2010/10/08 (金)
10月期新作アニメ第10弾『探偵オペラ ミルキィホームズ』 & 第11弾『それでも町は廻っている』 & 第12弾『ヨスガノソラ』 & 今週の『アマガミSS』
今期新作ラッシュもいよいよ最後のピーク! 今期は全体的に新作のレベルが高く、視聴本数も必然的に増えそうな感じです。
新作10本目は『探偵オペラ ミルキィホームズ』。制作はJ.C.STAFF(今期4本か・・・大丈夫か?)で、ゲーム、ラノベ、コミック、インターネットラジオなどにも展開するブシロード原作のメディアミックス作品。つーか夏くらいからCMでこれでもかとブシロードが宣伝かけてた、今年後半の勝負作品みたいです。アキバでもラジオ会館脇に「ミルキィホームズストリート」と呼べるような長〜い宣伝看板があったり。 OPはメインヒロイン4人が唄う、キャラ紹介的なもの・・・メインの4人の声優は新人さん&超マイナー声優を起用してるみたいですね。あ、CMでさんざん耳に残っている曲『雨上がりのミライ』は既に6月に発売されてます。 物語は特殊能力“トイズ”を持つ4人の少女探偵「ミルキィホームズ」が、怪盗帝国のアルセーヌらと戦うお話・・・なんとなく『Saint Octover』っぽいですかな。しかし初っ端に描かれる1ヶ月前の戦闘で、突然トイズを失ったミルキィホームズは普通の女の子になってしまい・・・。これまでは探偵学院内でもその実力から特別扱いされていた4人ですが、その立場は微妙な物になっています。 そして学院の生徒会長の正体こそが怪盗のリーダー・アルセーヌ。更に怪盗一味の3人は教師や用務員として学院内に潜入しており・・・変態男教師の乳首立たせるアニメは初めてかもしれんね(;´д`)
これまで寮の中でも豪華な個室、特別な料理と特権を得ていたミルキィホームズですが、生徒会長たるアルセーヌによって、もはやトイズを失った4人を特別扱いは出来ないと宣告され能力のテストを受ける事に。結果は・・・見事なまでの失敗。しかし退寮までの猶予を与えられた4人は、みすぼらしい集合部屋の中で力を合わせてトイズを取り戻そうと誓い合う・・・というのが初回のお話。つまり特権を失った人間が再び栄華を手に入れようと(ぇ EDは飛蘭かー。これはちょっと作品世界に合わないかな・・・と思ってたら、後半のアルセーヌのセクシーショットにはぴったりだった罠w うーん、悪くはないんだけど、傑作揃いの今期の中では「中の下」くらいの評価ですかねぇ。絵はまずまず良いし、安心のJ.C.STAFFクオリティですから視聴は継続してみます。キャプ感想は今回のみで。
続いては新作11本目『それでも町は廻っている』。総監督新房昭之氏、シリーズ構成高山カツヒコ氏、キャラクターデザイン・総作画監督に山村洋貴氏・・・はい、まごう事無きシャフト作品ですw 原作はヤングキングアワーズ連載。OPを唄うは坂本真綾さん・・・シャフトとの組み合わせは結構意外かも。 ヒロイン・歩鳥を演じるのは小見川千明さん。あまり聞かない名ですが、『夏のあらし!』や『荒川アンダーザブリッジ』出演を経て『ひだまりスケッチ×☆☆☆』でなずな役に抜擢され、そして今回遂に主役の座を射止めた、まさにシャフトの秘蔵っ子です。 歩鳥は「ばあちゃん」と慕うウキさん(血縁関係は無いらしい)が店長を務める喫茶店「シーサイド」(ちなみに近くに海はない)でメイドとしてバイトをする女子高生。そんな歩鳥に想いを寄せる幼馴染みとか、堅物な担任とか、メイドという物に異常な執着を見せるクラスメイトの俊子たちに囲まれた歩鳥の日常系コメディー作品みたいです。 キャラデザはあまり得意な方向じゃないし、何しろシャフト作品なのでいろんな意味での暴走が不安だったり楽しみだったりしますが、とりあえず視聴は継続。これもキャプ感想は今回のみです。
新作12本目は『ヨスガノソラ』。既にAT-X版を視聴済みで、その過激な描写に驚かされましたがレビューは地上波版で。原作は2008年にSphereから発売された近親相姦物のエロゲ。制作会社はfeelで、監督はOVA『あきそら』でも近親相姦物を描いた高橋丈夫氏。他にも『狼と香辛料』の監督もやってましたねこの方。OPを唄うはお馴染みeufonius・・・良い曲を唄う人ですが、曲調がどれも似てるように感じるのはワタシだけ?(^_^; 物語は、両親を突然の交通事故で亡くした兄妹・春日野悠(CV:下野紘)と春日野穹(CV:田口宏子)がかつて祖父が住んでいた田舎の家で二人暮らしを始める所から・・・あぁ、もう初っ端から近親相姦臭がプンプンw かつて帰省時に知り合った依媛奈緒・天女目瑛との再会、そして新たな出逢いの中、悠はわがままな妹・穹(そら)との禁断の関係を深めて行く・・・って、子供の頃から既にそんな関係だったのね!(;´∀`)
作品全体に漂う田舎特有の退廃感は『H2O FOOTPRINTS IN THE SAND』の持つ雰囲気に近いかな?そしてエロゲ原作だけあってあちこちに散りばめられているエロスの道標。そして早くも兄の部屋に下着姿で夜這いをかける妹・・・作画が良い事もあって、これは原作ファンも納得行く出来なんじゃないでしょうか? AT-X版では解禁されていた乳首描写や、最後のオ◯ニーシーンは地上波ではさすがに規制入りましたが、全体的にはよく頑張っている方だと思います(でも今後の視聴はAT-X版ダナw)。視聴は継続、キャプ感想は基本なし・・・ですが、何かしでかしそうな雰囲気の作品なので、祭りがあったら取り上げるかもですw
そして今回の『アマガミSS』。七咲逢編・第2話です。10月からの第2クールに入った事もあってOPが今回から替わりました。前の曲が大人しすぎたのもあって、今回くらいのテンポの曲の方が高校生の恋愛をテーマにした作品には合ってるんじゃないでしょうか。それにしても前期以上に絢辻さんプッシュなOPですね・・・やはり正ヒロインはこの人という事か。 図書館に凄く可愛い受付嬢(受付嬢言うな)がいると聞いて覗きに来た純一・薫・他1名。つーか肝心の顔を映してくれない(T_T) 髪型・雰囲気は非常にワタシ好みっぽいんですが・・・ 図書館でやかましくして後輩である七咲に窘められる純一たち。この純一の子供っぽさが後半の伏線になってたり。
水泳部の練習を覗きに来たラブリー先輩・・・強引な出番だなw 七咲は数学のテスト勉強のために練習を離れて図書館で勉強中。意外にも数学が得意な純一によって個人レッスン中です。そこに現れた絢辻さん・・・二人の様子を観てしばらく無言の後に無難な言葉を掛けて立ち去りますが、既に他人のルートで自らのルートの布石を打ち始めている?正ヒロイン補正マジパネェ・・・ その後、生活態度等で担任に呼ばれて叱られる純一・・・叱られながらも担任の先生の胸や腿を視姦するのはさすが我らの変態紳士。しかも最後は出席簿で尻をスパンキングされて何か目覚めたようで♪ 七咲のもとへやって来た純一。弟との接し方で悩んでいた七咲に何か方向性を与えに来たはずなのですが、そこにいた紗江のボリューミィ(造語)な胸を見て関心は一気にそっちにw 本人を前にして思わず「凄いね・・・」と口走る純一さんはちょっと素直過ぎ。 更に変態紳士の血を受け継ぐ変態妹が紗江の胸の感触について言及。兄妹でおっぱい話に花が咲き乱れ、挙句七咲の残念おっぱいに視線が・・・こりゃゲーム的には「好感度 美也↑ 逢↓↓↓ 紗江↓↓」って感じの選択肢かw
せっかく築いて来た七咲とのフラグを立て直すべく、放課後の水泳部の練習を覗いていた純一は響先輩たちによって捕縛。水着女子を覗いて(;´Д`)ハァハァしてる変態と思われた純一は、覗いていた理由を堂々と力説。では、その演説を一語残らずどうぞ!
「それは決して大きいとは言えなくても、毎日の部活で鍛えられた胸筋に内側から押し上げられ、外側からは抵抗を無くすために開発された競泳水着によって圧迫されている胸、僕はその美しく火薬のように爆発しそうな程のエネルギーを蓄えた感じが見たくて、ついつい覗きに来てしまったんです!!」
へ、変態だー!w ドン引きしてる水泳部員の表情が素晴らしいwww つーかM属性の我々にとって水着女子に囲まれて正座ってシチュは、どう考えてもご褒美以外の何物でもございません!更に「私たちの事を覗いていたんだから、貴方も脱ぎなさいよ!」的な展開になったらそれこそ願ったり叶ったり(もういいから 結局響先輩の計らいによって七咲預かりとなった純一は、練習後に二人で浜辺の公園へ。おっぱい事件でギクシャクしていた二人の関係も、覗き事件の馬鹿馬鹿しさですっかりわだかまりが解けたようで。つーかリアルだったら「おっぱい星人+水着女子覗きコンボ」は関係修復不可能なダメージだと思いますけどね(^_^; ここで純一は七咲から、弟にあげようと買ったものの「1年前のだから」と貰ってもらえなかった変身ベルトを代わりに貰う事に。つーか流行り廃りが早い今の変身ヒーロー&ライダーものですが、実際の子供たちは数年前のものでも十分楽しんでるみたいですけどね。ウチの甥っ子も一番好きなライダーは電王みたいだし。閑話休題、いくら子供っぽいからって変身ベルトを高校生にプレゼントってw >いや、大人でも好きな人はワタシの周囲に結構いますけど! ここで今回の純一さん変態タイム。弟との話題作りのため、そのベルトを七咲に装着させて変身ポーズを取らせる純一。更にミニスカでキックまでw そんな七咲の様子を見た子供たちが寄って来ます。そうそう、1年くらい前のアイテムだったら子供はこのように食い付いて来るはずです。 結局子供たちにベルトをプレゼントした二人。帰宅後シャワーを浴びて、弟の崩れた布団を直してあげる七咲はやはり良いお姉ちゃんです。そして子供の純真な気持ちが分かる純一の事が更に気になる七咲・・・正直、フラグ立つタイミングよりも折れるタイミングの方が多かった今回ですが、2次元世界ではしっかりフラグは立って行くんですね。やはり現実(リアル)なんてクソゲーだw
本日のBGM:舞風(『薄桜鬼 碧血録』OP)
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