CV:藤村歩)か。でも今のところミコノがめっちゃタイプなので眼中に入りません♪ 瓦礫の下敷きになってしまったアマタとミコノですが、ここでアマタが隠れたエレメント能力を発揮し、ミコノを抱いたまま金色の翼で空に舞い・・・!そしてそのまま、それまでの搭乗者を強制排除したアクエリアに吸収される2人。アマタは心の赴くままに禁じられた「合体」を叫ぶ!
出ましたwwwwwアクエリオン名物の気持いいィッ合体!!ゼシカ機と他1名の機体と創生合体し、アクエリアからアクエリオンとなった3機。しかしミコノはこの事態が飲み込めずパニックに陥り、逃げたいと泣き喚きます。そんなミコノをウザいと思うゼシカですが、敵への反撃で自分の脳力が大幅にパワーアップされている事に気付きます。 アブダクターの新型機に乗るカグラ(CV:内山昂輝)はどうやらミコノが狙いのようで、執拗にアクエリオンに攻撃を仕掛けて来ますが・・・このカグラって、どう見ても前作のアポロですよね?
ここでアクエリオンが謎の心象風景を搭乗者たちに見せます。喪服の新郎と花嫁・・・それはカグラとミコノ!これはやはりミコノがカグラに奪われるフラグですかね? ピンチの連続でネガティヴ思考に囚われ出すアマタに対し、それを励ますミコノ。そしてミコノの小さくて温かい手に触れたアマタはここで再度覚醒・・・ 「柔らかいィィィッ!!!」 阿呆かwwwwww しかしこれでパワーアップしたアクエリオンは反撃を開始。カグラ機を捕らえたまま空高く舞い上がり・・・成層圏を超えますw そして放つ必殺技「触愛・天翔突」!!これだよ、これこれ、アクエリオンのノリって! しかし第1話でいきなりボス級の敵がやられる訳もなく、カグラは敵の幹部の命令で強制退却。とりあえずの勝利を得たアマタは安心したのか気を失いながらも無事に地表に帰還。こうして類まれなるエレメント能力を見せたアマタは、ミコノを守るためにアクエリオンに乗る・・・という展開になるのでしょうか。
2話連続放送だけあって内容ギッシリでしたが、あの世界観を損なわず、むしろ昇華させて帰って来た感じで好評価です。ノリと勢いだけで(でも本人たちは至って真面目)成層圏を突き抜ける攻撃も痛快ですしw 視聴は当然継続、キャプ感想は・・・うーん、これまた迷う。とりあえず保留。でもミコノは今期最強クラスの俺の嫁候補生♪
最後に本日の『機動戦士ガンダムAGE』・・・
いよいよ始まるアンバット攻略戦。バルガスはディーヴァの改造を終え、新兵器「フォトンブラスターキャノン」を実装した事を告げます。変形だけでなく波動砲も装備したって事??こりゃ歴代ガンダムシリーズで最強の戦艦になりそうですねー(棒読み) 最後の戦いを前に語らいのひとときのクルーたち。エミリーはノーマルスーツに着替えながらミレースとオトナの女のお話w ウルフとラーガンはカタパルトデッキで「恋人はいるのか?」と一歩間違えれば死亡フラグになりかねない会話を・・・。「恋人はいる。白い奴がな」とGエグゼスを恋人と呼ぶウルフ・・・その思考は、ややもすると刹那のガンダム愛にもなりかねませんなw そしてロケットの中の母親の写真に「帰ったら一緒に旅行に行こう」と呟くアダムスが一番危険な死亡フラグを立ててます!つーかこの戦いが終わってディーヴァクルーを待ってるのは、反逆罪による収監、もしくは処刑じゃないの?
火蓋が切られる戦闘。MS隊を出撃させた後、ここでディーヴァは遂に変形を開始!・・・リスクの高い戦闘開始後よりも、戦闘前に変形しておけよ、と思わなくもないですが。 強襲揚陸艦形態へ変形するディーヴァ・・・マクロス要塞艦みたいにロボット形態の強攻型に可変するかと思ったら、一応常識の範囲内の変形だったw そしてその変形した姿は・・・どう見ても0083に登場したアルビオンです!なんだかなぁ。それを見たUE側の指揮官・・・あの黒マントのおっさんが「木馬のようだ」と揶揄したのはやり過ぎだ(^_^; フォトンブラスターキャノンを発射出来る距離まで接近するディーヴァの道を切り開くべく、MS戦が始まり・・・お、ザラムやエウバのMSでもちゃんとUEと戦えてる!ラーガンのジェノアスもドッズライフルもどきを装備出来たようで、ちゃんと戦力として働いています。でもこれが最後の見せ場になるような予感もヒシヒシ(汗 CM前は亡き出崎統タッチの止め絵。キャラデザに合わな過ぎて苦笑w
スパローで出撃したフリット・・・タイタスなんて始めから無かったんや・・・。MS戦はほぼ互角で、UE側を押し返す事が出来ないディーヴァ勢。ラーガンも背後を取られて危機一髪のところを危うくウルフに助けられます。とりあえず今回は死亡フラグ回避! 動かない戦況を見たフリットは単機で突進してUEを自らの周囲に集め、そこでXラウンダー能力を発揮して一挙に殲滅。どうにもチートだなぁw これでようやく進撃する場を得たディーヴァは突進し、フォトンブラスターキャノンの射程にUEの母艦とアンバットを捉えます。そして放たれたフォトンブラスターキャノンの破壊力は、一撃で母艦を撃破しただけでなく、アンバットをも貫いて周囲にいたMSタイプのUEも消滅させ・・・こんなに破壊力があるのなら、もうちょっと後方から撃っても充分な戦果を得られたんじゃ?(;´∀`)
しかし、破壊した母艦から切り離された一部がディーヴァに向かって特攻を開始!回避不能のこの攻撃を見たラクトは、自機を敵の推進部に突っ込ませてこれを止めようとします。つーかサイズ的にも速力的にも無理があるだろそれはw どうやらこの人もドン・ボヤージと同様に無駄死にしたいみたいで・・・。しかしその無駄死にを救ったのは謎の大型ビーム兵器の光条。この巨大艦を止めるだけの破壊力を持ったビームを放ったのは、遅れて戦場に到着したマッドーナ率いる工房のMS隊!うひょっ!かっけー!!!巨大ビーム兵器もこのタイミングで現れたのも含めて、このマッドーナ隊の登場はこの作品で初めて心震えたかも! その無謀な行動をフリットに窘められるラクト。全くダメな大人たちばっかりですこのアニメ。それでもUEの母艦を倒し、アンバットにも手傷を負わせたディーヴァ勢は要塞に向けて進軍を開始。 その頃要塞内では、デシルが戦場に切り札を投入しようとしていました。異様なノーマルスーツを着た集団の中にいる、どこかで見た髪型の少女・・・山田ぁぁぁッ!!!やはりそうなったか!! アンバット攻略戦も遂に最終局面、来週は山田はじめ多くのキャラが戦場に散りそうな予感です・・・
本日のBGM:創聖のアクエリオン(『創聖のアクエリオン』OP)
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